【21卒】東海理化電機製作所の夏インターン体験記（理系/【技術】夏季1dayインターンシップ）No.7799（京都大学大学院/男性）（2019/10/15公開）

当インターンのテーマにもあったような、エンジニアとして長期的な視点を持った思考法について学ぶことができた。他社のインターンではよく見かける業務内容に沿うばかりで軽作業のようになってしまいがちな内容ではなく、スピード感を持って深く考えるというワークが多かったのが良かったのだと思う。

事前にインターンの実習内容は告知されていたので、当日になって内容の濃さに驚く前にある程度内容をイメージしておけば実習により抵抗なく入って行けたのではないかと思う。

企業説明の中で学歴や専攻分野の異なる様々な人材が活躍していることがわかり、また近年当企業が注力している人間工学に基づいた研究開発に興味が湧いたので、インターンを通してその分野で活躍する技術者としての自分が見えてきたと感じる。また社員の方とお話しする機会もありお互いの印象を深めることもできたので、その点でも将来働いているイメージは深まると思う。

社員の方との質疑応答を通して、当企業の事業や製品の領域とは異なる専攻分野にいる自分でも、入社後のエンジニアとしての目標やキャリアパスに関するビジョンを明確にアピールしていくことで受け入れてもらえるだろうと感じたから。自分の企業研究の視点の一つでもある「人材の多様性」を持っている企業の選考は前向きに取り組むことができるので、その企業は魅力的に映る。

お話を聞いて当企業の理解が深まった上で、製品の多様さや国際的な展開の幅広さ、社内施設の整備や福利厚生制度による労働環境の充実度の高さを知り企業自体の魅力度が個人的に上がったから。事業所の立地はやや郊外よりではあるものの住環境としては悪くなく、その地域に住むイメージも深まったと感じる。

前述の通り自分が参加した日程は他会場よりも3ヶ月も早く開催されたものであり、他者に先んじて当企業の理解と個人のエンジニアとしての将来像を描くことができている状態で就活を進めることができるのは、面接やグループディスカッションにおいて発言内容に差がつけられるだろう。

参加後しばらくして、次のインターンのお誘いが来るようになった。その中で当インターンと同内容のイベント告知があり、他の就活生に先んじていたことがわかった。

参加前は職種として技術・研究開発・生産管理等の理系寄りの職種で志望は固まっていたものの、業種としてはあまり絞っておらず職種との兼ね合いから必然的にメーカーを見ることが多かった。ただ志望業界まで絞ってしまうと見ることになる企業が減ってしまい得策ではないと考えていたため、これまでに知っていたかどうかによらず様々な業界の企業に触れるよう心がけていた。

インターン参加後はより当企業への興味が上がったので、これまで通り他のメーカーも見ていきつつも当企業が良い、と言えるような他との差別化を図るように志望理由を強化したいと思った。さらに今後のインターン参加時に確かめるべきポイントをつかむこともできたので、他社のインターンも自分次第で一層充実したものにできると感じた。さらに興味対象の企業は増えると予想されるので、今後も意欲的にインターンに参加するだろう。