
23卒 本選考ES
技術系
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Q.
研究の概要を説明してください。
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A.
LEDは紫外や緑色領域の発光効率が20%代と低いです。私はナノサイズの金属で光をキャッチして増幅するプラズモニクスというナノテクノロジーなどを用いて紫外や緑色の発光効率を上げる研究に取り組みました。 続きを読む
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Q.
上記研究で工夫した点を教えてください。
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A.
光を捕らえやすい銀ナノ粒子を用いたところ半導体との相性が悪く、時間経過と共に崩壊してしまいました。私は、電子に関する物性値に注目し半導体と銀の間に酸化薄膜を成膜することでこの問題を解決し、合わせて紫外光を増幅することもできました。また、効果的な増幅手法がなかった緑色光は、前例のない新しい手法を考案することで20倍以上増幅させ、発光効率は5%から40%に引き上げられました。また、AIを用いてプラズモニクスに用いる金属ナノ構造の最適な作製条件を導くシステムの構築を考えました。演算からデータの保存までを自動で行うアルゴリズムを開発して効率的にデータを収集し、精度99%の画像認識AIを実装できました。 続きを読む
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Q.
学生時代取り組んできたことを3つ教えてください。
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A.
1.所属していたテニスサークルでテニスに励みながら、合宿の企画運営や渉外を担当する職務を務めました。 2.プログラミングスキルの習得に力を入れてきました。長期インターンにも参加し、「E資格」の取得を目指しています。 3.家庭教師や塾講師、中学校の集団指導講師を務め、私が培ってきた知識やノウハウを多くの生徒に還元し、指導を行ってきました。 続きを読む
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Q.
自身の強みを教えてください。
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A.
好奇心が強く、行動力がある点です。 続きを読む
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Q.
上記強みを表すエピソードを教えてください。
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A.
好奇心に基づいて研究活動に取り組むことで、これまで国際学会を2つ含む7つの学会で発表できました。また、前例に囚われない発想で挑戦することで特許を出願できた成果を挙げ、この成果を2つの国際学会で発表予定です。さらに、プログラミングに興味をもち、自身でPythonを学び始め、データサイエンスや画像認識AIの技能を習得しました。もっとAIスキルを高めたいと思い、修了すればAI技術の資格「E資格」の受検も可能になる長期インターンに参加し、様々なAI技術を習得しました。そして、身に着けたAI技術を自身の研究活動に活用し、周りの研究室メンバーを巻き込んで、AI技術を活用する新たな研究チームを結成しました。 続きを読む
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Q.
組織やチームであなたが新たに提案した取り組みを教えてください。
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A.
私は当時、所属人数が減少していたテニスサークルにおいて、より多くの新入生に入会してほしいと考え、テニス初心者や女性も参加しやすい新歓合宿を目指しました。初心者向けの練習やゲーム性に富んだメニューを考案すると共に、ドーム会場をもつ合宿地を提案することで炎天下での活動を避けることをアピールしました。その結果、前年比2倍超の約80人の合宿参加者を募り、40人を超える新入生がサークルに入会してくれました。 続きを読む
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Q.
やりたい仕事または実現したい夢を教えてください。
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A.
私は、ソフトウェアとハードウェア両方の技術を掛け合わせて、まだ世の中にない新しい価値づくりに挑戦し、くらしをより豊かにできる製品を生み出したいです。私は研究を通して半導体やナノ構造を用いた光学技術に関する専門知識を学びました。そこで私は、専門性を活かして、人の目には見えないものも映し出せるセンサーやフォトニック集積デバイスの開発を行いたいです。また、AI技術を自身の研究に活用し、AIを具体的なモノに活用する力を身に着けました。このような強みも活かして、AIを用いた開発や、認識AIなどを意識したセンシング技術の開発を行い、新たな付加価値を創出して、様々な社会課題を解決したいです。 続きを読む