【戦略コンサルへの道】【23卒】アクセンチュアの夏インターン体験記（文系/戦略コンサルタント育成プログラム）No.20262（非公開/非公開）（2022/3/9公開）

大学1年次に、アクセンチュアの説明会に暇つぶしで出たのがきっかけです。この経験から戦略・総合コンサルティング業界を志望するようになりました。戦略コンサルタントは夏のインターンシップからの採用が多いため、そこに参加し内定をもらえるように準備しました。

事前にワンキャリアで選考ステップ（ES、Webテスト→グループディスカッション→面接）を調べ、それぞれ対策しました。ESは、同社（別部門）に内定を頂いた先輩に添削をしてもらいました。Webテストは、種類が玉手箱なので、オレンジの本を使って対策をしました。グループディスカッションの対策は面接で貸されるケースの対策と併せて行いました。具体的には、東大生の本や、ワンキャリアに記載されている体験談から過去の問題を把握し、解いてみました。

アクセンチュアと学生のパーソナリティがマッチしているかがみられているように感じました。前提として、論理的思考力やコミュニケーション能力がみられているのはコンサルティング業界なので当然ですが、他ファームと比較して、上述したパーソナリティの部分が重要視されていたように感じました。

とある通信会社の新規事業立案型グループワーク

テーマ発表をした後、すぐにグループワークに入ります。最終日の発表に向けて、担当のメンターである社員の方々にアドバイスを頂きながら、進めていく形になりました。

「新規事業立案の面白さ」、「リサーチのテクニック」、「企業分析で考慮すべきこと」

とある通信業界の企業を想定したものでした。お題は、「コロナウイルスの影響を加味し、5Gを活用した新規事業を考案せよ」でした

1日目にやったこと

午前中に、メンターとなる社員紹介と職種紹介、テーマ発表がありました。午後からはアイスブレイクをした後、ワークが始まり、チームで今後の流れ等について議論しました。

2日目にやったこと

初日に決めた流れに沿って議論をしていきました。不明点は適宜、メンターの社員に相談していきました。またメンターの方からの中間FBの時間が設けられており、良かったと思う点や反省点を共有し、その後のワークに活かしていきました。

3日目にやったこと

朝から、最終発表に向けて提案資料の作成に取り組みました。午後にMDの方々にクライアントを想定して、発表を行いました。その後、最近できた部署の説明会を行い、最後にメンター社員から1対1でFBを頂き終わりました。

シニアマネージャークラスの戦略コンサルタントです。

なし

多くの社員の方々と関わる機会がありました。印象的なフィードバックは、「自分だけじゃなく、相手の思考も構造化すること」です。自分の考えを上手く伝えることができず、それを相談した際にいただいたフィードバックなのですが、他者の思考という観点はなかったので非常に印象的でした。

3日間で、1つの新規事業を作り上げるのは時間的制約が大きく大変でした。実際、定められたワーク時間は18時まででしたが、23時程まで作業をしていました。ただ体力的にきついとかはなく、実際に戦略コンサルタントとして働くとなったらこの時間まで勤務することになると思うので、そういった側面も感じながらワークをできたのは楽しかったです。

同じ班の学生とは、関りが多かったですが、他の班の学生と関わる機会はなかったです。全体的に、議論に積極的な方が多かったので、こういった学生が入社することを考えるとやりがいがありそうだなと感じました。

学べたことは2点ありました。1点目は、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く社員の雰囲気です。インターンシップに参加したからこそ、他のイベントでは確保できない時間でコミュニケーションを取ることができたため、どういった人柄の方が多いのか把握することができました。2つ目は、若手のうちの業務を実感することができました。社内外のリサーチやスライド作成を通して実感することができました。

2つあると考えています。1つ目は、戦略コンサルティングファームのインターンの進め方についてもう少しリサーチしておけば、議論序盤から積極的に発言でき良かったのではと考えています。2つ目は、有名なコンサルタントが執筆している戦力思考などの本を読んでおけば役立つことが多かったのではと感じています。

インターシップに参加して学んだことが大きな要因に挙げられます。まず社内の人間を知ることができ、自身がどのようなコミュニケーションを取るべきなのか、コミュニケーションは取りやすいか把握することができたため、気持ちよく働けるかどうかイメージすることができました。また具体的なリサーチや資料作成を通して、若手のうちの地道な仕事など体験し、働いている姿をイメージしやすくなりました。

周りの学生のレベルが高かったからです。企業とのマッチングの部分については、特に大きなズレは感じなかったので、問題ないと思いました。しかし、ワークを通して他学生のレベルの高さを目の当たりにし、内定獲得の壁が想像以上に高いことを実感しました。そのため内定を取るのは難しいのではと感じました。

インターシップを通して、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く社員の方々に魅力を感じたからです。今までは選考の短い時間の中でしか社員の方々と関わることができなかったため、人の部分については未知数でしたがインターシップを通して、多くの社員の方々とコミュニケーションを取り、強み魅力を感じました。

アクセンチュアの戦略コンサルタント職は、サマーインターンシップ経由でしか採用を行っていないためです。そのため、有利どうこうの話ではなく、インターンシップに参加し、優秀な学生であることをアピールする必要があります。

業務理解を目的として幅広い業界を志望していましたが、特に戦略・総合コンサルティング業界、金融（証券、銀行）業界を志望度高めに就活をしていました。主な理由として、「他者貢献が好き」、「企業の変革に関わる業務を行うという就活軸」が挙げられます。そのため、コンサルティング業界ではMBBやBIG4、金融ではメガバンクや5大証券の投資銀行部門を志望していました。

業務については、想像通りであったためイメージの変化はありませんでした。特に変化として大きかったのは、社員に対してです。戦略コンサルタントというと、ロジック重視で冷たい感じの方が多いのではと想像していましたが、実際は人柄もよく、非常に魅力的な方が多かったです。その後の就職活動については、本インターンシップを通して、コンサルティング業界、特にアクセンチュアの志望度が高くなりました。