- Q. このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
- A. 情報系を専攻しているので、IT企業に興味はあったが、就活を始めたてだということもあり、片っ端から応募し、その中のひとつだった。また親会社の規模が大きいということもあり、食いっぱぐれることは無いだろうと思い、応募した。続きを読む(全108文字)
【革新的な戦略を提案】【19卒】野村総合研究所の冬インターン体験記(理系/経営コンサルタント)No.2825(京都大学大学院/男性)(2018/4/11公開)
株式会社野村総合研究所のインターンに参加した理由や選考フロー、実施期間、当日の形式や具体的な内容、インターン参加後の感想など、体験記の詳細を公開しています。ぜひ、先輩の回答をインターン対策に役立ててください。
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2019卒 野村総合研究所のレポート
公開日:2018年4月11日
インターン概要
- 卒業年度
-
- 2019卒
- 実施年月
-
- 2017年12月
- コース
-
- 経営コンサルタント
- 期間
-
- 5日
投稿者
- 大学
-
- 京都大学大学院
- 参加先
- 内定先
-
- 未登録
- 入社予定
-
- 未登録
インターンシップ参加前
このインターンに興味をもったきっかけ・参加した理由・選んだ基準を本音ベースで教えてください。
まずは当ファームの内定を得たかったためだ。本選考もあるが、内定者の大半がジョブ経験者とのこともあり、かなり内定に直結度が高いものと思われる。あとは他のファームのジョブ練習も兼ねて参加した、社風を知りたかったなどの理由もある。
このインターンの選考に受かるために行った対策・準備・勉強したこと・調べたことを教えてください。
特にはなかったように思う。しかし、他のファームとの違いや野村総合研究所ならではの特徴などは調べた。また、ランチタイムなどでもアピールできるよう、逆質問を通してディスカッション能力や志望度を見せるように試みた。
選考フロー
エントリーシート → WEBテスト → 1次面接 → 最終面接
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年10月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年11月
- WEBテストの合否連絡方法
- 未選択
- WEBテストの合否連絡までの時間
- 未選択
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年11月
- 形式
- 学生2 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 若手の方
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
面接官の突っ込みに対して、柔軟に考え方を変えていた点である。隣の学生は最後まで自説に固執していたため、一次面接を通過できなかった。
面接で聞かれた質問と回答
コンサルタントの志望動機を教えてください。
私には仕事に求める要素が三つあり、経営コンサルタントという職業こそがこの三点を満たす職業であると考えたからである。一点目に優秀な社員と切磋琢磨して知的欲求を満たしながら働ける職場であること、二点目に目の前のクライアントの役に立ち喜んでもらえる仕事であること、そして三点目に自らの頭脳を活かして人々の生活をより良いものにできる仕事であることである。特に幼少から科学技術で世界が変わる様を見たいという思いを抱いていたことから、将来は高度な科学技術を有する製造業の企業経営をサポートすることで、人々の生活をよりよいものにしていきたい、と考えている。
あなたの知っている企業を1つ選び、その企業が直面している問題点を1つ挙げてください。また、その問題の原因と、企業がとるべき解決策について、あなたの考えを教えてください。
武田薬品工業だ。課題としてはパイプラインの充実が挙げられる。主力製品の一つであるベルケイドは17年度に特許が切れ、他社のジェネリックが控えているためパテントクリフに直面する。武田は新薬のエンティビオとニンラーロにより支えることができるとしているが、ニンラーロの売上がどこまで伸びるかは分からない。そのため、さらなる新薬によって支える必要があるが、現状、国内競合と比較しても、武田のパイプライン、特にフェーズ3の新薬の数は少ない。解決策として事業整理、M&Aの2つが挙げられる。
1. 事業整理について、武田は呼吸器領域や子会社の整理を進めているが、今後も非中核領域の整理により研究開発費を確保することが必要だ。
