【未経験からの挑戦】【18卒】日本IBMの夏インターン体験記（文系/ITスペシャリスト）No.2203（慶應義塾大学/男性）（2018/4/4公開）

インターンに申し込んだのが夏前だったため、就活にあまり真剣に取り組んでおらずとりあえず名前を知っている会社だったため応募した。また面接も電話面接一回で負担がかからないため、どんな会社かよく分からないがインターネットで軽く調べてESを提出した。

何をしている会社なのか全く分からなかったため、企業のHPで簡単に勉強しておいた。また、ESを書き慣れていなかったので先輩に添削してもらった。

就業体験

前半にやったこと

初日に会社紹介をした後にハッカソンと称して２日間、IBMのプロダクトであるWatsonを用いてサービスの試作品の制作し、最後にプレゼンテーションで順位を競った。

後半にやったこと

ITスペシャリスト職の部署に配属され、仕事先に同伴したりディナーやランチを一緒に食べ交流をしたりした。最終日にはインターンのまとめとして配属先の部署の社員の方の前で成果を発表した。

プログラミングの部署のリーダーの方

Tシャツ

配属先の社員と会話している際に、サークルで理不尽な先輩と接して苦労した話をしたら、そういう経験は社会に入ってからすごく大切だから、どんどん面接でアピールしなと言われたのが印象的だった。

ほとんどプログラミングの知識がないまま参加したため、ハッカソンでプログラミングを用いてサービスを作成するのにとても苦労した。事前にインターネットで各自学習してくるようサポートはあったものの、自力で理解することができないまま当日を迎えてしまい苦戦した。

IT業界という普段あまり馴染みのない業界でSEがどのように働いているのか学べてよかった。IBMは最先端の会社で仕事もクリエイティブなものばかりというイメージを持っていたが、配属先の社員の方から、そういった仕事は一部でほとんどは地道な他者のSEの仕事と何も変わらないという話を聞けて、プログラミングに興味がないととてもじゃないとやっていけない会社なのだと体感した。

ハッカソンではプログラミングの知識が必須なので、事前によく勉強しておいた方がいいです。チームに偶然プログラミング経験のある学生が2名いたため何とかなりましたが、初心者しかいなかった場合は相当厳しい。

配属先の社員の方についていった際に、常駐SEとしてお客様先で皆が黙々とパソコンを打っている姿を見て、こんなに暗い職場では自分はやっていけないと思ったから。プログラミングに興味のない自分がずっとパソコンと向き合って働いている姿はあまり想像できなかった。

インターンの内容が、一人一人の学生を評価するというよりIBMについて知ってもらうためのものに近かったから。ハッカソンでプレゼンはあったが、人事の社員が一人一人をチェックしているような様子はなかった。また、面接免除といった本選考での優遇もなかったし、人事や社員からその後特別に連絡が来ることもなかった。

日本IBMのITスペシャリストということで、人工知能や最先端のテクノロジーを駆使して新しいことをやっていけるのではないかと期待していたが、実際に働いている社員の話によるとあまり他社と変わらないということが分かったから。もともとSEの仕事に興味があったわけではないので、本選考で受けることもないと意思が固まりました。

具体的に面接免除や内定者限定イベントの開催等のフォローがあるわけではないが、私のコースのインターンに参加した学生の人数が5名程度と限られているため、本選考の面接でインターンで興味を持ったことについて話すと印象が良いと思うから。

インターンシップ参加時は就活が始まったばかりの９月だったので、特に志望業界を定めておらず、金融・コンサル・ITと幅広い業界の会社を見ていた。そのため、夏のインターンでも信託銀行・コンサル・生命保険・損害保険といった異なる業界でインターンをしていた。IBM以外のIT企業は全く知らなかったので、インターンに応募すらしていない。

周りの学生が皆大学でプログラミングの勉強をしていたり、ハッカソンのイベントに参加してプログラミングの腕を磨いていたりと、学生時代に何かしらプログラミング関係の経験を積んでいたので、何もしていない自分では入ってもやっていけないと感じた。そのため、IBMのインターン以降はIT企業を志望業界から外して就活を進めていった。