【世界トップの技術を学び、研究に還元】【20卒】ソニーグループの冬インターン体験記（理系/技術系総合職）No.5703（東京理科大学大学院/男性）（2019/4/15公開）

研究室の先輩が働いていて、イメージセンサの世界シェアがトップというのを聞いて、世界トップの技術がどういうものなのかを知りたいと思い、そこで学んだ事を自分の研究に還元したいと思って、参加しようと思った。

特別に対策したことは一切なく、とにかく自分の研究内容を上手く説明できるように研究内容を人に説明する練習をした。

WEBテスト → エントリーシート → 最終面接

研究内容を上手く伝えられた事、問題に対して、どういったプロセスで問題を解決したかを上手く説明できた所。

困難にぶつかったときどう対処したか

研究テーマである小型接触センサデバイスの開発で生じていたある問題の解決にあたり、作製するデバイスの素子構造は上から金-絶縁体-半導体という構造であるにも関わらず、電気特性を観測した時に絶縁体が機能していないという問題があった。その問題解決に向けて先行研究では絶縁体の成膜条件による解決策を検討していましたが成果が出ていない状況が続いた。そこで、私は別のアプローチでこの問題の解決ができないかと考え、改善点を見つけ出した。

自分の研究内容について

人型ロボットの指先といった微小領域で用いられる超微細接触センサの開発に取り組んだ。近年研究されている接触センサには圧力を検知する検知部とその信号を電流に変換する信号処理部が離れており、集積化した際の大面積化や伝送路の長さに応じた周波数ノイズが生じてしまうと言った問題があった。そこで私の研究ではこのような問題を解決するために検知部と信号処理部を同素子内に組み込んだ構造により、集積化した際の低面積化と伝送路におけるノイズの低減を目的としたデバイスの開発に取り組んでいる。

半導体の再配線プロセスに関する業務

1週目にやったこと

一日目の午前にインターンシップ期間中の過ごし方。午後から実際に部署に配属された。三日目に立食会があってインターンシップ生や実際の企業の人と交流ができる機会があった。

2週目にやったこと

十日目あたりに事業所で何を行っているかを実際に見学する機会があり、十二日目に発表資料作り。十三日目に成果発表会。十四日目に半導体の製造プロセスの説明をしてもらった。

部門長/部長/課長/人事

なし

結果に対しての考察を毎回しっかり考えなさい。考察は人を説得する武器になると言われ、考察の大事さ。深く考察する事の意義を教えてもらった。また、客観的に自分の発表を見る事も大事といわれた。

チューターの方がとても忙しそうにしていて、質問が中々できずに苦労した。データをどこまで取ればいいのかをわからず、データをとりすぎてしまい纏める時に苦労した。半導体製造プロセスをあまり理解していない中で行ったので、全体像をつかむのに時間がかかった。