- Q. 志望動機
- A.
株式会社小松製作所の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2018卒株式会社小松製作所のレポート
公開日:2018年2月16日
選考概要
- 年度
-
- 2018年度
- 結果
-
- 内定辞退
- 職種
-
- 総合職事務系
投稿者
選考フロー
企業研究
私は、企業研究で以下の3つのことに取り組みました。まず1つ目は、研究室の卒業生で実際に勤務している方に連絡を取り、会社の雰囲気について聞きました。2つ目は、総合職技術のインターンシップに参加しました。私は、当初技術系を志望していたのですが、そこで出会った事務系社員に惹かれ小松製作所では事務系職を受けようと思いました。このように、自分の将来に影響を与えてくれる人との出会いや、体験型のインターンシップのため職場の雰囲気を実際に肌で感じることができるので小松製作所に興味があるのであればインターンシップへの参加を勧めます。3つ目は、ESを書くときに研究室の先輩で内定されている方のESを参考にしました。ESの構成は実際に内定された方のを参考にするのが一番だと思います。
志望動機
私が御社を志望する理由は2つあります。まず1つ目に、御社の主力製品である建機が人々の生活基盤を支え、社会の発展に大きく貢献していることが挙げられます。私は疲労強度の研究をする中で、人々の安全を守ることにやりがいを感じ、将来仕事をする上でも人々を支える仕事に携わりたいと考えます。また、社会の要請に応えるためにICT技術を活用した「完全無人化」などの安全性向上に取り組み、コマツ製品による顧客現場での災害ゼロを⽬指すなど御社の「未来の現場」への歩みに魅力を感じます。2つ目に、社員の方々の仕事に対する姿勢に共感したことが挙げられます。インターンシップの中で、開発Grの一員として仕事を体験させていただいた時に、失敗を恐れずに挑戦する心、「現場力」の高さ、そしてお客様が本当に求めているものは何かを考え常にイノベーションを起こし続けるコマツ社員としての想いを肌で感じました。私も、このような想いを持った方々と共に、人々に豊かさを与える「ダントツ製品」を生み出す会社で働きたいです。
説明会・セミナー
- 時間
- - -
- 実施時期
- 2017年03月
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
第一希望の職種を選択した理由を記入してください(150文字以内)
あなたの会社選びの基準・軸を教えてください(300文字以内)
学生時代に目標を持って取り組んだことを記入してください(30文字以内)
目標達成の為に工夫・実践したことを記入してください(400文字以内)
各質問項目で注意した点入力してください)
ES対策で行ったこと
研究室の先輩で内定している方がいたのでその方のESの構成を参考にしました。ネットでも小松製作所のESを探し参考にしました。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2017年04月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
WEBテスト対策で行ったこと
市販のSPIの参考書2種類を2周しました。
WEBテストの内容・科目
言語・非言語・英語・構造力把握・性格診断
1次面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 5年目の事務系社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
PREPを意識しました。聞かれた質問に簡潔に答えることが評価されたと感じました。元気でかつ笑顔で受け答えしたことも高評価であったと思います。
面接の雰囲気
フランクな面接でした。質問もESの内容でした。逆質問があったので事前に考えておいたほうがいいと感じました。
1次面接で聞かれた質問と回答
小松製作所らしさとは何ですか教えてください(逆質問)
我々は、ものづくりを行う会社として品質と信頼性の追及を行い、世界で通用するダントツ商品を世に送り出しています。そして、世の中が豊かになることを目標としています。ダントツのソリューションとダントツサービスを世の中のニーズを満たす形で提供し、世の中とともに成長していく企業それが小松製作所です。企業とともに小松の社員も成長します。小松製作所を特徴付ける言葉として『コマツウェイ』という言葉がありますが、人を育てる事にも力を入れています。人と企業と世の中がともに成長できる環境も小松らしさと言えます。今後も世の中から高い信頼を得て、選ばれ続ける小松製品を生み出し続けられるように社員一同、邁進していきたいと思っています。
学生時代に頑張ったことを教えてください。
