【未来のコンサルへの第一歩】【19卒】野村総合研究所の冬インターン体験記（理系/経営コンサルタント）No.1785（上智大学大学院/男性）（2018/2/9公開）

経営コンサルタントになりたいと決めていて、日系経営コンサルティング会社の中で上位にくる会社がインターンシップを行っているということで参加してみたいと思いました。さらにインターンシップまでの選考過程の倍率が高く、優秀な学生も集まるということで参加して見たいと思いました。

企業研究として、会社のホームページをよく読み、どんな事業会社を相手にしていて、どのような業務を行っているのかについて調べました。そこから、自分が社員として、どんなことをしたいのか、どのようなことができるのかについて考えておきました。

実際に会社が取り扱った案件のアレンジ

前半にやったこと

基本的にレクチャーを行い、NRIの企業説明会やコンサルタントとしての仕事やフェルミ推定の考え方などについて学びました。さらには懇親会が初日にあり、学生と社員の方々としっかりと交流してからインターンが始まりました。

後半にやったこと

グループワークとして、課題に対して話し合いをし、施策を出し、優位性を検討したのち、施策のストーリーサインの基礎がためと最終日に発表するプレゼンの準備をしました。

コンサルタントやプロジェクトマネージャーなど

特になし

明るく、物事をはっきりというが、相手のこともしっかりとフォローすることができ、チームワーク力に長けているという評価をいただきました。さらには、仮説思考力も優れていると言っていただきました。

最初はチーム内のメンバーにまとまりがなく、各々が自分の知識を出すための場となってしまいました。そのため、グループワークのための時間が少なくなってしまいました。タイムマネジメントとグループワークの目的をしっかりと共有することが一番大切かもしれません。

本を読むだけではわからない実際に話し合いからストーリーラインを考え、発表するということを時間内に行うことはなかなか難しく、何度経験してもいい成果物だと思っています。ただ頭が切れ、相手を論破することがコンサルタントと思う方もいるかと思うのでそういう方こそしっかりとインターンシップに参加してみるべきかと思います。

経営学や会計に関して無知であると参加しても課題に対して直接的なアウトプットの量が少なくなってしまうかと思います。

想像できた理由は会社の人たちの人柄や懇親会が２回あり、社員の方ががっつりと内部の話までしてくれたことにあるかと思います。また、日系企業ならではのガチガチの上下関係というイメージは事前に考えていたよりも少なく、外資系企業と日系企業の中間部分にある存在なのかと思いました。

インターンシップからの本選考を受け、内定するというのが内定者の中でもっとも多い流れではないかと思ったからです。実際にインターンでしっかりと学生の内面を見て本選考に呼ぶ学生を決めているようなので本選考を受ける上でインターンシップへの参加は必須だと考えていいと思います。

良くも悪くも人を見てくれている部分が多いです。（その代わり、新人芸などの日系企業特有の文化もある）ですが、日系企業ならではの人を育てる文化を持ち、外資系コンサルティングに近い給与水準を持っているなど素晴らしい点が多いのも事実です。そのため、志望度は上がりました。

インターンからの本選考という流れが内定者の主流な流れのようなのでインターンシップへの参加は強く勧めます。また、有給で優秀な学生共知り合えるため参加して損はないです。

参加前では外資系のコンサルティング会社しか見ていませんでした。中でも戦略コンサルティング会社が良かったです。ただ、シンクタンクの部分もあり、システムの開発から導入まで一貫して行え、日系企業であるという3つの強みは素晴らしいと思います。そのため、選考が進むに連れて、戦略コンサルティング会社だけに絞って考える必要もないと思うようになりました。

これまで、外資系のコンサルティング会社しか見てきませんでしたが、今回のインターンをきっかけに日経のコンサルティング会社の面白さにも気がつくことができました。特に、NRIでは面白い人も多く、実際に働いた際に楽しく働けそうなイメージがモテたことがよかったです。給与面でも日系の中ではトップレベルで高いので文句もありません