【未知の領域への挑戦】【21卒】ソニーグループの冬インターン体験記（理系/R&D）No.9742（横浜国立大学大学院/女性）（2020/7/20公開）

世界に市場を持つ企業がどのような働き方をしているのか興味を持ったことが最大の動機。職場密着型インターンのため、実際に働いている方々と一定期間一緒に働くことで、自分の将来の仕事に対するイメージが広がると思った。

事前にどのような職種があるのかを調べ、自分の現在の専攻に近い研究をしている部署に応募した。ES・面接ともに、研究内容を重視していると思ったため、自分の研究内容を他人に説明できるように、見直した。

実際に使用されている部品の評価

1週目にやったこと

１日目は顔合わせ、取り組むテーマの発表が行われた。２日目は実際にどのようにテーマに取り組んでいくのかチューターと話しながら、計画を立てた。３日目以降は実施に実験を行い、５日目に部署内の数人に向けて中間報告を行った。

2週目にやったこと

２週目は実験と解析をメインに行った。６、７日目は１週目の実験結果を生かしつつ、発表できるような実験結果をとれるよう努力した。８日目は報告資料の作成をメインに行った。９日目の午後に発表を行い、最後に懇親会が開かれ、終了。

人事、部署の課長

なし

プレゼンの質問対応の中で、間違ってても自分の意見を言うことが大事だと言われたこと。私の場合、間違った意見は言わないようにする癖があったため、それを改善するきっかけになった。

自分の今の専門とは少し異なる領域だったため、学問的な理解の面で難しいことが多くあった。２週間という短い期間で、テーマを理解し、実験を一から行い、まとめるのは時間的にかなり厳しかった。また、他のインターン参加者と関わる機会がほぼないのが残念だった。

インターンシップ中に様々な社員の方と関わり、話すことができ、参加してよかったと思った。その中で、社員の方の技術への想いの強さを感じることができた。このような想いの強さは大学で研究しているとあまりないので、実際に製品に関わる方はこんなにも強い想いを持っているのかと感動した。

事前の準備・勉強は必要ないと思うが、日々の研究活動できちんと計画を立て、スピーディーに動くことができればよいと感じた。

実際に働いている社員の方と机を並べて過ごしたり、実験も社員の方が使っている設備を使っていたので、どのように働くか想像することができた。また、お昼や懇親会なども一緒に参加させていただいたので、雰囲気も知ることができ、実際に働いたらどのように過ごすのかもイメージすることができた。

インターンシップに参加している中で、自分の計画の立て方の甘さが自分自身で感じてしまったので、社員の方にも伝わっていたと思う。また、発表の際にも、もっと他人に分かりやすい資料を作り、発表することができたと思った。私より良い学生はいっぱいいると感じてしまった。

志望度は下がりも上がりもしなかった。実際に社員の方と一緒に働いてみて、長い時間一人で実験や解析を行っているのは自分には合わないと思ったため、志望度が下がった。しかし、働きかたや雰囲気などは良い点があったので、そういう面では志望度は上がったようにも感じる。

インターンシップに参加したが、本選考で落ちたため、確実に有利になるとはいえない。しかし、インターンシップで高い評価を受ければ、もしかしたら有利に働くのかもしれない。

身近な製品にかかわることができて、知名度の高いメーカーが良いと思っていた。その中でもソニーは結構上位に感じていた。
志望職種でいえば、大学で研究をしているのもあって、研究職で、できれば今の研究内容が生かせる仕事内容が良いと思っていた。開発や設計はどのような仕事をするのかわかっていなかった面もあると思う。

このインターンシップに参加したことで、実際に研究職がどのような仕事をしているのか、またソニーでどのような人が働いているのか理解することができた。その結果、自分には研究職が向いていないと感じ、もっとチームで取り組める開発や設計をメインに就職活動を行うことにした。また、自分の今の研究に直結してもしなくても良いと思えるようになった。