【挑戦と成長の舞台】【20卒】川崎重工業の冬インターン体験記（文系/事務系総合職）No.5541（東北大学/男性）（2019/4/18公開）

メーカーの中でも重工業やゼネコンなど大きな完成物を製造する業界が志望であったため、その１つとして川崎重工のインターンシップに参加した。実のところ、12月にも同様の1dayがあり、そこに参加した人だけに今回のインターンが紹介されているため、おそらく今後も有利になるという打算があったのはもはや言うまでもない。

選考そのものがなかったために、特に何もしなかった。強いてあげるなら、前回のインターンシップで学んだ川崎重工が何をやっているか、どんなカンパニー制なのかを復習した。実際にアイスブレイクの一環として、前回のインターンシップをもとに、川崎が国内で初めて行ったことに挙手するクイズがあり、正直わからなかったが、周りに合わせたらなんとかなった。

ゴミ処理施設の建設にかかるコンペ

1日目にやったこと

川崎重工のカンパニーごとにみる事業の詳細、そのごコンペについてまとめて発表。そのあと1対3ほどで、先輩社員との座談会。特別OB.OGなどは意識していないようだった。

人事部

なし

提案の観点としては、ざっくり、コスト、安全性、耐久性、環境などの観点から、なにか一つをあきらめるという、決断が求められていた。自分たちは耐久性を切り離したが、そのようにして様々な制約の中で決断を行うことが仕事だといわれてはっとした。

インターンシップにおいて、グループワークは他の人の積極性が乏しかった。もともとなれていないのか、軽い気持ちで参加している人が多かったのか。柄ではないが、仕方なくリーダーとなって皆から意見を引き出し、マトリクス状にステークホルダーの意見をまとめて、なるべくそれに近い形の提案を行った。

先輩社員との座談会がよかった。社員が面接で使った志望動機や、自分が社員になれた理由などかなりざっくばらんに聞けたんじゃないかと思うと同時に、所詮社員が言っている動機も川崎重工ではなくても、三菱重工でも、IHIでもあてはまる理由だなとも思ったが口には出せなかった。

特に必要ない。メーカーのインターンシップらしく必要な情報はその場で学んでいけば良いというインターンシップだった。専門知識はすべて資料に記載されているし、下手に自分だけ専門知識を披露してグループから悪い意味で頭一つ抜けてもかえって悪印象だと感じた。

今回はグループワークであるため、何かのプロジェクトの際にはステークホルダーの意見をまとめた情報をもとに会議するというイメージはつかめた。しかし、それを現地に行って集めたりするのも文系の仕事だと考えられるので、どのように個人ワークをなしているのかも知りたかったところ。

わざわざ仙台でインターンシップを行うということは東北地区からの採用人数もそれなりにあると考えられる。さらに、その2回ともインターンシップに参加し、人事にも顔を覚えられ、それなりにパフォーマンスを発揮できたため。また、川崎重工の課題を解決するという社風が自分にマッチしているというのもある。

志望度は上がった。その理由は川崎重工はもともと日本が開国して以降日本と海外の交通が頻繁になる中で、公共交通機関が発達していないという社会課題の解決を目指して創立された会社である。そのため、自分が就職の軸として掲げる社会課題の解決に見事マッチしていると感じた。

先ほども記載したが、インターンシップ参加者限定選考に入れる。そこまで有利とは思えないが、いわゆる人柄が一般参加者と比べると人事に知れ渡っている分マッチしたときは一目置かれるだろう。

社会貢献を軸にその中でも、メーカーを志望しており、重工業、ゼネコン、自動車部品を志望していた。その中でも顧客折衝の部分である営業に行きたいと考えていた。また企業の規模が大きい方が社会貢献に繋がると考え、川崎重工、三菱重工、IHIなど、清水建設、大成建設、鹿島建設、大林組など、トヨタ自動車、日産、三菱などを志望していた。

志望業会について重工業、建設、自動車の中で重工業の志望度が特に上がった。重工業はカンパニー制を採用し、半ば会社の中に会社がある感じだった。そうなると、重工業に入れば、エネルギー・環境、車両、プラントエンジなど手広くキャリアが広がることに期待を寄せている。こうして、企業の中でもなるべく事業領域の広い企業をメインに見るようになった。