22卒 本選考ES
技術系総合職
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- Q. 10年後の世界はどのようになっていると考えますか。それを踏まえ、 キヤノンに入社してやりたいこと、実現したいことは何ですか? (できる限り具体的な根拠を示しながら記載してください。) (600文字以内)
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A.
10年後、日本では少子高齢化が進み、医療従事者が不足していると考えます。平成30年に発表された経済産業省の人口推移に関する発表によると、2030年には高齢者の増加、現役世代の減少がさらに加速されると推測されています。以上から、治療が必要な患者は増加、医療従事者は減少し、医療従事者の不足が加速されると予想できます。また現在新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、都心部では病床使用率が最大○割を超える状況となっており、深刻な医療従事者不足が社会問題になっています。10年後に同じような感染症の世界的大流行が起きた場合、現在よりも医療従事者の不足が深刻になり容易に医療崩壊してしまうと考えられます。これを踏まえ、将来貴社に入社して、医療従事者の負担を減らす医療機器を作りたいです。具体的な取り組みとしては2つあります。1つ目は医療従事者の業務効率を向上させることです。医療従事者のニーズを叶えた使いやすい医療機器や、ITを駆使した電子カルテや健診支援システムなどを提供し、機器のトレーニング時間や事務負担を軽減することで業務効率を向上したいです。2つ目は、医療従事者の業務をとって代わることです。診断システムや治療システムにおいて、複雑な設定や結果の処理など全ての工程を自律的に行い、医療従事者はスタートボタンを押すだけという医療機器を作ることで、医療従事者の負担の大幅な軽減を実現したいです。 続きを読む
- Q. 学生時代に力を注いで挑戦したこと(していること)を教えてください。 (その挑戦において、困難だったことや、その困難にどのようなアプローチで取り組んだか、またその経験から得られたことなどを具体的に記載してください。学業もしくは学業以外でも可) (400文字以内)
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A.
学部時代に○○○○ロボットコンテストに参加し、狙った所にボールを投げ込む○○○○アームの設計に力を注ぎました。製作中はボールの投射精度向上と軽量化の両立が課題でした。課題解決のため、自分だけでなくメンバーに積極的に意見をもらうことで、広い視野で解決案を考えました。また、サークルで前例がなくメンバーが案の採用に消極的な時は、すぐ試作に挑戦し実現できることを示して案の採用までこぎつけました。さらに採用された案は実機搭載できるよう粘り強く改良しました。結果、サークルで前例がなかった機構や材料の採用を実現し、軽量性を保ちつつ、開発当初は約○割だった投射成功率を約○割まで向上させ、軽くて正確にボールを投げるアームを完成させました。この経験から困難に直面した際は、躊躇せず周囲を巻き込むこと、必要なことには何事も挑戦すること、最後までやり遂げることが大切だと学び、現在はこれを意識して研究に取り組んでいます。 続きを読む
- Q. 卒論 1.研究テーマ・分野 2.テーマの選定理由 3.これまでに成し得たこと 4.研究における独自性や新規性 5.研究過程での気づきや発見 6.苦労した点・改善点 などを踏まえて具体的に教えてください。(500文字以内)
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A.
宇宙で使用されている大きな○○(宇宙アンテナ等)の○○○○形状を予測する研究をしました。材料力学が専門となります。このテーマは宇宙機の打上コストを低減させ、宇宙開発の活発化に貢献できると考えたため選定しました。近年、板状の宇宙構造物を金属から○○にすることで軽量化し、打上コストを低減する動きがあります。しかし○○は打上時に必ず折り畳まれるため、宇宙では折り目がついた状態で運用されます。このように形状が乱れた状態でも構造物の信頼性を確保するため、私は○○の○○○○形状の予測精度向上に取り組んでいます。私の研究の新規性は、○○という材料の性質を考慮して予測している点です。まず始めに私は、折り目の自然展開挙動を観察する実験を行い、折り目が時間経過に伴って徐々に開き、形状が変化していることを発見しました。この発見から、高精度な予測を実現するには、従来研究では考慮していない○○を考慮するべきだと気づき、○○考慮した○○○○の形状予測に取り組みました。苦労した点は粘性材料モデルを自ら構築したことです。これにより、従来研究で最大○○%だった解析誤差を約○○%まで低減し、予測精度を向上することができました。 続きを読む