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三菱電機株式会社 報酬UP

【技術力で未来を守る】【18卒】三菱電機のソフトウェア開発職の本選考体験記 No.4935(山梨大学大学院/男性)(2018/2/20公開)

三菱電機株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

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2018卒三菱電機株式会社のレポート

公開日:2018年2月20日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • ソフトウェア開発職

投稿者

大学
  • 山梨大学大学院
インターン
内定先
入社予定

選考フロー

企業研究

防衛装備を手掛ける企業を志望していた為、三菱電機については防衛装備事業に焦点を合わせて企業研究を行った。私は非常に基本的な事しかやっておらず、他の企業を受験する場合でも必要となる以下の2点を調査した。
(1)どんな製品を取り扱っているか?
(2)競合他社との違いは何か?(職種、扱う製品、何次受けか、など)

(1)を調査するにあたり最大の障害は、三菱電機が防衛事業についてWEBサイト等であまり情報を掲載していない事だった。そのため、三菱電機の社員と話す機会を作り、公開されていない情報を引き出す用よう心掛けた。例えば、企業リクルータとの面談の際に質問したり、工場見学に積極的に参加するようにした。
また防衛装備自体、情報が少なく企業研究の対象にし辛いと感じていた。
そのため、防衛装備に対する基礎知識を付けるべく、軍事系の書籍(「丸」「世界の艦船」など)を読んで勉強した。

(2)に関しては、競合他社の説明会に参加する事で情報を集めた。
元受けから下請け孫請け企業まで幅広く企業説明会に参加した。
他の企業の説明を聞く中で、他社では出来ない三菱電機ならではの仕事・製品が分かるようになり、
「どうして他社ではなく三菱電機で防衛装備品を開発したいのか?また、三菱電機内の他の製品を扱う事業部ではだめなのか?」
という、面接の定番の質問に対する回答のネタも自然と集まった。

志望動機

私は、技術の力で人々の生活を守りたいという思いから、防衛装備品を手掛ける業界を志望しています。
中でも、貴社を第一志望とさせて頂いた理由は2つあります。
1つ目に、レーダーや火器管制、飛翔体など貴社が手掛けている防衛装備品が先進的で高性能である事、そして、そのような製品を開発出来る高い技術力を持つ事に強い魅力を感じました。
高性能な防衛装備品を時代に合わせて作り続ける事こそ、人々の生活を守る事に大きく繋がると私は考えています。
2つ目に、高性能な防衛装備品の開発に、ソフトウェア技術者として携わる事が出来る場が貴社にある事です。
私は自身の専攻やサークル活動で取り組んだ機械設計を通じ、高性能なハードウェアには高性能な制御ソフトウェアが必要である事を学んできました。
これらの経験から、大学・大学院では機械制御の高性能化を狙ったセンサ情報処理について研究してきました。
自身の専攻である機械制御のためのソフトウェアの知識と能力を生かし、貴社のソフトウェア技術者として防衛装備品の更なる高性能化に貢献したいと考えています。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2016年12月

リクルーター面談・人事面談

形式
学生不明 面接官不明
面談時間
- -

実施時期
2017年03月

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年03月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年05月
通知方法
メール
通知期間
即日

ESの内容・テーマ

「大学での研究テーマ・研究概要」、「三菱電機を志望した理由、中でも防衛事業を志望する理由」、「自己PR」

ES対策で行ったこと

一度書いたエントリーシートや、面接の際に話す内容をOBのリクルーターに添削して頂いた。ESを書く事と同時進行で他の企業の説明会にも参加し、「三菱電機でしか出来ない事」を意識してESの志望動機を書くようにした。

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官3
面接時間
40分
面接官の肩書
不明、ただし技術系の管理職であるとの事
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究に関する技術的な質問に的確に答えられたことで、技術に対して正確な人間だと思われたと思う。
また、自己PRで「組織のために動ける」事をアピールした事が「組織の三菱」という社風にマッチして評価されたと思う。

面接の雰囲気

圧迫程ではないがピリピリとした雰囲気を感じた。
技術職として応募した為か、あやふやさを排除した厳密な返答が求められる面接だった。
面接は前半は自分の大学での研究についてのプレゼンと質疑応答を行い、
後半では志望動機などへの回答を行った。

