16卒 本選考ES
経営コンサルタント職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
このキャリアフィールドで実現したいこと、および実現する場として当社を志望する理由を教えてください。(500文字以内)
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A.
私が貴社の経営コンサルタントを志望する理由は、企業の成長戦略を提案し、それを実現させることで、企業の新たな成長に貢献することができると感じたからです。私は所属するゼミにおいて、過去に実際に行なわれたM&A案件における買収価格の妥当性を検証しています。ゼミ活動を通じて、買収価格の大多数は実際の市場価格よりかなり高く、買収側はM&Aによって企業の成長可能性が大きく広がることを期待している様子が窺えました。そうしたゼミでの勉強を通じて、私も企業の成長戦略を思い描き、企業の大きな成長に貢献したいと思うようになりました。今後、国内人口の減少により、市場が縮小していく日本において、本邦企業は新規事業の開発や積極的な海外展開など様々な成長戦略を実行していく必要があります。しかし、1つの案件においてさえも様々な要素が混在しており、ひとりのコンサルタントが提案できる戦略には限界があると考えております。そのため、1つの案件に対しさまざまな専門領域を持つ経営コンサルタントが参画し、複合的なソリューションを企業へ提供することができる貴社の経営コンサルタントの仕事にとても魅力を感じ、志望させていただきました。 続きを読む
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Q.
あなたがこれまでに「乗り越えた困難」、「挑戦し成し遂げたこと」、「大学で最も力を入れて勉強したこと」のいずれかを選び、具体的に教えてください。特に、自分なりにこだわった点や創意工夫した点を、その理由とともに教えてください。(400字以内)
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A.
私はゼミにおいて企業金融を学んでおり、主として企業価値評価を行なっています。DCF法や類似上場会社比較法、単純株価平均法などを用い理論株価を算定し、実際の株価と比較検討しています。直近では、実際に行なわれたM&A案件における買収価格の妥当性を、当時の市場環境および企業の財務戦略と経営戦略の観点から分析し、評価しています。企業価値を算定する際こだわったことは、企業の成長予測やシナジーの定量化などで表した数字にできる限り高い説得力を持たせることです。なぜなら、数字に高い説得力を持たせられなければ、算出される買収価格にも説得力がなくなり、評価する意味がなくなってしまうからです。具体的には、企業の成長要因およびシナジーを徹底的に要素分解し、それぞれの要素が企業の成長およびシナジーを生み出すのにどれほど貢献したか、また、その要素は今後どのように変化していくかをひとつひとつ丁寧に検討しました。 続きを読む
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Q.
あなたの考える企業の経営課題をひとつ挙げてください。また、その課題の原因と解決策について、あなたの考えを具体的に教えてください。(500文字以内)
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A.
私の考える本邦企業の経営課題は、国内市場の縮小です。その原因として少子高齢化により、国内人口が減少していることがあげられます。解決策として、積極的な海外展開と事業再編の2つが考えられます。1つめの解決策の積極的な海外展開は、新たな収益源を確保できるだけでなく、地理的に分散した収益ポートフォリオを構築できるために災害などのリスクを分散する効果もあります。海外展開を成功させるためには、グローバル人材の育成、進出地域の市場や既存企業の徹底的な調査が必要不可欠です。なぜなら、文化の違いから日本の常識は通用せず、現地に合わせた経営を行なうことが必要だからです。2つめの解決策の事業再編は、既存事業の選択と集中により、事業ポートフォリオをバランスよく再構成し、収益を安定させる効果があります。これにより新規事業への積極的な投資も可能になります。事業再編を成功させるためには、市場環境および既存事業の適切な見極めが必要不可欠です。なぜなら、現在高い収益を上げている分野に経営資源を投入するのではなく、持続的成長のためには、今後収益拡大が見込める分野に経営資源を多く配分することが必要だからです。 続きを読む