
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
学生時代に力を注いで挑戦したこと (400)
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A.
私が学生時代に力を入れたことは映像制作である。 当時好きだったアーティストのMVを見たときに曲を忠実に再現したその世界観に魅了され、自分もそのような映像を作ってみたいと考え映像制作を始めた。 しかし始めた当初作ってみたい映像に技術が追いつかず不甲斐なさを感じていた。 そこで技術の向上を図るために映像制作のグループに参加した。 その結果グループの方達から様々な技術を吸収し技術が向上した結果、海外の動画イベントにも招待された。 この経験から、私は能力の向上のために新たな環境へ飛び込むことの重要性を学んだ。 この学びを生かし、私は大学の研究室配属の際にそれまで興味はあったが、触れる機会がなかったため躊躇っていたプラズマ工学研究室に入った。 現在ではさらなる技術の向上により、映像制作を学び始めて1年で5件程の依頼を頂けるまでに成長した。これからも様々な技術を吸収し経験を積んで行きたいと思っている。 続きを読む
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Q.
貴方の研究テーマについて教えてください (600)
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A.
私はプラズマを用いたポリマーの親水化を研究している。 近年日本では少子高齢化が進み、臨床検査で用いられる医療用チップが注目されている。このチップは同時に複数の検査が可能で必要な体液量も少ないことから患者への負担が少ない。このチップは2枚のプレートを接着することで作製される。以前は素材にガラスがよく用いられていた。しかし、ポリマーの方がガラスよりも安価で、独自の特性を持つものも存在する。そのためガラスではなくポリマーを代わりに使用することも増えてきている。 しかしポリマーは疎水性であり接着が困難であるため、親水化が必要である。親水化の方法には様々あるが、中には材料全体の性質に悪影響を及ぼし応用先が限られてしまうものも存在する。そこで私は特にプラズマを用いた親水化を目標に研究している。プラズマとは固体、液体、気体に続く物質の4つ目の状態である。プラズマを物質表面に照射することで、材料全体の性質に悪影響を与えず最表面のみの処理が可能である。実験装置が研究室のものでは不適であったので自作したが、ポリマーが溶けてしまうほどの熱を持つプラズマが発生してしまった。これを改善するため、3DCADを用いて装置の設計をやり直した。すると低温のプラズマを得ることが出来た。 結果的に親水化は可能だったが、得られた親水性では接着に不十分である。そのため現在は親水化に関わる物質の量を増加させる方向でアプローチを行っている。 続きを読む
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Q.
なぜキヤノンを志望するのかを教えてください。(400)
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A.
私は暮らしへの高い貢献度と、最先端の挑戦が出来る風土を重視している。 その背景には、学生時代の写真部の活動がある。写真部では慈善活動として孤児院に行っていた。そこで私たちは施設の子供達と遊んでいた。卒業で最後の訪問の際、仲良くさせて貰っていた子供達から似顔絵をもらい、嬉しく思った。 この経験を通じて、人々の暮らしに寄り添う大切さを学んだ。写真やアルバムなど視覚的な情報を以てカメラ業界は暮らしの身近に存在することから、人々の暮らしに寄り添えると感じた。 その中でもpowershot シリーズのクラウドファンディングに代表される、最先端の技術を用いた挑戦を行っている点で、貴社を志望するに至った。学生時代、貴社の主催する【写真甲子園】において、チームメンバーとの対話で作品の方向性を決めてきた。この自身の強みである【傾聴力】を技術の融合領域に存在する貴社の現場で活かしていきたい。 続きを読む
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Q.
将来、あなたが技術者として実現したいことは何ですか?(400)
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A.
私が技術者として実現したいことは、デジタル分野への応用の展開である。 新型コロナ拡大後もカメラの性能は日々向上しており、ワクチン接種に伴う外出意欲の持ち直しという後押しもありカメラの需要は戻ってきている。 しかしカメラは同時に成熟産業となりつつあり、貴社が現在インターネットカメラなどで取り組んでいる応用先の多様化の必要があると考えられる。 私は以前、外出自粛により現地での参加が叶わなかったライブをVR内で参加できた。その際に画面上で参加するのではない、仮想空間内で実際に声を聞く大切さを感じた。 そこで私が大学で学んできた電気・電子工学を活かし、新たなVR機器を開発することで現状を改善したいと考えている。 また貴社はMRシステム【MREAL】やアメリカにて新規VRプラットホーム【kokomo】の開発も進めていることからも分かるようにVR, MR分野に注力されており、自身としても貴社に貢献できる場が広がっていると考えている。 続きを読む