1次面接で聞かれた質問と回答

三菱電機の技術系の職種の職場は、どの様な雰囲気?どの様な能力が必要?(逆質問)

議論が活発で、若手社員、ベテラン社員を問わず意見が尊重される職場である。
また、誰もが主体的に仕事に取り組むことを求められる。
間違っても、上意下達で若手は上司に言われた事だけをこなせば良いという職場ではない。
まず、職場内では、若手社員に対しても仕事に関する様々な意見が求められる。
たとえば、技術系の職場では扱う製品に関する技術的な意見交換が活発に行われる。
正しい意見であれば、発言者の職場内の地位に関らず、若手社員の意見でもすぐに仕事に反映される。
特に、最新技術を製品に導入する場合、大学で最新技術に触れてきた若手社員の意見が強く求められる事もある。
さらに、若手社員でも、自社だけでなく関連企業を巻き込んだ規模の大きい仕事を任されることが多々ある。
上司などの意見を聞くことも当然必要ではあるが、若手社員にも
自分の裁量で計画を立て、音頭を取りプロジェクトを動かすリーダーシップが求められる。

今までの経験を踏まえた自己PRをしてください

私は、他人のために、何が自分に出来るかを考えて行動する人間です。
私は大学の講義で、学生グループごとにパソコン用のGUIアプリを開発し、グループ間で出来栄えを競う実習を行いました。
私は実習以前にスマホアプリを開発した経験があったため、同じグループ内の他の学生よりもGUIアプリの開発に慣れていました。
そのため、GUIアプリの開発経験が無い学生でも円滑に作業できるよう、
開発ツールの使い方やプログラム作成のノウハウなど、GUIアプリの開発方法の講習を率先して行いました。
また、他の学生が開発中に抱えた、初心者には難しい作業の相談にも積極的に対応しました。
私は、活動を通じてグループ全体の開発がスムーズに進むよう常に心掛けました。
その結果、早期に高品質なGUIアプリが完成したため、講義内において最優秀グループとして表彰されました。
入社後も、自分がチームのために何をもって貢献できるかを常に考え、チーム全体で大きな課題に挑戦していきたいと考えています。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官3
面接時間
40分
面接官の肩書
不明、ただし何処かに事業所の経営層である聞かされた
通知方法
メール
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

ESや話した内容について、細かい部分まで追求される面接だった。
ストレスが掛かる状況下でも落ち着いて自己アピールや志望動機を丁寧に説明することが重要だったと思う。
また、三菱電機は様々な部門がある為、どうして特定の部門を強く志望するかの理由付けも重要であった。
自身の経験も踏まえて、論理的に説明する事を意識した事が評価されたのかもしれない。

面接の雰囲気

最終面接。圧迫面接の様な質問は出ないものの、一次面接より更に厳しい雰囲気。
学生が話す内容であやふやな部分を徹底的に掘り下げてくる面接だった。
学生のストレステストをやっているのではないかと思えた。

最終面接で聞かれた質問と回答

どんな研究をやってきた?研究を通じて得られたものは?

学部と修士を通じ、レーザー距離センサ(LiDAR)で撮影した距離画像中における物体の種類を識別する研究を行ってきました。
本研究は、LiDARを搭載した自動運転車の状況判断や、産業用ロボットの制御の高性能化へ貢献します。
修士から、ヒトの視神経を真似て物体を高精度に見分ける深層学習を研究に導入しています。
研究の一番の困難は、深層学習の教示に利用出来る距離画像が少ない事でした。深層学習は大量の教示画像を必要とします。
私は、教示画像不足から深層学習の導入を諦めるのではなく、自ら開発したLiDARシミュレータで、現実の物体に見立てた様々な3DモデルをPC上で撮影し、教示画像を大量生成しました。
教示画像が増えたことで、既存の教示画像のみで学習する場合よりも高い識別精度を達成出来ました。
また、これまでは汎用の深層学習を利用していましたが、現在はLiDAR情報処理に特化した深層学習を開発しており、更なる識別精度の向上を目指しています。
研究を通じ、問題に遭遇した際、無い物ねだりをして諦めるのではなく、自ら行動を起こして活路を開く能力を獲得しました。

競合他社へは行かない?例えば三菱重工とかは?

