22卒 インターンES
戦略コンサルタント職(EYパルテノン)
22卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
これまでに最も力を入れてきたこと、失敗したこと、成功したこと、学んだこと、得たことについてお答えください。
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A.
わかりやすく物事を伝える技術を磨くことに最も力を入れ、周囲からフィードバックを受けられるようになった。 研究活動を通して、周囲の人に困難な点を説明し協力を得る為にはこの技術が必要であると感じた。しかし研究活動の開始当初は発表がうまくできず、聞き手側から「内容が飛躍していて言いたいことがよくわからない」と指摘されることがあった。改善点として、話の大筋が掴みづらいことと聞き手側へ背景知識が十分共有できていないことの2点に着目した。前者について、得られた結果をストーリー立てることで、それぞれの実験の目的が伝わるようにした。また本筋から逸れる箇所はできるだけ省き、質問されれば説明することにした。後者について、どんな質と量の背景知識を提供すれば、結果を理解できるかの検討が難しい点であった。解決の糸口としてテーマを詳しく知らない学科の同期を相手に、どれくらいの情報が最低限必要かをヒアリングし、内容を洗練した。この結果研究背景も十分かつコンパクトで筋道だった発表を行うことができ、卒論発表会では周囲の教授陣から今後の研究の方針に関わるたくさんのアドバイスを頂けた。 また学んだこと、得たこととして、研究活動において自分と周りの人が持つ仮説が異なる時に、理由を検証してより良い仮説構築に繋げたエピソードについて述べたい。 私の研究室では週一回報告会があり、事前にデータの解釈を行い、仮説を立てて臨む。しかし私のデータを見た人が、異なる解釈をする場合もある。これは自分にない視点を得るチャンスである。自テーマは自分が最も理解しているが、実験手法は多くの人で共通しており、私よりも詳しい人もいる。つまり自分はテーマ自体の、周りの人は実験手法自体の知識が豊富だという違いがあるため、異なる解釈が生まれるということだ。そこで私はどのような知識に基づいて解釈しているのかを説明し、相手にも同じことを求めた。この過程でメンバー全体の前提知識レベルを一致させることができ、最適な解釈と仮説構築ができるようになった。私は見解の相違が起きる場面ほどそのプロジェクトが健全に進んでいることを表し、また発展させるチャンスなのだということを学んだ。 続きを読む
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Q.
その他、ご自身の得意分野などがあれば自由にお答えください。
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A.
私には集団のパフォーマンス向上を促すリーダーシップがある。 私は所属サークルの新歓代表として、新入生数を増加させる必要があった。そこで勧誘側のコミュニケーションスキル向上を企図し、新入生相手の振る舞いをサークルメンバーが身につけるための新歓勉強会を企画した。サークルの魅力や雰囲気を伝えられるコンテンツとして一分間プレゼンやあいうえおトークテーマ集を考案した。この練習を通しメンバー全員が端的に話す力と雑談力を身につけることができた。実際に新入生と相対する場面でも、多くのメンバーが勉強した内容を生かして円滑にコミュニケーションを取れているのが見てわかった。結果として平年比120%の新入生数を確保できた。 続きを読む
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Q.
EYパルテノンを志望する理由についてお答えください。
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A.
私は日本の製造業、特に製薬や食品会社の経営に携わりたい。そのため若手から経営を学べる環境がある経戦略コンサルタントを志望する。 私はできるだけ早く企業の経営に携わりたい。そのためにはメーカー内部から経営幹部に昇進するよりも、コンサルティング業務を通し多くのクライアントと関わり、各案件から経営の知識を得て外部から招聘される方が近道だと考えている。貴社はライフサイエンス関連・製薬業相手のコンサルティングに強みを持ち、ノウハウも蓄積されていると理解している。また私が関心を持つバイオベンチャー企業においては、製薬大手による買収も多く起こり、貴社のM&A経験を活かしたコンサルティングができる。また御社は近年事業拡大に伴い新卒採用を開始した成長著しい企業だと認識しており、社員の方々も社会に変革をもたらしたいという強い意欲を持った方が沢山いると考えている。日々成長を望む人間が周りにいれば、自身のマインドにも良い影響を与えることを私はサークル活動を通して経験してきた。そのため他のファームではなく貴社のカルチャーの下で働くことで最も大きな成果と自身の成長の二つを実現できると考えている。 続きを読む
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Q.
あなたの将来のキャリアに対する希望や目標についてお答えください。また、その実現に近づくために努力していること、達成したことをお答えください
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A.
私は生涯をかけて科学、特に生命科学の地位向上に寄与したい。生命科学の成果を社会に最もよく還元している事業は製薬、食品、消費財だと考えている。そこで将来はこれらの企業の経営に関わり、商品を通して科学の価値を世間にもっと知ってもらえるような活動をしたい。その結果研究者の待遇改善が進み、優秀な人材がアカデミアに残れる環境を作っていきたいと思っている。この目標を達成するため、現在は研究活動を通して科学手法や研究現場の理解を深めている。また分野外ではあるが経済についても興味を持って学んでおり、財務諸表の見方、企業分析の仕方を勉強し、経営に生かしていきたいと考えている。 続きを読む