【専門性と魅力、共鳴】【19卒】ソニーグループの冬インターン体験記（文系/Business Master Program）No.2250（早稲田大学/男性）（2018/4/5公開）

そもそも、ソニーを志望しており、業務内容に興味があり、実施しているインターンシップの中でこのプログラムが自分の専攻内容と合致していたことが一番の理由である。また、実際にそこで働いている社員に毎回参加していただき、グループワークやプレゼンにフィードバックをしていただけるという内容に魅力を感じたため。

事前に選考の内容、受け入れ部門の業務内容を調べた。エントリーシートの内容は、この分野を学んでいない人にとっては専門的で難しいので十分に下調べをしたうえで記述する必要がある。下調べはネットの情報だけでなく、新聞など日々の生活の上でソニーに関する情報に目を通すようにはしていた。

ソニーの財務的課題と提案

1日目にやったこと

はじめに人事部の方から全体のスケジュールの確認、その後、財務部の中でもかなり上の立場の方の挨拶、その後財務部の社員から業務内容の説明（為替など）が行われた。その後、説明に関する課題が与えられグループワークとそれに関する発表を行った。

2日目にやったこと

財務部の社員から業務内容の説明（IR,SR活動など）を受けた後、それらに関する課題が与えられ、グループワークを行い、各グループごとに発表。その後、最終日に行う各グループごとの最終課題に関してグループごとにテーマを決めた。

3日目にやったこと

２日目に決めたテーマを基に最終日までに各グループごとにパワーポイントを作成し、提出する。最終日は多くの社員が出席しており、その前で各グループ１５分ずつ発表。その後、社員の方々と懇親会を行い、業務などに関する詳しい話を聞くことができた。

財務部の社員

ソニー製品

社員の方々の話のレベルが専門性に富んでおり、ついていけなかったことを最終日に社員の方々に正直に伝えたところ「今回のインターンシップでこれらの話をすべて理解してほしかったのではなく、自分たちが普段どんな仕事をしているかを知ってほしかった。」という話で安心したことを覚えている。

そもそも財務などに関する知識をほとんど持ち合わせずに参加したため、初日から社員の方々の話にあまりついていけなかった。これらに関して、大学で専門分野として学んでいる生徒とは知識量に圧倒的な差を感じ、気後れした。また、最終日に向けた課題は３月１日の就活解禁後に行うため、他企業の説明会の両立が大変であった。

インターンシップに参加することで、業務内容に具体的イメージをつかむことができた。また、実際にそこで働いている社員の方々からのフィードバックや懇親会での交流を通じて、仕事のやりがいや難しさを伺うことができた。さらに、高いレベルの学生と討論することで刺激を受けることができた。

ソニーの財務状況についてもっと詳しく調べるべきだった。ホームページの中長期経営戦略などをより詳細に読み込んでおくとさらに社員の方々の話が深く理解できたと考える。

インターンシップで行うワーク全体のレベルが高く、社員が実際に行っている仕事をグループワークで行うため、業務内容への具体的イメージがつかみやすいと考える。そのため、自分がここで働くとしたらどのような仕事を任されるのかについて想像しやすかった。

インターンシップに参加することで業務内容の理解は深まり、別選考のお知らせは来たがそれと内定との直接的な結びつきは難しいと考える。実際、募集人員に対してインターンシップの参加者は多く人気企業でもあるためインターンシップへの参加は有利になるかもしれないが内定まではいかないと考える。

グループワークなどで業務内容の理解が進み、最終日の課題に向けソニーに関する様々な文献に触れるにつれ、より興味を持つようになった。社員の方々も相手が学生であっても厳しさもある真剣なフィードバックをしていただき、このようなレベルの高い企業で働きたいと感じた。

インターン実施後、一般の選考前にジョブマッチングの案内が来た。自分は特別インターンシップで目立った成果を出していないが連絡が来たため、ほとんどの人に連絡が来ているのではと推測した。

そもそも総合電機メーカーを志望していたが、この業界のインターンシップに参加する前に金融業界のインターンシップに参加していたため悩んでいた。実際に金融業界のインターンシップに参加すると他者のメーカー業界より親身になって自分の就職活動の相談に乗ってくれる方が多かったため、金融業界に志望度が傾きかけていた。

実際にソニーのインターンシップに参加して、社員の方々の業務への誇りや専門性などを伺うことによって、この業界、この会社で自分が一番将来的に成長できるのではないかと再び総合電機メーカーを志望したいという気持ちが出てきた。現在、金融業界と総合電機メーカーの両者を同じくらいの高さで志望して就職活動を行っている。