【SE職種への挑戦】【19卒】日鉄ソリューションズの夏インターン体験記（理系/SE）No.2249（慶應義塾大学大学院/女性）（2018/4/5公開）

先輩が就職した会社であり、自分の就職活動の中でも早い段階で説明を聞くことが出来た会社であったから。SEという職種にも興味があり、インターンシップの選考も早かったため、自分の力試しという意味合いも兼ねていた。

ESを書く際に、会社のホームページを見てSEという職種を理解しようとした。ESをはじめて書いたので、就職した友達に添削してもらった。

案件の要件定義から基本設計まで

前半にやったこと

アイスブレークを毎朝行いながら、レビューに従って要件定義～基本設計を進めていった。初日から飲み会があり、同じ班の人や社員の方ともお話しする時間が多くとることが出来た。

後半にやったこと

後半も引き続きワークとレビューを繰り返して進めた。班によって進行に差が出ていたが、社員の方のレビューによって、残業をすることなく、どの班も発表の段階にまで持ち込めていた。

SEの社員

なし

社員の方からレビューの際に、「誰に向けて」「相手に何を求めて」レビューをするのかを意識することとフィードバックをいただいたこと。一回一回のレビューに目的を設定することを教えていただいた。

一つの班に8人もいたため、班内での意識共有が最初から最後までワークの鍵となった。そのことを、社員の方も最初からずっと言っていたため、みんな意識することが出来た。しかし、IT知識が一切ない学生と情報工で勉強してきた学生との理解レベルは異なっていたため、大変ではあった。

インターンシップに参加して、SEという職種の上流工程を体験することが出来た。上流工程だからこその、取引先とのやり取りで必要なことも学ぶことが出来た。また、社員との交流が多く、ワーク中に関わりがなかった社員とも懇親会で話すことができたため、社風を把握しやすかった。

SEの作業工程である、V字モデル自体を知っているとワークが進みやすかったと思う。上流だけしか扱わなかったが、知っていても良かったと思う。

今回のインターンシップでは、ワーク自体の内容は日頃の業務内容に寄せて設定されていた。しかし、ワークの方式が社員によってある程度枠組みが決められていたため、自分たちで進め方を考えるということがなかった。そのため、この企業で働く姿は想像し辛かった。

インターンシップ生から本選考を受ける学生は1割～2割程度と、社員の人事が言っていた。インターンシップのフォロー会という面談に呼ばれた際に、来年の早い段階で選考が始まることを聞いた。そして、3回の面談を経て内々定をいただけるという話を聞くことが出来た。

志望度としては、変わらなかった。まず、社風がとてもよくわかるインターンだったので、合うか合わないかを見極めることができた。懇親会という名目での飲み会が多く、体育会系の雰囲気を感じた。また、事業内容を知る機会も多かったため、会社理解を深めることが出来た。

単純に知っている社員の人数が多いため、OBOG訪問などに行きやすい。そして、早期選考の案内がほとんどのインターン生に対してされているので、有利になっていると感じた。

漠然とIT企業を見ていたが、インターンシップの合同説明会にて募集を知ることが出来た。SEやSIerを全体的に見ていたため、どの会社の仕事も似たようなものだと考えていた。そのため、どの軸で会社選びをすればよいのか迷っていた。ただ、インターンシップの応募であったため、深く考えずに多くの会社に応募をした。

IT業界の中のSEとしての仕事が、どの程度IT知識を必要としているかというものを知ることが出来た。実際は新人研修としてプログラミング研修が行われるが、それ以上の知識は必要になったときに自分で学習を行うということがわかった。取引先の企業はとても多いが、関われる会社は少ないため、仕事の幅が広いとは言いがたく、一つの部署で扱える案件のスケールを気にするようになった。