22卒 本選考ES
コンサルタント
22卒 | 立教大学 | 男性
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Q.
学生時代に力を入れたこと(A4 1枚)
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A.
私は学生生活において、廃部の危機的状況だったサークルの再建を目標に、サークルの再建と運営に取り組んだ。私は大学2年次の夏からイベントサークルの代表を務めている。我々のサークルは例年30名程度で活動しているが、私の代表就任当時はイベント参加者が5名と廃部の危機的状況だった。そこで、私はこのサークルを代表就任中の1年間で再建することを目標にした。その上で、再建のために私が重要だと考えたことは2つの意味での信頼である。1つ目は人間関係における信頼である。廃部の危機に陥った原因の1つは人間関係の希薄さにあると考えた。そこで、まず幹部部員と協力して一人一人に連絡を取って各部員のことを知り、次に小イベントを複数回企画し、お互いに気が合いそうな人同士で参加してもらうようにした。これにより、全体イベントの前に一定の人間関係を構築することができ、全体イベントへの参加に対するハードルを下げることに成功した。ただし、一度多くの参加者が集まったとしても、継続的に参加し続けてもらう必要があると考えた。そこで、2つ目として結果に対する信頼に着目し、企画立案のプロセスを改革した。従来は、企画係がイベントを考案し、代表が確認した上で全体で募集をかけるというプロセスだった。しかし、この方法では部員の意見が反映されないため、部員が本当に参加したいイベントが開催されないという可能性がある。私は、これが廃部の危機に陥った2つ目の原因であると考えた。そのため、まず部員全員にアンケートという形で事前に要望を聞くようにした。その上で、カジュアルな幹部会議を開催し、幹部部員だけでなく、少しでも意見のある部員が誰でも気軽に会議に参加し、発言できる環境を整えた。そうすると、部員全員のニーズを把握することができたため、そこに部員の期待を超えるような工夫をさらに加えることで付加価値を創出することができた。その結果、イベントの質が向上したことで、リピート率も上昇し、就任2ヶ月目から毎回の企画で40人程度の参加者を集め続けている。加えて、学年が上がった際のサークル継続率が98%と過去最高の数字を出すことに成功した。また、今年度の新歓活動はコロナウイルスの感染拡大による影響で対面で行うことができなかったが、SNSやリモート会議のツールを有効的に活用することで、新入部員を45名集めることができ、さらにオンライン企画を開催することでサークル活動を継続的に行っている。以上のことから、目標のサークル再建を達成するだけでなく、歴代最大の規模と満足度を得ることに成功した。 続きを読む