【未来を形に】【21卒】ソニーグループの夏インターン体験記（理系/職場密着インターン）No.9890（東京工業大学大学院/男性）（2020/7/21公開）

専攻が機械系であるため，メーカーでインターンに参加することで，実際の現場の仕事を体感し，業界研究につなげようと考えていた．2週間と長期間のものだったので，1日のインターンでは得られない，企業のリアルさや実態を知ることができると思った．

具体的な企業に特化した対策は行わなかった．自己分析とガクチカ，研究内容についてはしっかりと一貫性を持った説明ができるようにしていた．モノづくりや自分のコースで取り扱っている製品に対して思うことを言語化しておいた．

○○解析によるの○○有効活用検討

1週目にやったこと

1日目は全体でインターンのガイダンス，配属部署では担当社員によるオフィスの説明とテーマ課題の説明．2日目以降はオーディオやテレビの視聴体験，実機の組みバラシ，CADの練習．

2週目にやったこと

二週目は担当社員と相談しながら，テーマに基づいたCAD設計を行い，解析を行った．その後考察を行った．発表資料のPPTも作成．最終日にPPT発表を行った．その後，懇親会．

学生が配属された課の社員20名ほど

コンペではない

なんでも，すぐに質問していたことを非常に評価された．担当の社員もそのおかげでアドバイスしやすかったと言っていた．モデルの検討では考えすぎたり，細かすぎることがあまりよくないと言われた．仕事では効率を意識することも重要であうと助言された．

解析は他の課の社員さんに業務の間を縫って行っていただくため，構造検討のモデル数がかなり制限された．そのため，少ない解析回数で有用な結果を導き出すようなモデルの検討が必要だった．2週間という短い期間だったので，実機を使用した解析ができなかったのが残念であった．

メーカの中でも，扱う製品によって，一人が担当する業務範囲が知異なることが分かった．部品点数，つまり製品の複雑さによって，製品検討から市場に投入されるまでの工程数やスケジュールが異なることがわかった．また，実際の企業の雰囲気や文化が分かった．

インターンシップで事前に想定できる必要とされる技術的なスキルは準備しておくとよい．自分の場合はCAD操作やPPT作成スキルなどは大学の講義や研究活動で十分身に着けていたため，特にインターンで困ることはなかった．

今回のソニーの職場密着インターンは，単なる企業説明や事業所の見学というようなものではなく、デスクもあり，勤務時間は9：30〜18：00と，社員と同様にオフィスで働くため実際に社員が1日にどのような動きをしているのか、仕事のスピード感、会議の多さなども把握できたため入社したらどういう風に働くのかある程度イメージができた。

インターンに参加したほかの学生も非常にレベルが高いと感じた．さらに配属された課は異なるが部ではほかにも学生がいた．その部全体で本選考で採用される人数は3，4人程度と聞いており，夏冬2回のインターンがあると考えると，インターンに参加した学生たちの中でもすでに3，4倍の倍率になる．そのため，インターンに参加したからと言ってからなず内定がもらえるとは限らない．

自分のわからなかっあ部分がクリアになった．自分の興味，上下関係，働く環境，福利厚生を考えても，実際に他の企業と比較してよいことが分かった．自分の働いている姿を具体的にイメージできた．以上がインターンシップの参加によって志望度が上がった理由である．

早期選考などがあったわけではなかったが，本選考ではマッチングが非常に重視されるため，インターンシップに参加し，現場の仕事や業務の内情を知っている方が，圧倒的に説得力のある話が面接時にできるため．

自分のスキルが活かせる企業ならば，業界は縛られる必要はないと考えていた．業界としては幅広く自分の興味のある，通信，IT，コンサル，デベロッパー，鉄道，メーカーをその時点では検討していた．一応，自分の選考が機械であり，推薦応募も検討する可能性があるため，メーカーの夏の2週間ほどのインターンシップには1社は参加しようと考えていた．

実際にメーカ－のインターンに参加してみると，自分の思っていたよりも，CAD操作や実機の分解などを体験して，モノづくりに携わることを純粋に楽しく感じることを実感した．対して，他の業界のインターンシップに参加した際に，あまり面白いと感じることができなかった．そのため，自分はこのインターンシップ以降，志望業界をメーカーに絞ることにした．