三菱電機は防衛装備を制御するソフトウェア開発に力を居れているからこそ、第一志望とさせて頂きました。
私は幼い頃に重機を運転した経験から機械制御に興味を持ち、大学のサークルで機械設計に取り組んだ経験から、高性能な機械には高性能なソフトウェアが必要不可欠であることを学びました。よって、ハードウェアをより良く制御する為のソフトウェアについて研究してまいりました。
昨今の最新鋭の兵器はコンピュータを搭載しており、プログラムの良し悪しで兵器の性能が大きく変わります。
自身の大学・大学院で学んできたソフトウェア技術を防衛産業に活かし、人々の安心・安全な暮らしを守る目的において、三菱電機が最も理想的な場であると考え、第一に志望させて頂きました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

特に就活継続についての指示は受けなった。ただし、学校推薦を使い応募していた為、
三菱電機側としても他企業の選考を終了するであろうことは分かっていたと思う。

内定に必要なことは何だと思うか

部門が非常に沢山あり、扱う製品も多岐に渡るので
「とりあえず三菱電機に入りたい!」と思って受験すると志望動機の構築が難しいと思う。
自分のやりたい事を明確にする事が内定を取るのに一番重要ではないかと思う。
そのためにも、企業説明会やリクルーター面談をためらわずに積極的に受けて情報収集をし、ESを書くまでに十分な判断材料を集めておくべきだと思う。
また、技術系職種では合格すれば好きな事業所に必ず配属される「配属リクルート(配リク)」という一次面接の受験方式がある。
受験には事前の工場見学が必要であるため、気になる工場は早めに予約をしておいた方が良い。
(後になって配リク受験枠の奪い合いになるため)

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

(1)話す内容が論理的である事。(2)組織に貢献できる人間であるか否か。の2点を重点的に見られていると思う。(1)は技術者として必要な素養であると思うし、特に(2)は三菱電機社員に必要な要素なのかもしれないと、他の内定者を見て思う。三菱電機は個々人では無し得ないビッグプロジェクトを大人数の力でこなすため、いわゆる「一匹狼」タイプの人間では、そもそも仕事が成り立たないからだと思う。

内定したからこそ分かる選考の注意点

技術系職種の配属リクルート(事業所別の一次面接)は事前の工場見学が必要であるが、工場見学の予約枠が埋まるのが非常に早い。早め早めに予約を入れておいた方がよい。
また、配リク面接において「他の事業所じゃダメなの?」としばしば聞かれる。徹底的に理論武装して面接官を黙らせる位の意気込みで臨むべき。

内定後、社員や人事からのフォロー

OBのリクルータから食事に誘われた。入社までにやっておくべき事や不安に思っている事など様々な相談に乗って頂いた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる
  • 給料・待遇

入社を迷った企業

株式会社日立アドバンストシステムズ

迷った会社と比較して三菱電機株式会社に入社を決めた理由

どちらも同じく防衛装備品を製造する企業であった。
三菱電機を選んだ理由として、元受けの防衛省、自衛隊から直接仕事を任される一次受け企業であった事が大きい。エンジニアとして製品の企画に携わるチャンスがある(かもしれない)事に大きな魅力を感じた。
また、取り扱う製品も三菱電機の方が自分が大学で取り組んできた研究内容と近く、仕事に専攻で得た知識をより役立てられるのではないかと思えた事も大きい。
給与水準も概ね三菱電機の方が良い為、これら条件を勘案した結果、三菱電機への入社を決定した。

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三菱電機の 会社情報

基本データ
会社名 三菱電機株式会社
フリガナ ミツビシデンキ
設立日 1921年1月
資本金 175億8200万円
従業員数 149,134人
売上高 5兆2579億1400万円
決算月 3月
代表者 漆間啓
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2丁目7番3号
平均年齢 41.4歳
平均給与 829万円
電話番号 03-3218-2111
URL https://www.mitsubishielectric.co.jp/
採用URL https://www.mitsubishielectric.co.jp/saiyo/graduates/index.html
NOKIZAL ID: 1130217

三菱電機の 選考対策

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