【提案書の魔法】【23卒】みずほリサーチ＆テクノロジーズの冬インターン体験記（文系/Experience コンサルタント）No.19120（非公開/非公開）（2021/12/22公開）

コンサルティング、シンクタンク業界に興味を持っており、日系シンクタンクの仕事内容を体験してみたかったのでインターンシップに参加した。実際、シンクタンクとコンサルティングという業界の区別と言うのは実体間ベースで区別しがたい。この二つの違いを理解したかったのも理由の一つだ。

ESの提出だけで選考がなされるため、とりあえず参加されていた方のESをウェブサイトで確認し、自分のESに活かした。

面接選考やグループディスカッションが選考で課されないため、ESでいかに分かりやすく論理的に伝えたいことを伝えるかだと考える。

ある企業のデジタル戦略立案グループワーク

午前中に会社説明など、諸説明があり、午後からワーク、発表会。

コンサルティングにおける提案書の作り方。

ある企業のデジタル戦略を提案せよ。

1日目にやったこと

午前中に会社説明や諸説明がなされ、ワークに備える準備をした。午後からワークに取り組み、4時間でワークとプレゼンツ作りが行われ、終了後にプレゼンを全体で発表する。

コンサルティング推進部の社員

なし

基本的に1チームに1人の社員がついてくれるが、基本的にノータッチ。こちらからの質問や相談に対しては全て答えてくれるイメージ。一番最後にその社員との座談会があり、そこでFBをいただくこともできるようだが、自主的に聞きたい人だけ聞けるようだ。

一人クラッシャーのような学生がいたので、その人の意見を聞きながら、建設的な議論を進めるのが難しかった。また時間制限がしっかりとある中で、プレゼンまで作り上げ、その発表練習をしなければならなかったので、なかなかタイトなスケジュールであった。その中で1つの成果物を作り出しやり終えなければならないことは大変だった。

学生が一人一人主体的になってワークを進めていった。基本的にはディスカッションをしながら提案をまとめていくワークなので、基本的には建設的な議論になるようにお互いがお互いを尊重するような関わり、関係性を構築していた。

ワークにおいては限られた時間の中で、仲間と協力しながらコンサルティング業務における見積書まで導き出すための提案書の第一歩を体験できたことが良かった。また、座談会においては当初の目的であったコンサルティングとシンクタンクの違いについて社員の方から直接聞けたことはよかったと思う。

特に準備しておくものはないが、事前にデジタル戦略とはどういったものがあるのか？戦略における成功事例などを調べておくといいと思う。

今回のワークにおいては自分自身が働いているイメージがわかなかった。その理由としては、本当のレベル感でこういった話し合いが行われているのか？どういったスピードで成果物が求められているのか社員から説明がなかったからだ。また時間も4時間のワークしかなかったため実感がわきにくかった。

周りの学生のレベル感を見るに、自分がしっかりとアピールできれば内定が出ると感じた。ロジカルシンキングやピラミッド思考などそういった考え方がある程度身についている方であれば、選考の中で他の学生と違いを見せつけることができるだろう。また少しでもロジカルに物事を考える癖を付けることで本選考でも有利に進めると感じた。

日系シンクタンクコンサルティング業界において、面白いと思える案件に携われることが分かったから。特に政府などの案件に携われるということは一つ魅力的だと考えられた。またこの企業はマネタイズポイントであるコンサルティング部門とプレゼンスポイントであるリサーチ部門でしっかり分けられており、そのどちらにも手をあげることで属せることができることも面白いと思った。

インターンシップに参加したという事実は今後の選考において一つのアピールポイントになると考える。早期選考があるのかは現在不明である。とはいえ、インターンに参加したという情報は企業に蓄積されているはずなので、何かしらで有利になると考える。

コンサル企業が気になっている。その理由は自分の就活の軸と合致しているからである。特に「環境」と「裁量」に関しては他の企業と比べ物にならないほどの経験が得られると考えている。「環境」に関しましては優秀な仲間と上司に囲まれながら日々刺激を受け成長できると考えている。また顧客の経営者様と常日頃から話ができるというのも魅力的なポイントの一つだと考える。「裁量」に関しては若いうちからその権利に伴った責任ある仕事を任され、やりがいを非常に感じれると考えている。

日系シンクタンク、コンサルティングファームは外資系に比べるとフィーが少ないということがはっきりした。社員自身もそのことを口にしており、やはりそこが自分にとってネックになると考えた。とはいえ、官公庁向けの案件に携わることもできる日系シンクタンク系の企業も面白いと感じ、自分自身の今後の就活活動の選択肢の一つとして考えようと思った。