
内定者のアドバイス

【内定後の企業のスタンス】内定後も就活をやめるように言われたことはありませんでした。内定者がある程度出揃った頃にオンラインでの顔合わせの場がありましたが、その時もまだ就活を続けている人が何人かいました。顔合わせの場にいたうちの2人は後日内定を辞退して他の会社に決めたとのことなので、内定をいただいてからも就活を続けることに関しては寛容なのだと思います。【内定に必要なことは何だと思うか】内定には土木の知識は一切必要ないと思います。私は政治学を専攻していたので、面接を受けるまでに土木の勉強をしたことは全くありません。まず大事なのはこの仕事をやりたいという気持ちと社会人としての常識だと思います。その上で、質問に対して素直に自分の考えを述べることができれば大丈夫だと思います。模範的な回答や優れた実績を求められたりすることはないです。今回の内定者は皆文系の方だったので、土木の仕事をやってみたい、街の安全を守りたいという気持ちを大事にしてください。【内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか】物事に対して自分の意見があり、それを言葉にできるかどうかだと思います。面接では社会事情についてどう思うかを聞かれることが多くありました。私は時事の勉強をしたことがあったのでなんとか答えることができましたが、普段からニュースを見たりして自分の考えを持っておかないと質問に答えられない可能性があると思います。【内定したからこそ分かる選考の注意点】面接はほとんど事前に書いたアンケートに沿って進むので、アンケートはしっかりと書いておいた方がいいと思います。しっかり書くことで自分の考えも伝えやすくなりますし、面接の盛り上がりにも関わってくると思います。逆に、面接の質問はアンケートに関連していることから聞かれるので、予めどのような質問をされるか過度に不安になる必要はありません。社会事情についての質問が意外とあったので、新聞やニュースは普段から見ておいたほうがいいかもしれません。もし自分の知らないことを聞かれても素直にそのことを言えば問題ありません。実際、自分もそのような場面がありましたが、その旨を伝えたところ、面接官の方からの助け舟をいただいて乗り切ることができました。筆記試験もアンケートも記述式だったので、あまりにも字が汚かったり漢字が書けないと常識がないと思われるかもしれません。普段からスマホやパソコンしか使わない人は注意しておくといいと思います。【内定後、社員や人事からのフォロー】まず、内定者がある程度出揃った後にオンライン上で顔合わせがありました。内定辞退期間が過ぎ、内定者が確定した7月には直接の顔合わせとなるキャンプを行いました。8月には内定者インターンがあり、実際の工事現場や土工機械センターでの見学を行いました。その後、11月には内定者合宿があり、土木界の勉強や内定者同士でグループワークを行うなどの研修をしました。内定者の中には遠方から来る方もいましたが、そうした方の飛行機やホテルの手配も会社がしてくれているようで、内定者のフォローにはかなり力が入っていると感じます。今年の内定者は自分も含め全員会社近くに引っ越しの予定ですが、部屋探しのフォローも今後会社でやっていただける予定です。
続きを読む