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富士通株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒富士通株式会社のレポート
公開日:2019年6月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 営業職
投稿者
選考フロー
企業研究
なぜ自分がICTに興味を持ったのか、その中でなぜ富士通に入社したいのかを具体的に説明できるようにすること。例えば同じICTだとNEC、日立が競合他社であるし、SIerとしてはNTTデータやコミュニケーションズなどとの差別化を図る必要がある。加えて、毎年ESの設問にあるように「富士通で実現したいこと」は面接で必ず聞かれることの一つである。富士通は自社でAIやクラウドなどの最先端技術に加え、富士通研究所を持ち常に新たな技術を生み出すことに挑戦している。また事業領域がかなり広いため、金融・流通・製造・文教・公共・官公庁etcから自分が最も成し遂げたいことを明確にし、選択することが良い評価につながると思う。そうしたことのためにもOBOG訪問は積極的に行うべき。領域が広いため、それぞれの領域で何が行われているのか説明会だけではカバーしきれないことが多い。働き方やキャリアプランなど、人によっては面接で問われることもあったということなので、面接で「富士通」の社員ぽさを演出するためにも、ぜひともOBOG訪問は積極的に行ってください。
私は富士通の企業研究を行う際には、インターンシップでもらった資料やインターネット、インターンでついたリクルーターの方に疑問点をぶつけ解消するようにしていた。自分はある一つの事業の営業の方にしかお話を聞かなかったので、もっと多くの社員の方にお話を聞いておけば良かったと少し後悔している。
志望動機
私は貴社のICTを活用して、「すべての人が無駄なストレスを感じず、快適に暮らせる社会」の実現に寄与したいです。
私が高校生の時、父がストレスによる病で入院し、医師から「父にストレスを与えない」よう指示を受けました。その際に社会に目を向けると、大小のストレス要因が広く蔓延っていることに衝撃を受けました。また毎日の通学等から、交通渋滞等が大きなストレスであると初めて気づきました。
こうした交通インフラの課題に対して、貴社の持つICT技術は非常に有用であると言えます。例えば、課題の一つである「満員電車」です。貴社が持つZinraiやクラウド、センサから得られたビッグデータを活用し、乗客向けにスマートフォンを通じて「車内混雑度の見える化サービス」の提供を行います。車両ごとの人の偏りを解決し、より快適な車内環境を実現することが可能だと考え、私の強みである「傾聴力」と「巻き込み力」を生かし、より顧客目線で便利なサービスの提供に貢献したいです。
私はゼミでの「○○」という研究を通じ、○○のために社会課題を探すのではなく、社会課題の解決策として開発すべきだと考えています。
貴社は「人と共存し、人に寄り添うAI」を掲げ、より豊かな社会の創造を目指しておられます。
私はこのような貴社の考え方に感銘を受けました。貴社で私の強みを活かし、世界中の人々に不要なストレスから解放されるような社会を提供したいです。
インターン
- 実施時期
- 2018年11月
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 40代くらいの人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
一次面接なので人柄重視だと思っていたが、30分の面接のうち10分も研究について問われ少しとまどったが、落ち着いて話すことができた。また逆質問で「富士通らしさとは」について聞いた際に、面接官の方が熱く語ってくださった。
面接の雰囲気
少し堅い雰囲気で始まり、口調は穏やかだが、常に自分の考えの真意を見られているようなしっかりとした面接だった。自分の研究に興味を持ってくれていたそうで、雑談はほぼなく早々に面接に入った。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜIT業界を志望するのか、その中でもなぜ富士通か
私には、常に高い目標に挑んでいたいという思いがあり、圧倒的なスピード感を持って日々技術が進歩していくIT業界に興味を持ち志望しています。また、私は父がストレスにより倒れた経験から、「人々がストレスなく快適に過ごせる社会」を実現したいという強い想いを持っています。中でも御社はMobilityIoTプラットフォームを代表に、私が特にストレスだと感じた交通分野(Mobility分野)で強い存在感を放っており、御社であればより快適な交通を実現できると考えています。また「human centric」というように、人中心・人により添うAIを起点に、少し冷たく感じるデジタル領域において最も温かみをもって人々を幸せにできるのは御社だけだと強く確信し、志望いたします。
学生時代がんばったことを教えてください
私はゼミ長を務めるゼミで運営方法の変更を実施し、ゼミ生の参加意欲を向上させました。私のゼミは、ゼミ生の高い参加率に対して、発言数の少なさが課題でした。これまでのゼミの経験から、異なるアイデアを持つ人同士の意見交換がよりよいアイデアにつながると学んだことから、ゼミ生の参加意欲向上に取り組みました。当初、発言しにくい雰囲気を打開しようと私が積極的に発言を行いましたが、なかなかよい結果にはつながりませんでした。そこでメンバー1人1人と面談を行い、ゼミが楽しくないという声をたくさん受けました。そこで副ゼミ長らと話し合い、堅苦しいゼミからの脱却を図るため、次の3点に取り組みました。1つ目は「生徒主導」、2つ目は「気楽な雰囲気作り」、3つめは「自らが先頭で発言し続ける」。
