最終面接
【学生の人数】1人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】社長【面接の雰囲気】説明会も社長にしていただいたので、どんな人が面接官だろうという不安はありませんでした。面接は、志望動機と学生時代に頑張ったことの2つをはじめに聞かれました。その後は、面接直前に書いたアンケートに沿って質問された。面接自体は主にアンケートから聞かれるので、特に突飛な質問はなかった印象です。【学生時代に頑張ったことを教えてください。】私は大学でテニスサークルに所属し、練習で指示を出す練習長という役職をしていました。サークル活動で一番苦労したことは、毎年4月に行う新入生の勧誘活動です。多くの新入生に入会してもらうため、私は練習長として練習を盛り上げようとしました。しかし、私を含めメンバーの大半は慎重派で、人とすぐに仲良くなれるタイプではありませんでした。そのため、新入生とどうやって会話を弾ませるかが課題でした。そこで、私は新入生の情報を予め知っていれば会話がしやすいと考え、新入生のプロフィール帳を作成・共有することを提案しました。その際、誰が、どのような媒体と内容で作るかを徹底的に話し合いました。そして完成したものを活用して勧誘を行なった結果、「先輩との会話が弾んで楽しい」という新入生の声が増え、例年の2倍の人数の新入生が入会しました。サークルの課題と解決法を考え、メンバーと乗り越えることができた貴重な経験でした。【アルバイトについて教えてください。】私は1年間、個別塾の講師としてアルバイトをしていました。一番困難だったことは担当生徒の一人が、学校と塾の両方で不登校になってしまったことです。初めは戸惑いましたが、すぐに自分にできることを探しました。なぜなら塾は講師と生徒の距離が近く、家庭や学校に次ぐ生徒の居場所だと考えていたからです。そこで私はその生徒と週に1度電話で会話し、塾に復帰しやすい環境を作る努力をしました。電話をする際は漫然と行わず、相手の元気が出るような話題を常に考えて電話しました。例えば、その生徒の趣味はアイドル鑑賞でしたが、私はアイドルに詳しくありません。そこで、私はSNSでそのアイドルの情報を仕入れ、生徒の話に合わせられるよう準備をしました。このような努力を4ヶ月続けた結果、その生徒は立ち直って塾に復帰することができました。一人の生徒に対して自分が今できることを考え、働きかけることができた貴重な体験でした。【評価されたと感じたポイントや注意したこと】個人的には、自分の考えがしっかりあるかという点を特に見られていると感じました。志望動機や学生時代に頑張ったことを聞かれた後はアンケートに沿って面接が進みますが、その際は「〜〜についてはどう思う?」と聞かれる回数が増えていきます。そのように質問されたら自分の考えていることを率直に述べることが大事です。面接を進める中で、社長が自分の考えを伝えてくださることもありますが、それに同調しなくてはと無理に意見を作る必要はないと思います。実際、自分も質問によっては社長と意見が同じこともあれば違うこともありましたが、自分の意見を述べたことで評価が下がったとは感じませんでした。
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