【未来を拓く生保の挑戦】【22卒】第一生命ホールディングスの夏インターン体験記（文系/基幹職　オープンコース）No.13915（慶應義塾大学/男性）（2021/4/17公開）

まだ夏の段階から、幅広い業界を見ておこうと思い、そのなかでも採用人数の多い、金融業界を主に見ていた。そのなかで、生命保険業界大手で、業界2位の立ち位置である日本生命に興味を持った。またエントリーシートとWebテストのみで応募できたことも魅力であった。

エントリーシートとWebテストのみの選考であったため、エントリーシートに関しては、実際にインターン選考を受けた先輩に添削を依頼した。

エントリーシートとWebテストのみで参加ができるため、志望動機とガクチカさえしっかり文章でアピールできれば、選考は通過できると思われる。

コロナ終息後の生保営業/生命保険会社としてどの企業に投資すべきか/どの国に海外展開していくべきか/以上についてのグループワーク

あらかじめ資料が配られそれを基にグループワーク。一つのワークが終わるたび、社員の方が解説を行う。

生保の営業形態。投資における考え方。

コロナ終息後の生保営業/生命保険会社としてどの企業に投資すべきか/どの国に海外展開していくべきか

1日目にやったこと

まず、業界動向や企業についての説明が行われ、その後グループに分かれワークを3つほど行う。グループワークが一つ終わるたび、社員の方から解説をいただく。その後、初めに行われた企業説明をもとにクイズ大会が行われ、最後に社員との座談会を行い終了。

なし

インターンシップ中は、座談会でしか社員の方と関わる機会はなく、ワーク中にフィードバックをいただくような場面はなかった。座談会では、他社との違いや福利厚生、給与体系について詳しく教えてくれた。

エントリーシートとWebテストのみの選考であったことから、学生のインターンシップへの参加意欲に差があり、ワークへの取り組みも、やる気に差があったため、議論を進めるのに少々苦労した。また、参加人数がかなり多く、座談会においては自分の聞きたいことを尋ねる時間はあまりとられないため、自分の知りたい情報を全て知ることはできなかった。

ワーク以外に特別なかかわりはなかった。また、主体的にワークに取り組む人も数人であり、他の学生は少し目立たなかった。

今現在、生命保険業界はどのような営業形態を取っており、コロナ禍の現在、そして終息後はどのようにしていくべきかと、今後の展望について学ぶことができたことは非常に良かった。また、どの国に海外展開をしていくべきかについて考えたことは、海外で活躍したいと考える私にとって、非常に意義のあるものであった。

インターンシップ自体は会社説明と軽いグループワークであるため、事前に入念な準備をしておく必要はないと感じるが、終盤に企業理解についてのクイズ大会があるため、詳細に企業研究を行っていれば、クイズ大会で有利になったと思う。

1日だけのプログラムであり、グループワークも非常に簡易的なものであったため、この企業で働く自分を具体的に創造することは難しかった。また、業界動向や企業説明を受け、今後、生命保険を含む金融業界は先が不透明ということを理解し、金融業界を志望することに迷いが生じたから。

インターン参加学生を見てみると、生命保険を本気で第一志望としている人はそこまで多くない印象を受けた。また、私自身、ファイナンシャルプランナーの資格を取得しており、金融に関する知識は他の人に比べ、多少あることから有利に働くのではないかと感じた。

1日だけのプログラムで、グループワークも時間をかけて取り組むものではなかったので、志望度が特別上がるようなきっかけはなかった。また、社員の方と関わる機会は座談会のみであったため、企業風土についてはあまり体感できなかったため、志望度に大きく営業を与えるようなインターンではなかった。

企業説明についてより詳しい説明を聞けたことについては多少有利になることはあるかもしれないが、参加者限定の特別なプログラムなどはないため、そこまでの優遇は受けられない。

当初は、採用人数も多く、大学のOBなども多いため金融業界を志望していた。そのなかでも、銀行マンは派閥争いが激しい、証券などはゴリゴリの営業というイメージがあったことから、生命保険や損害保険業界を中心に志望していた。また、グローバルに働きたいと思ったことから、海外事業環境の整っている、4大生保、3大損保を中心に志望していた。

大企業ならではの堅い雰囲気があるのではないかと思っていたが、インターンに参加し企業説明を聞いたことで、挑戦的な姿勢を感じることはできた。一方で、やはり少子高齢化や低金利の影響などから、生命保険を含む金融業界は厳しい環境に立たされ、将来性は厳しいのではないかと感じるようになった。また、必要になるかどうかわからないものを取り扱うより、生活上なくてはならないものを扱ったほうが、よりやりがいを感じられるのではないかと考えるようになった。