19卒 インターンES
研究職
19卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
当社インターンシップの志望理由を(希望テーマの選択理由も含めて)記載してください。(600以上800文字以下)
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A.
私が貴社を志望する理由は、貴社が幅広い事業領域において社会を支えているからです。また、日本だけでなく、世界にも大きな影響を与えている点も貴社を志望する理由の一つです。私は貴社の事業の中で、特に電力・社会インフラ事業に魅力を感じました。その理由は、電力という、なくてはならないエネルギーや社会の基礎となる社会インフラに携わる仕事をすることで、多くの人々の暮らしを支えられると考えたからです。また、これらの事業は社会貢献度が高く、責任も大きな仕事になるので、それらを通して、自分自身が大きく成長できると考えています。そして、私はこれらの事業に携わる際に、営業という職種で働きたいです。その理由は、製品をより多くの顧客に届けるために、自分の考えを付加価値として加えることができると考えたからです。最後に、貴社が創造的成長をするために続けていくべき事業展開は、国内市場でのシェア拡充とともに社会インフラとロボット、人工知能(AI)分野を組み合わせたサービスに注力するべきだと考えました。このサービスによって、売上の増加や「人のため、社会のため、未来につながる」新しい価値を創造できると考えます。そして私が研究している制御工学はエネルギーやインフラ分野のシステムの運営に不可欠であると考えています。しかし、制御が実際の現場で具体的にどのような仕事を担っているのか想像ができません。そこで、貴社での経験を通して仕事の内容を把握することで具体的なイメージを掴みたいと思いました。現場で掴んだイメージから業界の利点・欠点を考察し、今後の就職活動の参考にしたいと考えております。 続きを読む
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Q.
研究内容、もしくは力を入れている学問の内容を記載してください。(800以上1400文字以下)
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A.
私の研究室では非線形制御理論に基づく制御システム開発に関する研究を行っています.現在,自動車や飛行機、産業用ロボットなどの制御システムに対して, 安全性を向上させるという考えが広まっています.しかし,人間の操作が加わった場合での安全の定義は未だ明確になってはいません.そこで私は,制御工学の観点から安全な空間を数理学的に形成し,人間の如何なる操作に対してもシステムを安全に保つ研究を行っています.具体的には,バリア関数と呼ばれる外乱の影響を受けても安全性を保証することができる関数を用いて安全な空間を形成します.しかし,従来の方法ではバリア関数の設計条件が厳しく,形成された安全な空間が狭くなり,操作性が失われる欠点がありました.そこで私は,安全な空間を再定義し,設計条件を緩和したバリア関数を提案しました.これにより,操作性を失うことなく,安全な状態を維持するような制御システムを構築することが可能となります.この研究は研究室では前例のない研究で,まずは事故を回避することを目的として取り組みました.初めは論文を読み理論構築に必要なパーツを集めていましたが,それらは安全な状態の厳密な定義がされていないことに気づきました.そこで私は安全を数理学的に具現化することに焦点を当てました.しかし,それには「安全とは何か?」「危険とは何か?」「その境界は?」ということを数理学的に表すことが課題としてあります.ここで私は何故事故が起きるのかを検討しました.そして事故は自動車自身が事故を防ぐ操作がなくなることで発生するのだと考えました.私は事故を回避する操作が存在する状態を安全とすることで安全の体系化に成功しました.私は自動車を制御対象とし,運転手の操作を考慮した危険回避システムの構築に取り組んでいます.現在までに,ブレーキ制御とステアリング制御においての理論を構築しました.そして,RCカーを用いて実験装置を開発し,それを用いて提案法の有効性を検証しました. 続きを読む