【未知への挑戦、新システムの誕生】【17卒】日鉄ソリューションズの冬インターン体験記（システムエンジニア）No.254（東北大学大学院/男性）（2017/12/14公開）

IT業界はベンチャー企業しかインターンに参加していなかったため，大手企業のインターンにも参加したいと思ったから．また，仙台にいながらインターンに参加できる機会は少いためぜひ参加と思ったから．

システムエンジニアの仕事を体験する

1日目にやったこと

仮想顧客の利用する現行システムの問題点を考え，新システムを提案するというものだった．まず，渡された資料を読んで現行システムの問題点を話しあった．後から徐々に追加で資料が渡され，それに伴って詳細に話し合いを進めていった．最終的な成果物として，大判の紙に，新システムの概要を書き，コストを計算した見積書を作成し，全チームの前で発表した．

人事

なし

人事の方から，「そのシステムはそれだけのコストを払った分の効果があるのかがいまいちわからない．」と言われた．自分達にとって良いと思えるものではなく，あくまで使う人にとって良いものでなければならないということを改めて感じた．

非常に短い時間であったため，初めてあった人と打ち解けることが難しく，なかなかチームワークを発揮できなかった．短い時間でも，しっかりとアイスブレーキングし，目の前の課題に集中することが必要だった．

新システムのコストを見積もらなければならなったため，単純に高機能なシステムを提案すれば良いのではなく，様々な制約を考えてシステムを設計する必要があることを学んだ．

業界や競合他社についてもっと良く調べておけば良かった．人事の方は基本的に良いことしか言わないため，予備知識がないとつっこんだ質問ができないと感じた．

非常に短い時間であったためにかなり省略された内容だったこと．加えてシステムエンジニアの働き方については，理解が深まったが，新日鉄住金ソリューションズでの働き方についてはインターンの内容からは理解が深まらなかった．

正直に言うとわからない．ほとんど東北大の理系大学院生だったために，あまり客観的に自分のレベルを評価できないと思う．特に参加していた学生も関東の学生に比べてディスカッション慣れしていないように見えたので，この会社を志望する人達に比べ自分の力がどの程度なのかはわからなかった．

新日鉄住金の子会社であるため，親会社のシステム設計がメインの仕事であると思っていたが，ほとんどが外部の会社のシステム設計であることがわかり，いろいろな業界，企業のシステム開発に携われておもしろそうだと感じた．

システムエンジニアの仕事はわかりずらいため，インターンシップを経験しておくと，そのおもしろさややりがいのようなものが面接のときに言葉にしやすいと思った．

IT業界に興味があったため，システムエンジニアという仕事は知っていたが，具体的な仕事内容はわかっていなかった．なんとなくエンジニアの中でも，コーディングよりも設計をやる人というイメージだった．

インターンシップを通して，システムエンジニアの仕事は多岐にわたることがわかった．コーディングや設計はもとより，実際の顧客とのやりとりを通し，どのようにシステムを作るのか，さらにそのシステムをつくることで顧客のどのような課題を解決するのかまで踏み込んで考える仕事であることがわかった．