【未知の工場への挑戦】【22卒】キリンホールディングスの冬インターン体験記（理系/エンジニアリング）No.17975（名古屋大学大学院/男性）（2021/9/14公開）

ものづくりの仕事がしたいと考えており、祖父が飲料メーカーに勤めていたこともあって飲料メーカーにも興味があったから。特に四季報などで調べている中でビール会社は待遇が非常に良かったから。飲料メーカーなど機械メーカー以外のメーカーのエンジニアの業務内容があまりつかめていなかったから。

構文などは就活サービスなどを活用して過去の通過者のESを参考にした。内容としてはこの企業がどのような人材を求めているのかホームページなどから自分なりに考えて、他の企業で利用したエピソードの中から一番この企業に合いそうなエピソードを書いた。

ESは少し質問は変わっていたが内容はありふれたものであった。企業が何を求めているのかしっかりと調べてアピールできたかであると思う。

新工場をたてる上でのもろもろの検討

３日間の構成で説明会、ワーク、座談会、工場見学など

飲料メーカーのエンジニアの仕事、考え方

新工場をたてる上でのもろもろの検討

1日目にやったこと

基本的な会社情報の説明があった。説明等はエンジニアリングの業種の方がしてくださっており人事の方が説明してくださる場合より踏み込んだ質問ができた。ワークの説明がありグループの顔合わせがあった。

2日目にやったこと

オンライン工場見学があった。オンラインで現場感が理解できるか不安であったがその点をしっかり配慮してくださっての取り組みであったと思う。工場の内部やエンジニアリング職の社員がはたらく環境を理解できた。グループワークの発表準備。

3日目にやったこと

グループワークの発表会があった。その後座談会があった。座談会では様々な年次のエンジニアリング職の社員に話を伺うことができた。かなり生々しい内容も答えていただけた。

一番上の人は部長クラス

ワイン

グループワーク中にグループごとに社員の方がついてくださって適宜質問することができた。また最終日のワークの発表後に個別でフィードバックがあった。個人個人がグループワークでどのように動いていたかをよく見ていて具体的なアドバイスをくださった。

グループワークの内容が非常に重たかった。短い時間であったが細部を定量的に検討する必要があったため私たちのグループ含めて残業している学生が多かったのがつらい点であった。またオンラインでグループワークだと資料作りでどうしても効率的でない部分があり苦労した。

グループワークで関わりがあった。おのおのの着眼点や意見が的確で非常に議論のしがいがあった。特に目立っていたと感じる学生は一歩間違えれば空気が読めていないと感じるような積極性であり、学生のレベルが高い中ではあれぐらいでないとアピールできないのだと感じた。

飲料業界のエンジニアリング職の働き方や苦労を擬似的なワークや座談会を通して具体的に理解することができたのがよかった。また社員の方々や学生と三日間をともに過ごしたことから会社の雰囲気を感じられたのがよかった。またお酒を飲んで社員の方と話す機会もあり踏み込んだ内部事情を知れたこと。

キリンの工場の現行設備がどのような背景や目的から設置されているのかを理解していたらそれを応用してより説得力のある発表が作れたと思う

想像できる面もできない面もあった。エンジニアリング職の社員として工場全体の設備について幅広い領域の知識をつけて対応する仕事はエンジニアの究極形のように感じたが、キャリアアップがなく一生エンジニアリング職として周期的に工場を転々としていく生き方は自分の求めるものではなかったから。また個人的にビールが苦手であるがビールを飲む機会が想像よりも多そうであったから。

インターンシップに合格した時点である程度学歴的人柄的には適性があるのだと思うが働き方をはじめキャリアパスなど踏み込んだ項目で明らかに自分の求めるものと企業が求めているもので乖離があり、どこかでその違いが浮き彫りになると感じたから。座談会や懇親会などでプライベートに関する質問をした際に社員の方と私では人生において重要視する項目が違うことを強く感じたため。

インターンシップで働き方以外の点での業務内容や福利厚生面は非常に魅力を感じたが、働き方が自分の求めているものとはかけ離れていたため。具体的には上にも似たようなことを書いたが一生エンジニアとして工場を転々とするキャリアでマネジメントなどのスキルはほとんどつかなそうな点と転勤や休日出勤などの多さからくるプライベートの形が合わなかったためである。

例年採用される学生のほとんどがインターンシップ参加者であると聞いたから。おそらくインターンシップでおおかた採って残りを一般の本選考という形式の採用なのであろうかと勝手に想像していたため。

志望業界や志望企業は特に絞っておらず、文系の企画職や営業にも魅力を感じており全く志望が固まっていなかった。そのためとにかく各業界のトップティアの話を聞いて業界、業種を絞ろうと考えていた。しかしうっすらと研究活動で取り組んでいるFAの知識を活かした工場の効率化などに関わりたいと感じていたのでエンジニアリング職に近い領域は特に注視していた。

インターンシップ参加前は飲料メーカーのエンジニアは生産技術のイメージしかなかったが開発もするしプラントエンジニアのような仕事もあったりと幅広い領域を担っていることを知り魅力を感じた。特に飽き性の人に向いていると社員の方がいっており自分に合っていると感じた。また企業について海外展開での失敗はあったがコロナ禍での成長は非常にやり手であった。社員の方も頭の回転が非常に速く優秀な方ばかりであったので海外戦略が時流とうまくかみ合えばもっと成長していく会社であると感じた。ただ働き方が自分には合わなかったのでその後の就活ではワークライフバランスをより重視して仕事内容と両立できる企業を探し始めた。