【多様性を活かし、問題解決力を磨く】【16卒】野村総合研究所の本選考体験記 No.856（大阪大学/）（2017/6/13公開）

面接における質問は対策が可能な一般的なものが多かったため、どちらかというと人柄のほうを重視して見られているのではないかと感じた。そのため、質問対策だけに時間を費やすのではなく、面接慣れをしておき、本番でありのままの自分を出せるようにしておくことが大切だと思う。しかし、面接中も鋭い深堀がくることがよそうされるため、その点もしっかり準備しておくことをお勧めします。

面接官の方が、親しみやすく明るい雰囲気の方だったため圧迫ということは感じませんでした。ＥＳに沿った質問でしたが、時折かなり深くまで突っ込まれて聞かれることがあったため緊張しました。

これまで直面した困難なこととそこから学んだことについて教えてください

私は留学生と日本人からなるサークルのリーダーとしてメンバー統率し、運営していく過程に困難を感じました。サークルではEnglish Cafeという日本人と留学生がグループになり英語で会話をする活動を行っています。English Cafeでは留学生が決められた時間までに集ることになっているのですが、指定された時間になっても留学生が来ないという状況が起こりました。私は留学生のメンバーとの意識の差が原因であると考え、留学生一人一人との対話をし、目的や問題意識の共有を行うことで解決を図りました。これを通して留学生は日本人と価値観が異なるため、常に目的を共有することで議論を行うことの重要性に気づきました。

留学生と共に生活して興味深かったことがあれば教えてください

日本人同士と話すときと違ってすべての人が全く異なるバックグラウンドや価値観を持っているため一つの話題について話し合った時にも自分では想像できなかった意見をたくさん聞けることです。そしてその意見によって物事を客観的にみることができたり、留学生といろいろな話題について話すことにつれて様々な価値観を持った人々の意見を受け入れるくせがつき、自分がこれまで当たり前だと思っていたことに対して常に疑問を持ち客観的にみる習慣がつきました。