【金融システムの魅力と挑戦】【23卒】日本総合研究所の冬インターン体験記（理系/ITソリューション部門/プロジェクトマネジメントコース）No.22314（非公開/男性）（2022/4/26公開）

SIer志望だったから。正直、日本総研は志望度としては低かったが、滑り止めとして受ける予定ではあったため、インターンに参加して本選考を有利に進めようと思っていた。また、インターンの実施日数も少なめだったため、楽そうだと感じていた。

日本総研らしさを調べた。ESはそれなりの学歴があれば通るとは思っていたし、面接もないので特にこだわる必要は無いように感じたが、念のためなぜ日本総研が良いのかを伝えられるように、日本総研について調べた。

面接選考がなく、ESとGDのみで通過できたので、能力重視しか見られてないと思った。日本総研の志望度は、特に気にしていないのだろう。

システムのプロジェクトマネージャーやITコンサルについて体験するグループワーク

1日目は、オンラインでシステムのITコンサルを経験。2日目は、対面でプロジェクトマネージャーを経験した。後に、人事との座談会が開催された。

金融システムのやりがいと難しさ

金融システムについて様々なフェーズのワークを通じて理解する

1日目にやったこと

オンラインで、システムのITコンサルを行なった。ヒアリングは、紙媒体を通じて行なっただけではあるが、議論はかなり活発的に行われた。最後に発表会はあったものの、特に質疑応答の時間はなかった。

2日目にやったこと

対面で、プロジェクトマネージャーを経験した。朝から昼過ぎまで議論を交わした後に、発表する時間が設けられた。しかし、質疑応答の時間はなかった。その後に、人事との座談会が行われ、最後に早期選考の案内を頂いて終了した。

採用課の課長

なし

正直、グループワーク中は殆ど社員との関わりは無かった。フィードバックと座談会の時に、人事社員と話す機会が設けられた。フィードバックに関しては、成果物を肯定しつつも、良い代案を頂くこともできた。座談会では、学生の質問に対して素直に答えようとする意思が見られて非常に印象が良かった。

ワークの内容がとにかく難しかったことだ。ITコンサルに挑む場面では、正解が無いために非常に意見を合わせるのに苦労してのを今でも忘れられない。ただし、苦労したのに、金融システムらしさを感じることは難しかった。あまりシステムの質について踏み込んだワークをする機会はなかったからだ。

グループワークで大いに話す機会があった。ただし、あまりプライベートな事や就職活動について聞くことはあまりできなかった。

やはり、班内での意見を合わせることが非常に難しいと思った。正解が無い議題だからこそ、最初に視線を合わせておかないと後に大変なことになるのを学んだ。また、日本総研らしさを感じることができた。日本総研はSMBCの案件を手がけるための企業であることを実感できた。

日本総研が過去に手がけた案件の例を調べておくのが良かったと思った。そうすれば、インターンでも活躍できただろう。

活発な議論を交わすことにより、システムが作られるということを改めて実感できたからだ。また、日本総研の人の良さを感じることができたため、この企業でも働いていけるということを実感できた。更に、対面でオフィスに行くこともできたため、よりイメージをつかむことができた。

インターンの参加学生を見る限り、そこまでレベルの高い学生がいる訳ではないと感じたからだ。確かに活発な学生が多いように感じたが、一方ですごい議論が上手という訳ではなかった。そのような理由から、他社と比べて、比較的簡単に内定が出ると思ってしまった。

やはり、結局はSMBCのための企業でしかないと感じたからだ。実際、日本総研はSMBCグループの案件しか手掛けない上に、役員も三井住友銀行からの出向者で固められているらしく、出世が望めないと感じてしまったからだ。また、個人的に金融システムの面白さを感じることができなかったのも要因の一つである。ただし、年収と勤務地は悪くないので、インターン優遇を利用して、滑り止めとして本選考を受けようとは思った。

インターン参加者は全員早期選考に招待されたからだ。また、人によってはリクルーターがつき、かなり本選考を有利に進めることができると感じたからだ。また、インターンに参加すると、企業研究が進むという面でも、かなり有利になるだろう。

SIerと呼ばれるような企業を志望していた。何故ならば、ITの需要は今後も無くならないと感じていたからだ。また、そのような企業で働くことにより、システム周りの知識を深くすることもできて、転職にも有利に働くと聞いていたからだ。SIerの中でも、有名企業を狙っていた。やはり、有名企業の方が優秀な学生が多く、自分にとっても刺激になると感じたからだ。

金融システムを担当するようになると、システムの質にどうしてもうるさくなってしまうということを学んだ。それまでは、SIerならどこでも良いと感じていたが、SIerでもどの分野のシステムを扱うかによって、仕事内容が大きく異なるということを学んだ。よって、インターンに参加してからは、金融システムばかりを扱うような会社には入りたくないと思うようになった。