【リスク回避とチーム最適の学び】【21卒】NTTコムウェアの冬インターン体験記（文系/総合職）No.9894（一橋大学/女性）（2020/6/29公開）

SIer業界に興味を持っていたため、NTTコムウェアに興味を持ち、インターンシップに参加したいと考えました。NTTデータとの違いとして、NTTグループの内部販売の役割を担うことから、さらにホワイト企業なのではないかと考え、応募しました。

エントリーシートのみの選考であったため、特別難易度が高い印象は受けませんでしたが、論理性や熱意など基礎的な部分はクリアできるように、友人にも添削してもらいました。

エントリーシート

ICT営業とプロジェクトマネジメントを体験

1日目にやったこと

業界説明や会社説明などのオリエンテーションを受けた後に、お客様の抱えている課題を読み取り提案を行うICT営業体験ワークを行った。午後はタブレットを用いて、短納期でシステム開発を目指すプロジェクトマネジメント体験を行った。

なし

お客様のニーズを汲み取る大切さ、リスク回避の必要性などは全体に向けてフィードバックがありましたが、社員の方との接点もほぼなく、印象的といえるフィードバックは特にありませんでした。

プロジェクトマネジメント体験ワークが思うようになかなか進まず苦労しました。様々なシステムをつくるのにかかる工程日数や条件を踏まえ、スケジュールを組むのですが、運営側の設定で様々なトラブルが発生していきます。リスク回避の必要性とチーム最適を図ることの重要性を学んだワークでした。

営業とSEのどちらも簡易的にとはいえ体験できたことで、相手の置かれている立場を汲み取る姿勢はどの職種にも必要であるということを学べました。営業でお客様の要望を聞き、ニーズを汲み取って提案することはイメージできますが、プロジェクトマネジメントにおいてもプロジェクトメンバーの得意不得意や業務状況を逐一確認することがリスクマネジメントにつながるということが分かりました。

業界説明から業務内容、専門的なシステムの種類など、ひとつひとつ丁寧に説明がもらえるので特に準備は必要ないと思います。

相手に合った働きかけ方で営業やシステム開発を行うことに魅力を感じたからです。自分の主食活動の軸として、メーカーの押し売りではなく、相手が必要としていることを提供することを大切にしていました。NTTグループ内で押し売りをすることは想像できませんでしたし、外部販売であっても顧客を大切にする印象を受けました。

理系の人が圧倒的に多く、文系学部生の自分のような人のための枠がどれほどあるのか期待できなかったからです。インターンシップの内容も業務に直結するような業務体験ではなかったので、インターンシップに参加しても内定に近づくという感覚はありませんでした。

志望度が上がった理由として、NTTグループ全体に共通するあたたかな社風を感じられたこと、顧客を大切に営業、システム開発を行う姿勢が感じられたからです。一方で、本選考を考えると、文系学部生の自分が合格する未来があまり描けなかったため、不安点もありました。

自分はインターンシップの1ヶ月後にマイページから退会してしまったので詳細は分かりませんが、少しだけ優遇があるという噂も聞きました。しかし、1回のインターンシップに150人ほど参加しており、インターンシップ自体も何回も行われていたため、あまり有利には働かないと思います。

特にありませんでした。インターンシップ中も社員の方とコミュニケーションをとることはほとんどなかったです。

第一志望業界として不動産デベロッパーを志望していました。企業としては三菱地所、東京建物、森ビル、NTT都市開発です。ただし、採用人数が少ないこともあり不安を感じていたため、第二志望の業界としてSIerを考えていました。企業としてはNTTデータ、SCSK、日鉄ソリューションズ、ISID、NTTコムウェアなどです。

第一志望業界として不動産デベロッパーを志望していたこと、第二志望にSIerを考えていたことは大きく変わりませんでした。インターンシップ直後はNTTコムウェアもエントリーしようと考えていましたが、先に他社から内定をいただき、条件を考えて本選考にエントリーすることはやめてしまいました。年収も他の大手SIerと比べてしまうと懸念点に感じました。