2. M&Aについて、17年度に武田は米アリアド社を買収しオンコロジー領域を補強した。が、武田が重点領域として挙げる消化器領域や中枢神経系はまだ手薄であり、適切なM&Aが必要だ。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年11月
- 形式
- 学生8 面接官3
- 面接時間
- 120分
- 面接官の肩書
- 8年前後の人事
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
人柄と知識量であると思う。コンサルタントはサービス業であり、特に野村総合研究所は若手から現場に出る機会が多いため、人柄がよくなければ通過できない。
面接で聞かれた質問と回答
時事問題について議題提起してください。
自動車業界の今後について。この議題を元に、学生二人、及び面接官二人でディスカッションした。自動車業界はEVへのシフトにより、複雑な内燃機関が不要となり、参入障壁が低下していくため、モーターとバッテリーさえあればどんな企業でも車を作れるようになる。つまり、GoogleやAmazonでも簡単に車を作れるようになる。このため、自動車メーカーの優位性は崩れ、マーケット自体の規模は成長しても、メーカー自体のパイは縮小していくが、この課題をどうすればいいかについてディスカッションした。
なぜコンサルタントになりたいのか。
一次面接時と同様の回答。私には仕事に求める要素が三つあり、経営コンサルタントという職業こそがこの三点を満たす職業であると考えたからである。一点目に優秀な社員と切磋琢磨して知的欲求を満たしながら働ける職場であること、二点目に目の前のクライアントの役に立ち喜んでもらえる仕事であること、そして三点目に自らの頭脳を活かして人々の生活をより良いものにできる仕事であることである。特に幼少から科学技術で世界が変わる様を見たいという思いを抱いていたことから、将来は高度な科学技術を有する製造業の企業経営をサポートすることで、人々の生活をよりよいものにしていきたい、と考えている。
逆質問の時間
- はい
- いいえ
インターンシップの形式と概要
- 開催場所
- 東京本社
- 参加人数
- 15人
- 参加学生の大学
- 東大早慶が8割、院生1割、地方大学1割といった印象であったが詳細は不明。
- 参加学生の特徴
- 戦略コンサルティングファーム、もしくは投資銀行を志望している学生が多かったが、一般的な戦略ファームのインターンと比べるとその比率は低めであった。
- 報酬
- 40000円
インターンシップの内容
テーマ・課題
国内大手インフラ企業に対するEV事業参入の是非のプレゼンテーション。
前半にやったこと
簡単な座学、及び会社説明会から始まった。その後部長による説明と質問タイムがあり、その後ワークに取り掛かった。現状分析など簡単な調査の後、顧客のセグメンテーションを行った。
後半にやったこと
セグメンテーションした後、ターゲット層が利用する際のボトルネックを特定し、その解決策を立案した。また根拠となる数値のロジックや施策のインパクトなども詰め、スライドを作成した。
発表会はありましたか?
- はい
- いいえ
審査員の肩書き
部長
優勝特典
なし
インターンシップを通して印象的なフィードバックは何ですか?
チームリーダーとしてチームを率いる際に、メンバー一人ひとりの意見をもっと活性化するにはどうすればいいかを常に考えるべきだ、という内容。独りよがりのリーダーになってしまっていたことを反省した。
苦しい・大変だと思った瞬間は何ですか?
インフラ企業の商品のコモディティ性を超えて、どう同業他社と値段以外で勝負するかが難しかった。商品の質自体にはなんら差がなく、かといって価格競争をすることは自社の首を絞めることに繋がる。何と抱き合わせで商品を売ることで、同業他社のカウンターアクションを封じつつ、優位性を確保するか、という課題の困難が苦労した。
インターンシップを終えて
インターンシップで学んだこと
社風・社員の人柄を理解する機会であろう。コンサルティングファームは案件の内容ではファーム間の差別化が出来ない企業である。扱っている案件や業務内容などもコンフィデンシャルであり、なかなか就活生が知ることはできない。そのため、社員の人柄や社風でファームを選ぶことになるため、唯一無二の社風を知る機会として参加する意義は大いにある。もちろん、ジョブ後の選考に呼ばれるメリットは言うまでもない。
参加前に準備しておくべきだったこと
逆質問の内容をさらに詰めておく必要があったと感じた。ランチタイムや懇親会、パートナーへの逆質問の時間は選考要素として見られている可能性は十分にあるため、そこでいかに自分を売り込めるかは重要な要素であるからだ。
参加してみて企業で働いている自分を想像できましたか?
