1次面接
【学生の人数】2人【面接官の人数】1人【面接官の肩書】ソフトウェアエンジニア【面接の雰囲気】非常に温厚で,よく話を聞いていただいた.当日の天気の話,志望職種の話,学生時代の話について.論理的思考を非常に重視しているようだった.【品質に非常に時間を掛けるべきか,それともあるところであきらめるべきか,どう思いますか.】もちろん,それは問題に依存しますが私の基本的な考えとして,「あるところでやめる」があります.非常に一般的な自然現象として,一次遅れとよばれるものがあります.つまり,物事の成功度を0から1で表す際に,最初の時定数までは非常に早く立ち上がり,成功度が一気に増加します.一方で,そこから同じ時間を掛けても成功度はほとんど増えません.このように考えると,同じ時間をまた別の問題に投資してそちらを解決するのが大切ではないかと考えられます.品質の追求という面から考えると,ある一定のところまでは短時間で達成でき,そこから先はいくら時間を掛けても思うように伸びないという問題を孕むということです.場合によってはこれは相当な時間の無駄となりうるので,新しく別の時間投資をしたいというのが私の基本的な考えになります.【失敗した,とおもうことはありますか】基本的に,私が「これは完璧にうまくいった!」と思うものがありません(笑い).一度,うまくいったと感じてもその後すぐに,「~をこうするべきだった」と思い直すことが多いです.私は大学でビブリオバトルに出場し,優勝した経験があるのですがその際のスピーチはあまりにうまくいった,と優勝直後は感じました.しかし時間を置いて考えると,「いいたいことはまだあった」は感じましたし,淀みなく話すことも出来なかったのではないかと思いました.それがまた新たな改善点として自らに刻み込まれたので,その点はとても良かったと考えています.物事がうまくいっても,次はもっとよくできるだろうという視点を忘れずに,常に向上意識を持っていますので,「失敗した」と思うことばかりですが悪いことだとは感じていません.【評価されたと感じたポイントや注意したこと】制御工学の観点から,定量的な答えを瞬時に述べられたのは非常に高評価だと思う.面接官も言葉がなかったように感じた.
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