【時短開発、完璧を目指す】【22卒】ＳＣＳＫの冬インターン体験記（理系/総合職）No.15089（慶應義塾大学/女性）（2021/5/28公開）

IT業界に興味が興味が湧いてきた時期であったので、SIerの業務体験が割と近いかたちでできると聞いたので参加したいと思った。またSCSKはインターンの優遇があると聞いていたのであれば嬉しいなと思って参加した。

事前に採用HPを隅々まで見て、強みはどこにあるのかなどを自分なりに分析してから志望動機をエントリーシートに書いた。

グループ面接が選考にあったので、いかに短く自分のことを伝えることができるかが評価されていたと感じる。

架空の企業に対して働く親と子供のコミュニケーションツールを開発する、課題を解決する。

最初にSCSKの企業概要やIT業界についてのインプットがあり、その後グループワークが始まった。クライアント役の架空の企業の社員にヒアリングを行うところから設計書をつくって開発しプレゼンして受注してもらうところまでを流れとして行った。

システムの開発工程を一連の流れとして学ぶことができた。

働く親と子供のコミュニケーションツールを開発する

1日目にやったこと

1日目はSCSKの簡単な企業概要とIT業界の中でもどんな仕事があるかの説明がされた。その後グループに分かれて作業が進んだ。午前中に、架空の企業の社員に対するヒアリングも行われた。午後も引き続き作業が進んだ。

2日目にやったこと

2日目は、作業の最終工程である連結テストなどが行われて発表が行われた。そのあとどのグループのシステムを受注したいと思ったかという順位が発表されて簡単なフィードバックがあり、少しの時間の人事との座談会が行われた。

3日目にやったこと

3日目は、内定者との座談会と現場社員との座談会が行われた。その後早期選考と呼ばれる推薦ルートについての案内があり、その案内に対して疑問点や質問を解消できる座談会が最後に行われた。

人事部の社員

なし

各グループにメンターとして社員が一人ついて、進捗状況や最後にフィードバックがもらえる関わりがあった。印象的だったのは、システム開発は完璧を目指すとキリがないから、いかに時間管理が必要かを熱弁されたこと。

インターンシップで大変だったことは、凝れば凝るほど時間のかかるシステム開発をいかにスピーディーにそして妥協するかが大変だった。自分は時間をかけてできるだけ妥協したくないタイプであったので、全く時間が足りない現状を受け入れるのがとても大変で苦労したことである。

グループ内の学生とは2日間は一緒に過ごしていたのでそれなりに関わりがあった。

インターンシップに参加してみて、一つのシステムを作るにも段階があってそれをチームで協力していることが学べた。またもっとチームで動いているイメージがあったが実際はパーツパーツを個人で作業して最後つなげるからチームでやったという形なだけで作業自体は個人作業であることを参加したからこそ学んだ。

システム開発にはノーコードでシステムが作れるツールを利用したので、それの基本的な使い方をマスターしておく準備が必要であった。文系も理系をいたので、プログラミングを特に熟知していないとだめな作業は全く無かった。

この企業はホワイトであることが強みとしてあり、たしかに残業がなくホワイトであることを実感できた。しかし、もう少しの時間をかければもっと良いものができそうであったのに連絡先を交換する暇もなく打ち切られてしまったので、物足りなさを感じた。将来的に働くことに、もどかしさを感じ、自分が働く想像がつかなかった。

早期選考が案内されたのだが、それが他の企業を受けずにうちを第一志望にしていないと受けられない推薦ルートであり拘束がかなり厳しかった。しかし、推薦と言うくらいであるので、かなち内定は出やすいと感じた。実際に座談会にいた内定者も全員推薦ルートを利用している人であった。

インターンシップの参加によってシステム開発はチームでやるというイメージから個人作業を最終的に組み合わせてチームでの作業と言っていることがわかった。またIT業界でホワイト企業であることは珍しく、そこに惹かれていたのだが実際物足りなさを感じてしまった。

インターンシップに参加すると早期選考に案内されて、それはいわゆる推薦ルートであった。通常フローと比べてかなり短縮されているフローであったので、本選考が有利になると思った。

インターンシップ参加前はIT業界その中でも特にSI業界を志望していた。そして働き方に関してはホワイトで働けることを希望していた。SCSKはそれらの条件に合致していたので、かなり行きたいと思っていたのだが、参加してみるとホワイト過ぎて物足りないという感情が芽生えた。そこで改めてホワイトさだけでなく、働くひとが合う合わないやチームで動くか否かを自分が重要視していることに気づいた。

このインターンシップを通してIT業界ならどこでも良いと考えていた自分がいかに浅はかであったかを知ることができた。IT業界でも職種は様々であるし、身につく技術やスキルも全く異なる。この企業はホワイト過ぎて物足りなさを感じたことと、推薦ルートで楽に入社している人が多くあまりレベルの高さを感じなかった。自分はもっとバリバリ働きたいと思った。