- Q. 志望動機
- A.
株式会社日本総合研究所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2020卒株式会社日本総合研究所のレポート
公開日:2019年7月25日
選考概要
- 年度
-
- 2020年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- ITソリューション
投稿者
- 大学
-
- 慶應義塾大学大学院
- インターン
-
- NTTデータ
- NTTコミュニケーションズ
- NTTコムウェア
- BIPROGY
- みずほリサーチ&テクノロジーズ
- ジェーシービー(JCB)
- SCSK
- 日鉄ソリューションズ
- 日本総合研究所
- NTT都市開発投資顧問
- 入社予定
選考フロー
企業研究
コンサルティングの会社ではあるが、メインは三井住友グループ向けのSI業務であり、自分自身が受けた職種もITソリューションというSI業務に携わるものであった。
そのため、他のSIerとの違いや金融に特化したSIerで働くことのおもしろさについて話せるようにする必要がある。
OB訪問やインターンシップに参加することで社員さんの生の声を聞き、志望理由に組み込んでいった。
また、入社後どのような業務に携わりたいか、どのようなキャリアパスを描いているかもよく聞かれるので、OB訪問で情報収集しながら考えた。
面接が進んでいくと、向こうからOB訪問をしないか、という打診が来るので入社する意思があれば時間を見つけて受けるべきである。
志望動機
志望動機はSI業界を選んだ理由と、その中でも日本総研を選んだ理由の二つに分けることができる。
まず、SI業界を選んだ理由はITの力で世の中を便利で豊かなものにしたいからである。そのきっかけは普段生活の中でITを使えばもっと便利になるのに、と思う機会が多かったからである。
IT業界にもWeb業界など様々な業界があるが、大きなシステム作りに携わり世の中の仕組みを作り、生活を根本から変えていけるのはSI業界だけであると考え、志望しました。
二つ目にその中でも日本総研を志望した理由ですが、金融は人々の生活の重要な要素となっており、そのシステム作りに携わりたいと思ったからです。他の企業では配属のリスクがあるが、日本総研なら確実に金融システムに携われる点に魅力を感じました。
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2019年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
採用ホームページ・説明会・セミナーなどで日本総研の考え方に触れ、どのようなポイントに最も共感したか教えてください。
ES対策で行ったこと
ワンキャリアで他の就活生がどのような志望理由を書いたか参考にしながら、自分の志望理由、ガクチカ等を練り上げていった。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 中堅、課長クラス
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
この企業に限らず、話の内容よりもしゃべり方、コミュニケーション能力が大切だと思う。わかりやすくコンパクトにつたえることを意識していたためそこが評価されたと思う。
面接の雰囲気
かなり穏やかな雰囲気、圧迫や厳しい質問はなく、学生の人柄を引き出そうとしていたと思う。
志望動機よりも学生時代何をしていたかなどがメイン。
1次面接で聞かれた質問と回答
これまでに達成感を感じたことは?
大学のカート作成の実験です。
チームを作り、作業を効率化し、規定時間内により多くのカートを作成することが実験のテーマです。作成手順は自由であるためどのような工夫をすれば作業を効率化できるか、全員が意見を出し合うことが重要でした。
そこで私はリーダーを務め、どんな意見も否定しないというルールを作り、意見を出しやすい環境を作りました。採用できない意見も多く出てきましたが、その意見を工夫し、利用できる形に変えた意見も出てきました。突拍子もない意見も積極的に発言することで、新しいアイデアに繋げることができました。その結果、大幅な作業の効率化に成功し、優勝できました。
1人では思いつかないようなアイデアを出し合い、多様な意見を吸収しながら1つのプロジェクトを完成させることができ、チームで働くことのやりがいと大きな達成感を感じました。
失敗から学んだことは?
1か月間、離島という閉鎖的な環境で住み込みのアルバイトをしたことです。
生活が単調で、顔を合わせる人も常に同じであったため仕事後の行動もマンネリ化し、リフレッシュできない環境はとても辛いものでした。家族や友人の支えがない中で働くことの大変さを実感しました。
この状況を打破するために、仕事上の信頼関係を築くこと、私生活上の人間関係を充実させることの2つに力を入れました。
まずは、仕事上の信頼関係を築くため、アルバイト中、従業員の方の立場に立ち、相手が何を考えているのか、何をしようとしているのかを考えコミュニケーションを取りながら行動しました。すると、従業員の方からも相談されるようになり信頼関係を築くことができたと思います。
さらに、仕事上の信頼関係を構築できたことで、プライベートな会話も徐々に増えてきて、趣味や出身地の話をすることでより親密になることができました。また、休日に食事をごちそうしていただくなど私生活面でも良い影響が表れました。
信頼関係を築くためのコミュニケーションが人間関係を充実させることにも繋がり、この逆境を乗り越えることができました。
グループディスカッション 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生5 面接官不明
- 時間
- 30分
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 1週間以内
テーマ
市場価値の高い人間とは?
