16卒 本選考ES
総合職
16卒 | 早稲田大学 | 男性
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Q.
1.電通のキャッチコピーを1本考えてください。(20)
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A.
世界一かっこいい裏方さん 続きを読む
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Q.
2.現在のあなたを形成している、人生の3大エピソード(体験)を挙げてください。(各400)
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A.
① 小学校の運営委員長に就任した事 生徒会長の立場である運営委員長に立候補し、小校内生活向上の為に様々な企画を提案。中には実現に至らない案も多くあり、理想を形にする難しさを学び、また自分の考えが学校を変える責任と喜びを学びました。 ② 高校時代、自分の動画が100万回再生を記録した事 趣味で作った自作のミュージックビデオが、動画共有サイトで100万回再生を記録しました。賛否多くの評価がありましたが、多くの人に自分の表現を見てもらうよう試行錯誤する楽しさ、また見てもらった時の喜びが、自分のモチベーションになる事を感じました。 ③ サークル公演の舞台演出の経験 定期公演の舞台演出として、3人のチームで試行錯誤しながら、観客と出演者の両者に「共感」してもらう物語、舞台創りに奔走しました。 以上の経験から、考えを巡らせ試行錯誤する事で、人の「共感」を呼び起こし、人の心を動かす事に喜びを見出す「私」が形成されました。 続きを読む
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Q.
3.あなた自身が課題に立ち向かって、答えをつくったエピソードを教えてください。(400)
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A.
観客を二時間半物語から離さない。大学三年の夏、サークルの定期公演の舞台演出を任された際、常に私が意識していた事です。ジャズダンスが主体の、二時間半という長い公演の中で、いかに観客に物語を効果的に伝えるかという課題に対し、私を含む演出チームは非常に苦心しました。その中で、私は、物語に関連した映像とダンスを舞台で同時に見せる事で、観客にダンスと物語の融合性を感じてもらうという案を提起しました。更に、例年に無い試みであった為、実際に演出に使う映像を作成する事で実現可能性を提示し、周囲の理解を得ました。結果、公演は2000人を動員する大成功を収め、アンケート等で、プロの舞台演出家を初め、多くの方に演出上の評価を頂く事ができました。「物語から目が離せなかった。」その評価は、今も私の胸を熱くします。 続きを読む
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Q.
4.誰もが知っている物語の、その後のストーリーを考えてください。(20,800)
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A.
シンデレラ ガラスの靴がピタリと嵌って、王子とシンデレラが再会してからのお話。王子と幸せな新婚生活を送るシンデレラ。 「シンデレラ、新婚旅行はどこがいい?」 「王子様、あなたと居られるだけで幸せよ。箱根か熱海で大丈夫。」 そんな風な会話をしながら、控えめなシンデレラと良家の王子様、2人で楽しく日々を暮らしました。 それから3年後。そろそろ結婚記念日です。シンデレラは、お城での裕福な生活で、すっかり煌びやかなお姫様になりました。 「なあシンデレラ、最近すこし、派手になったね。」 「やだわ王子様。街の女の子はこんなものじゃないわ。私は少し、地味な位。たまに、お姉様方に、お姫様なのに地味だと陰口を言われるのよ。」 「それは可哀想に。そろそろ結婚記念日だ。このカードで、たんとおめかししてきなさい。」 こうしてシンデレラが王子様のブラックカードを渡されるのは、今日で55回目です。少し世間知らずな王子様につけ込んで、頭の良いシンデレラは、欲しいものをどんどん手にして行きました。 いつものようにおめかしをして街に繰り出すお姫様。手にはブラックカードを握り締めています。すると、道端で、みすぼらしい男に道を尋ねられました。 「素敵なお嬢さん。駅への道を教えてくださいませんか?」 「…」 普段からスカウトされがちなシンデレラは、当然のように無視をしてお店に向かいました。 それから普段通り、王子様の公務が終わる前に帰宅し、お手伝いさんのご飯を自分の手作り風に繕っていると、王子様が帰ってきました。 「おかえりなさい。ご飯にします?お風呂にします?それとも…私にしますか?なんて!」 シンデレラはファンサービスも忘れません。ですが、いつもと違い王子様は、 「シンデレラ、ちょっとだけ話があるんだ。」 真剣な顔でそう言うと、離婚届けを差し出しました。 「は?これは何?いきなりどうしたんですか?王子様?」 シンデレラは動揺の色を隠せません。 「君は、もう昔の君じゃない。私の存在が、君を変えてしまったみたいだ。私は、今の君を愛せないよ。」 「何を言ってるの?王子様。私はいつでも私ですよ。昔から王子様一筋のシンデレラでございます。」 「そういうのもう大丈夫だシンデレラ。今日の公務の最中、妖精さんに頼んで、私は変身したんだ。それで偶然に見せかけて君に道を聞いた。昔の君なら、快く道を案内してくれただろうね。それが無視とは。ここまで変わると気持ち良い位だ。」 「王子様…私を試したのね!ひどい!信じてなかったの!それも妖精さんと結託するなんて手段を使って。私はこんなに王子様を想っているのに…酷すぎる!」 シンデレラは発狂しながら泣き叫びましたが、もはや取り繕う事は不可能でしょう。 すると、泣き叫ぶシンデレラの前に妖精さんが現れました。 「シンデレラ。もう12時を過ぎるわ。そろそろ潮時よ。元の姿に戻って、帰りなさい。」 妖精さんは、シンデレラを元のみすぼらしい格好に変えてしまいました。足元は走りやすいワンサイズ小さいスニーカー。脱げることなく、泣きながら前のお家に帰るシンデレラでした。 続きを読む