これらを実施し、半年間粘り続けた結果、これまで発言数0回だった生徒が毎回5回発言するようになるなど、活発な議論が行われるゼミを作り上げることができました。このことから、相手の立場に立ち、何が最も必要かを考えることと、自身が最も熱意をもって取り組むことの重要性を学びました。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 人事役員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
富士通への熱い思いと、リーダーシップ、研究に力を入れてきた点から会社に入ってから勉強してくれる、と考えて採用した、と人事の方にフィードバックを頂いた。
面接の雰囲気
面接官はとても温厚な方で優しい口調が印象的だった。面接を始める際に私がサッカーをやっていることに興味を持ってくれ、雑談形式から学チカに移っていった。
最終面接で聞かれた質問と回答
社会人サッカーをやっていたそうですが、大変だったことはありましたか
高校生から40代まで様々な年代の方がいるので、自身がキャプテンとしてチームをまとめていくのに苦労しました。年代ギャップがあるため、普段からベテランと若手の間に大きな壁ができてしまい、試合でのパスの乱れや意思疎通などコミュニケーションにも大きく悪影響を及ぼしていました。そこでチームの調和を生み出すため、「バディ制」を導入。若手とベテランがピッチ内外でコミュニケーションを取れる環境の整備を行いました。実施当初は、無理矢理バディを組ませたため、なかなかコミュニケーションの向上には至りませんでしたが、少しづつうち解け合うにつれバディの和を広げ、最終的にチーム全体が一つにまとまることができ、その結果チームは、悲願の2部昇格を果たすことが出来ました。
いまの選考状況とその中での順位
様々なIT企業を受けていますが、中でも富士通が第一志望です。理由は前回申し上げたように、私には「人々がストレスを感じずに快適にすごせる社会の実現」という大きな目標があります。その中でも私は、日々の経験から特に交通渋滞や遅延など、交通領域に対するストレスを強く感じており、よりよくする必要があると考えています。御社はMobilityIoTのような、最新技術を活用して人々がストレスを感じずに過ごすことができるサービスを構想しているほか、常に研究所で最先端技術の研究に力を入れている点から、御社でこそ私の思いは実現出来ると考えています。また御社の社員の方々にお話を伺った際に、全ての方が「お客様のため」、「社会のため」という使命感と熱い思いを語ってくださり、私もこの方々のようにお客様、ひいては社会のために常に行動できるような営業を目指したいと強く感じました。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
早期選考であったため他社を辞退したら内定を出す、と言われた。内定後は早期選考内定者との懇親会があり、人事の方と話すことができた。
内定に必要なことは何だと思うか
富士通は総合電機メーカーではなく、もはや情報通信企業である。自身がIT、ICTを活用して何をこの社会に実現したいか、そしてその中で自分には何ができるかを面接で話すことが重要。インターンシップに行くと、富士通の良さをより深く学ぶことが出来る上、社員と話す機会を多くもらえたり、早期ルートに乗ることができるかもしれないので、ぜひインターンに挑戦してください。また実際に社員の方にお話を伺い、なぜ富士通なのかなどを具体的にイメージしてください。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
コミュニケーション能力が高く、自身がリーダーシップを持って何か取り組んできた人が多いと感じた。自分が何を学生時代に学んできて、何をこの会社・やりたいことで活かせるのか、そしてなぜそれをやりたいと思ったのかなど、自分になぜを繰り返すことが、結果的に良い結果に繋がってと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
面接官は常にPCを見ているので、目が合わない時間がほとんどだが気にすることはない。毎回の面接はPCに記録されているので、毎選考ごとに言っていることが異なるとつっこまれることがあるので注意してください。早期ルートに乗っても落ちる人はかなりいるので、油断せずにがんばってください。
内定後、社員や人事からのフォロー
懇親会に招待され、今後のスケジュールややっておいてほしいことについて説明を受けた。
内定後入社を決めた理由
入社を決めたポイント
- 会社のブランド・知名度
- 社員の魅力・実力
- 海外拠点で働きたい
- 会社の規模
入社を迷った企業
株式会社大塚商会
迷った会社と比較して富士通株式会社に入社を決めた理由
企業の規模の大きさと、自分の「人々の快適な生活を実現したい」という思いを最も実現できるのは富士通だと感じた。社風としては大塚商会はかなり体育会色が強く、営業力が身につきそうなところがかなり魅力的であったが、会社のブランド・知名度や、いつか海外へ進出したいという思いがあった。また、現在富士通や構造改革に着手している。そうした環境に身を置き、今後成長していきたいと考え、そしてこれまでにお話しした尊敬できる社員の方々の存在で、最終的に富士通に入社を決めた。
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富士通の 会社情報
会社名 | 富士通株式会社 |
---|---|
フリガナ | フジツウ |
設立日 | 1935年6月 |
資本金 | 3246億円 |
従業員数 | 140,365人 ※連結 ※2018年5月31日現在 |
売上高 | 4兆963億円 ※2017年度 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 田中 達也 |
本社所在地 | 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号 |
平均年齢 | 43.6歳 |
平均給与 | 965万円 |
電話番号 | 044-777-1111 |
URL | https://global.fujitsu/ja-jp |
採用URL | https://fujitsu.recruiting.jp.fujitsu.com/recruit/ |