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
ほとんどしゃべることができなかったが、しっかりメモを取って他の人の意見を吸収していた点を評価していただいた。
本来であれば不合格だと思うので、グループごとの合格、不合格なのではと思う。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2019年04月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 人事部長、採用担当
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
1次面接と同様まずは人間性やコミュニケーション能力を見ていると思う。それとは別に最終面接では入ってから何したいかということも重要視していた。しっかり面接前に考えておいたので評価されたと思う。
面接の雰囲気
1次よりは厳かな雰囲気はあったが、最終面接にしてはかなり穏やかで話しやすい雰囲気だった。
初めから最終とは言われず、合格の電話のときに実は前回の面接が最終だった、ということを言われる。
最終面接で聞かれた質問と回答
長所と短所を2つずつ教えてください
長所は論理的思考力があること、素直であることです。
大学院の研究を進める過程で論理的に物事を考えていく必要があり、3年間の研究室生活でそれを磨くことができました。これは社会人になってからも必要なものだと思います。
二つ目は素直さです。高学歴で自身のある人は他人に間違いを指摘されてもすぐに受け入れられないことが多いが私は素直に受け入れて成長につなげることができる。
短所は決断力がないこと、積極性がないことです。
周りの意見をきいて様々な角度から物事を考えることは好きだが、一つに決断するのはあまり得意ではない。普段からその物事についてよく考えて、情報をあつめ自信を持って決断するための材料がそろっていれば迷うこともなくなると思うので、日ごろから業務に向かう姿勢を意識したい。また、これまでリーダーになるタイプではなく積極性に欠けていたが、最近はそれを解消するためにリーダーのポジションも経験しており、会社に入ってからも伸ばしていきたい。
入社したらどのような仕事がしたいか
金融システムの中でもキャッシュレス決済に興味があり、三井住友グループのクレジットカード部門でそのようなことに携わりたいです。
以前JCBのインターンシップに参加したときに、キャッシュレス決済が日本経済に与える影響の大きさやそのビジネスの奥深さ等を知り、そこからキャッシュレス決済を促進する業務に携わりたいと思うようになりました。
そのほかにも銀行の残高や入出金履歴を見れるアプリの開発など、実際にユーザーが手に取って使うものの開発に携わりたいと考えています。
はじめは大きなプロジェクトにかかわることは難しいと思いますが、経験を積み幅広い知識、スキルを身に付けて将来はプロジェクトマネージャーとして大きなプロジェクトに関わりたいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
もともと他社も受けていることは伝えてあったのでやめるようには言われなかった。ただOB面談を入れたり、内定辞退されないよう策を打ってきていると感じた。
内定に必要なことは何だと思うか
特別難しい選考でなかった。グループディスカッションのときのメンバーから考えるにMARCH程度の学歴は必要だと思う。
学歴さえクリアしていれば特別なスキルは求められず、しっかりコミュニケーション能力をアピールできれば問題ないと思う。
日本総研にかぎらず、SIerは大量採用であり、特別目立つ必要はなく学歴、コミュニケーション能力、企業研究がバランスよく整っていれば内定をもらうことはそれほど難しくないと感じた。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
内定がもらえなかった人は学歴、コミュニケーション能力、企業研究のどれかが足りていなかったのだと思う。文系の人でも内定はもらえるのでITの素養がなくてもこれから頑張る意思を見せれば問題ないです。特別優秀である必要はないと思います。
内定したからこそ分かる選考の注意点
Career Cafeという選考とは関係ないということになっているイベントがあるが、そこで選ばれた学生にだけ早期選考の案内がくるのでイベントには積極的に参加しておくとよいと思う。
グループディスカッションよりも通常の面接でわかる人間性などを重視していると思う。
内定後、社員や人事からのフォロー
内定を受けるか迷っているときにOB面談があった。
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日本総合研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社日本総合研究所 |
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フリガナ | ニホンソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 2002年11月 |
資本金 | 100億円 |
従業員数 | 2,349人 |
売上高 | 2496億7800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 谷崎勝教 |
本社所在地 | 〒141-0022 東京都品川区東五反田2丁目18番1号 |
電話番号 | 03-6833-0900 |
URL | https://www.jri.co.jp/ |