【20卒】キユーピーの冬インターン体験記（理系/研究開発職）No.4413（東北大学大学院/男性）（2019/3/13公開）

研究開発系のインターンシップに参加したことがなかったので、一度参加してみたいと思って応募しました。文系就職を考えているのですが、一度研究系の実際の仕事も見てみないと判断ができないと思ったので、参加してよかったと思います。

研究開発系のインターンシップだったので、エントリーシートの各設問で研究系の内容に結びつけることを意識しました、面接は特に対策せずに向かいました。

応募 → エントリーシート → WEBテスト → 最終面接

質問に対して冗長にならず、端的に答えられたことがよかったと思います。周りの学生には、かなり長々と話してしまっている学生もいました。

エントリーシートに書いたキユーピーへの提案をもう一度自分の言葉で話してください。

私は、ハラール食品の充実を提案します。
貴社ではすでに、ハラール認証を取得したマヨネーズが販売されています。
私の研究室にもインドネシア出身のムスリムが数人いるのですが、「マヨネーズを食べるならキューピー」という印象が既にある様です。
インバウンド需要が増加している昨今、このイメージを利用し、ハラール認証を取得した商品のラインナップを増やすことで、さらなる顧客の獲得が可能になると考えています。

研究内容についてわかりやすく教えてください。

底引き網漁という漁法では、多くの深海性の魚が混獲という形で捕獲されています。混獲は目的とは違う魚種が捕獲されることを意味しています。しかし、深海魚はその特異な見た目から人気・価値が低く、そのまま海に返されてしまうことがほとんどです。この時彼らはすでに絶命しており、資源面・環境面から見ても非常に無駄なものとなっています。このような漁業における無駄を無くすため、混獲される深海性魚種において、遊離アミノ酸含量やEPA・DHAなどの脂肪酸組成を分析することで、付加価値を加えようと尽力しています。

潜在ニーズの発掘、ニーズを満たす新商品の開発

1日目にやったこと

まずは一人ずつ自己紹介を行い、キユーピーについての説明、研究開発職についての説明が行われました。その後、カップ焼きそばを食べる動画を見て潜在ニーズを発見する、というワークを行いました。

2日目にやったこと

二日目は、野菜をたくさん食べたいというニーズに対して、個々人で新商品を開発する、というワークでした。実際に料理をする場面があり、それを元に発表を行いました。その後は座談会がありました。

研究開発系社員の方々

なし

「潜在ニーズは様々なところに隠れている、それを見つけ出してお客様の痒いところに手が届くようにしていくのが、商品開発の仕事です」という言葉が印象に残っています。言葉で言うのは簡単ですが、実際に行うのは非常に難しかったです。

潜在ニーズを発掘して発表まで行うワークがあったのですが、時間があまり無かったので、思ったような答えにたどり着きませんでした。普段こういったことをする機会は少ないので、大変でした。また、実際に料理をする場面があったのですが、アイデアがなかなか浮かばず、浮かんでもそれを具現化するのに苦労しました。