【創業者も同窓、魅力の分野】【19卒】富士ソフトの冬インターン体験記（理系/なし）No.3090（東京電機大学大学院/男性）（2018/4/13公開）

学内合同説明会ではなく、個別の学内説明会が早期に行われており、同じ大学出身の学生が数多く入社しているだけでなく、創業者まで同じ大学であり気になっていた。幅広い事業展開を行い、自分が希望する組み込み分野で力を発揮していることを知り、志望した。

基本的に先着順で行われることがわかっていたため、早めに予約した。その後は事業内容について公式サイトや学内説明会でいただいた資料を読んで知っておいた。

FSI-BOXの製作

1日目にやったこと

半日の小規模なインターンシップだった。メインはグループ作業で、FSI-BOXと呼ばれる紙でできた箱をいかに効率よく大量生産するか競うものだった。その後わずかな時間で企業説明を行い、終了した。

なし

作られた製品は全体的にギリギリ合格というものが多く、人事の人からの反応はいまいちだった。しかし、この体験の中でPDCAを回せたという感想には同意を貰うことができた。

グループで作業ということで、作業分担による高い効率化が求められたが、効率的な作業配分が難しく、個人戦になってしまいやすかった。結果、ほかのグループよりも作業が全体的に遅い上、精度も低く、人事の人からの評価はいまいちだった。個人の能力を即座に把握し、それをグループの運用に持っていくことの難しさを実感した。

このグループワークでは各作業にコストが設定されていた。もちろん先輩社員への質問もコストに設定されていたため、質問をすることに臆してしまったが、成功したグループは質問を繰り返し、効率を上げていっていた。この体験を通じて、わからないことは早めに聞いておくことの重要性を痛感した。

基本的に作業そのものは紙とハサミを使った工作なので、ハサミで紙を切る練習をしておけば作業自体ははかどるように思える。

グループ作業や、実務に対する考え方という点では、会社の姿勢を感じることができたが、実際の職場を見たというわけではないうえに、実際の業務からははるかに遠い作業だったため、この企業で働いている自分を想像するには不十分なインターンシップであったように思える。

インターンの参加学生を見て、他のIT系に漏れず、この会社も経験専攻問わず採用する企業であることが今一度確認できたため。自分のように最初から理系であり、かつ組込み系について学んできたような学生は志望動機も話しやすく、専攻に通りやすいのではないかと感じたため。

実際の職場を見ることはできなかったが、技術系社員の方や人事の方との質疑応答を経て、この会社であれば、自分が今まで学んできた専門技術を活かし、なおかつ所持資格によるキャリアアップも図れるのではないか、と感じたため。このインターンシップをもって説明会への参加を決意した。

特にこれといって採用に有利になる、選考が一部スキップされる等の発言はなかった。元々が一時、最終と二回しか選考が無いため、これ以上の短縮は難しいのではないかと感じた。

元々電子系と情報系の橋渡しをする組込み系には、趣味で電子工作やプログラミングを行っていた高校生時代から興味があったため、組込み系IT企業であり、かつ出身大学が同じ人間が数多く存在する、大手IT企業である富士ソフトにはIT系の中では最も強い興味を持っていた。もとはもっと前にインターンシップに参加しようと考えていたが遅くなり、結局年末になってしまった。

インターンシップ後、すぐにこの企業の選考を受けることに決めた。IT系はどこも選考が早いうちから行われるということを知ったため、インターンシップ後即座に説明会を予約した。IT系に関する企業研究はこの企業に絞って行っていたため、この後はIT系以外の企業に的を絞ってインターンシップや説明会に参加することを決定した。