【研究者の挑戦】【22卒】キリンホールディングスの夏インターン体験記（理系/研究コース）No.19128（非公開/非公開）（2021/12/22公開）

食品業界の研究職として働きたかったが、オンライン説明会を受講する中で、いわゆる飲料メーカー最大手の企業が研究コースのインターンをすると知ったのがきっかけ。ほかの大手は研究コースのインターンをしているのが少なかったのがきっかけ。

事前に選考内容を調べたり、就活エージェントを通して過去にキリンの選考を経験した方からの情報収集をした。

ESを突破さえすれば、学歴は正直あまり見られていないと感じた。その人の人柄と企業のマッチングであると感じた。

エントリーシート → 最終面接

研究内容、キリングループでチャレンジしたいこと

Webで入力

採用サイトのマイページから提出

研究内容については、高校生に説明しても理解してもらえるようなことを書いた。

メンターさんに何度でも添削してもらった。同業他社との比較で自分なりにキリンの特徴を分析した。また、公開された直後に提出した。

なし

URLが事前に案内されるので、そこに入る

初めに軽くアイスブレイクをしていただけたので、緊張がほぐれた状態で臨めた(企業も素の私を評価したいんだと感じた。)質問は主にESの掘り下げ

キリンが求める人材、事業の方向性とのマッチングが重要視されていると感じた。同時に、かなり深堀されたので、研究者としてのスキルも見定められていると感じた。

研究内容を教えてください。

A：私は〇〇という物質を使って、これまでに明らかになっていない身体の○○という機能に関与しているかを検討する研究を行っています。

Q：その研究で一番つらいことは何ですか?
A：この結果が出て、次の実験をしていって、の連続の中で、最終的にどのような分野に貢献する内容かを日々考えながら研究の方向性を定めるのが難しいです。

以下、深堀り

キリンのどういうところに興味を持ちましたか？また入社していただけるという場合はどういう事をしたいですか？

A:医と食の連携という点について興味を持ちました。私は先ほど申した、研究がどの分野で貢献できるかという点において、病気になる前の健康なうちから貢献できるというところに興味を持っているので、ぜひ御社のインターンシップにて、医と食を結ぶ研究活動について学びたいと思っています。御社に入社が叶ったら、これまでに培ってきた経験を生かして、特に○○の分野で貢献ができると思っています。

なし

なし

研究に関する個人ワーク

初日は説明会と座談会、2日目は講義と個人ワーク、3日目は発表会

キリンの研究事業や、企業研究者の仕事内容

キリンの研究紹介/新規事業型の個人ワーク

1日目にやったこと

事前に自己紹介スライドを準備したうえでのグループ間アイスブレイク、社員さんの紹介があった。そのあと軽くグループワークをして、研究所の社員さんとの座談会があった。

2日目にやったこと

初めにキリンの研究事業についての講義があり、昨日とは別のグループでグループワークを行った。午後からは完全な個人ワークに移って、プレゼンテーションの準備を各自で行っていた。

3日目にやったこと

午前中に各自作成した個人ワークのプレゼンテーション資料を提出した。その後、2グループに分かれて全体発表会を行った。最後に全体の講評をいただき、優秀者の表彰式を行っていた。

研究所員

キリンオリジナルグッズ

オンラインではあったが、あらゆるチーム、年次のたくさんの社員さんとの交流の機会が持てた。学校での研究活動と企業での研究活動はこう違うから、こういう意識を持って大学での研究活動をするといいというアドバイスをいただいた。

難関大学の修士以上の学生が多いこともあって、グループワークのレベルはとても高かった。議論の展開が早く、くらいついていくのが大変であった。その中で自分の特徴、良さをアピールするんだという強い意識を持ちつつ、グループの一員として周りと調和する意識も持たなければいけなかったので、大変であった。

グループワークでのかかわりはあったが、それ以外でのかかわりはさほどなかった。ただ、グループワークを通して異分野の研究をしている人の価値観に触れることができたのは有意義であった。

大学での研究と企業での研究はさほど変わらないと思っていたが、あくまでも企業は営利団体であるので、そういった面での違いということを学ぶことができた。また、社員さんが求める社員像について異口同音に同じことを言っていたので、求める人物像というのがはっきりしているのだと感じることができた。

特に事前準備はいらないが、自身が行っている研究はどのような位置付けてどのような展望で行っているのかを整理しておくといいパフォーマンスが出せると思う。

もともと興味があった、健康に関する研究を、「医と食をつなぐ事業」を具体的に学ぶことによって、自分が目標とする社員像を見つけることができた。また、もし入社した場合はどのような研修を受けるといった入社後の流れについても知ることができ、面白そうだと思ったから。

インターンの参加学生を見ると、周りの研究内容やそのレベルは非常に高いものであり、このレベルの学生さんと選考をこなしていくと思うと入社は難しいなと感じた。ただ、グループワークといったところから、いわゆる「就活力」が高い学生はそんなにいなかったので、セミナーや練習を通して戦えるようになればチャンスはあると思った。

もともと健康に関する研究活動をしたかったが、実際に医と食をつなぐ事業について知り、その内容と規模、将来性を考えるととてもやり合いのある仕事ができると想像できた。また、社員さんも温和で優しそうな人ばかりで、自分が理想としている雰囲気であると思った。

インターンで評価された学生は1対1の個別面談に招待される。その面談に招待される善人に案内があるかは不明だが、早期選考に進める人もいて、そこから内定をもらえる人もいた。

成績を問わず、インターン後の懇親会には全員呼ばれる。評価をされなかった場合そこで終了らしく、優秀者のみ別途面談を設定される。そこから早期選考に進める。

業界はあまり絞っていなかったが、健康に関する仕事をしたいと思っていた。IT企業でもヘルスサイエンス事業を行っている企業があったため、そういった仕事にも興味があった。インターンシップには業界問わず面白そうな仕事ができるであろう会社をたくさん受験した。その中でたまたまキリンのインターンシップに受かった、というような状況。

国内最大手群の飲料メーカーがどのような研究活動を行っているのか、その仕事内容はこういうものであると知れて、志望度が上がった。ほかにもいくつかのIT企業のインターンに参加したが、行っている研究との親和性や待遇を考えると飲料メーカーでの研究職として就職したいと思い、インターン参加後は食飲料メーカーに絞って就職活動を行うようになった。