- はい
- いいえ
カルチャーとのマッチを感じたため。特に長くコンサルタントを続けたいという自身のキャリア像と、日系であるが故に長期的に自社社員を育成するという野村総合研究所のスタンスが合致したと考えた。外資系ファームはUp or Outの社風が根強く残っており、長くコンサルタントを続けられる人はごく一部であるからだ。
本選考で内定が出ると思いましたか?
- はい
- いいえ
自身が他の就活生と比較して高い評価を得ていると感じたからである。パフォーマンスに関しては文句がなく、インターンシップ参加前に受けた面接のフィードバックタイムにおいても、改善すべき点は特にない、とまで言われた。その一方で、人柄に関してやや独善的な面があると指摘されたため、その点さえクリアすれば問題ないと考えた。
この企業に対する志望度は上がりましたか?
- はい
- いいえ
社員の方々が面倒見のよい社員ばかりであったからだ。長期的にコンサルタントという職業を続けることも視野に入れている自分としては、会社で同期よりも活躍でき、成長させてももらえる野村総合研究所という会社はキャリア選択として十分検討すべきであると考えるようになった。
この企業を本選考でも受験予定ですか?
- はい
- いいえ
インターンへの参加が本選考に有利になると思いましたか?
- はい
- いいえ
ジョブと本選考が直結型の採用を行っていることがほぼ明言されているからである。内定者に占めるジョブ参加者率はかなり高い。ただし、ジョブに参加せず本選考からでも内定は可能。
参加後の社員や人事のフォローについて教えて下さい
参加後はコミュニケーションセミナーという名のインターンシップ特別選考に呼ばれ、本選考よりも早期に内定が出る。特別選考自体は参加した学生の半数以上に来るようであり、よっぽどパフォーマンスが悪くなければ次の選考に進めるはずである。
参加前の志望企業・志望業界を教えて下さい
コンサルティングファームを志望している。特にヘルスケアや自動車産業など製造業の戦略支援案件を手がけたいと考えている。現場よりの案件よりも上流案件に興味があるため、ファームの中でも総合系より戦略ファームを特に志望している。ただし、SCMの効率化など現場より案件にも興味があるため、現在のところは幅広くコンサルティングファームを見ている。
このインターンへの参加がその後の就職活動にどう影響しましたか?
総合系ファーム、特に野村総合研究所に対する志望度が大きく上がった。コンサルタントという職業を長期的に続けたいという視点に立ったとき、それを満たすことが出来るファームはそれほど多くないのかもしれず、野村総合研究所と某外資系コンサルティングファームぐらいかもしれない。そういった新しい視点を得ることができたのは、その後の就職活動に大きな影響となったと言ってもよいだろう。
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野村総合研究所の 会社情報
会社名 | 株式会社野村総合研究所 |
---|---|
フリガナ | ノムラソウゴウケンキュウショ |
設立日 | 1965年4月 |
資本金 | 186億円 |
従業員数 | 6,130人 ※NRIグループ12,708人/2018年3月31日現在 |
売上高 | 4245億円 ※連結/2017年3月期 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 此本 臣吾 |
本社所在地 | 〒100-0004 東京都千代田区大手町1丁目9番2号 |
平均年齢 | 40.2歳 |
平均給与 | 1271万円 |
電話番号 | 03-5533-2111 |
URL | https://www.nri.com/jp/ |
採用URL | https://www.nri.com/jp/career |