私は、英語のコミュニケーションの上達を図るという目的のために英会話教室の運営ボランティアに力を入れました。教室では地域の子どもたちに英会話を教えていました。私達がヒアリングを行ったところ子どもたちが自分たちの英語に自信を持てていないことに気付きました。自信を持ってもらうために子どもたちが思わず英語が話したくなるような場を設け、実践的な英語を習得してもらうよう努めました。そこで私は、異文化交流会にフリーマーケットを出店することを企画しました。私は他のスタッフと協力して、本番で生きる英会話の例文集やそれを基に実際の売買を想定したロールプレイング等を実施しました。当日は、子どもたちがお客様と自発的に英語でコミュニケーションを取る姿が多く見られ、お客様からも40通ほどの感謝のメッセージを頂くことができました。私は以上の経験から、一から企画して運営する行動力を養いました。
2次面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官1
- 面接時間
- 30分
- 面接官の肩書
- 中堅の人事社員
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 即日
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
質問の内容をしっかりと理解して、簡潔に答えたことが評価されたと感じました。聞かれたことだけに答えることがポイントだと思います。
面接の雰囲気
1次試験より掘り下げた質問が来ました。ESの項目以外の質問もされました。雰囲気は穏やかでしたが、質問の内容はとても鋭く感じました。
2次面接で聞かれた質問と回答
今までに直面した一番大きな困難は何ですか? その困難をどのように乗り越えたかについても詳しく教えてください。
私が経験した最大の困難は、世界初の疲労試験機の開発で多くのトラブルを経験した事です。今回の研究では、莫大な費用と試験時間を要する従来の油圧式に代わり、電気モーターで駆動する簡便試験機を開発し、費用・時間の劇的な削減に成功しました。しかし、今回の試みは新しい装置を一から開発するため、問題が絶えませんでした。例えば、モーターで起振させ鋼板に負荷をかける際、周波数を設定値に調節するまでに、板が固有振動数を迎えて共振し、中間シャフトが折れてしまいました。他にも、大きな波を再現するハンマー試験ではスプリングが安定せず、叩く度に波形が変わりました。問題が起こる度に業者と会議を重ね、万力を利用する事で共振を防ぐなど、妥協しない案を出し合い世界初の実現に邁進しました。その結果、集大成となる装置が完成しました。この経験から、既成概念に囚われずに工夫して問題を解決する力を身に付けました。この強みを活用して、御社に貢献できると考えます。
なぜ理系なのに事務系で受けているのか。
私が事務系職を受けている理由は2つあります。1つ目は、インターンシップで出会った事務系の社員の働く姿勢に強く惹かれたことです。2つ目は、日本のモノづくりの技術を世界にもっと発信し、世の中を豊かにしたいと考えるからです。1つ目の理由としましては、私の就職活動の軸の1つに共に働く人のビジョンに共感できるかどうかという軸があります。彼の想いは、海外経験を通して日本製品に誇りを持ち、もっと多くの人にこの素晴らしい技術を使ってほしいというものでした。私も、国際ロボコンに出場したときに日本製品に対して誇りを感じました。これは、2つ目の軸に共通するものです。以上の理由により、御社の事務系職に魅力を感じ強く志望しています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2017年06月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 60分
- 面接官の肩書
- 部長クラスの社員の方1人、もう一人は人事の方でした。
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
就職活動の軸をしっかり持って企業選びをしていること、その中でも小松製作所に強い熱意を持っていることを伝えたことが内定につながったと考えます。
面接の雰囲気
圧迫面接です。疑う感じでどんどん掘り下げた質問が来ます。一度回答した内容もすぐには受け入れてもらえませんでした。
最終面接で聞かれた質問と回答
周囲の人からどのように思われていると感じますか。
①愚直で何事にもまっすぐで、エネルギッシュ②とっつきやすく、人懐っこい③頑固なところがあるとよく人から言われる事があります。①について説明します。高校時代の部活の先輩には、練習メニューや練習時間に関して自分の意見をはっきりと言っていました。サークルの新刊イベントの暗黙のルールに対してメスを入れたり、研究室の先輩とも自分がやりたい研究についての自分の意見をしっかりと言っていました。損をするか得をするかという目先の利益に囚われずに、信じた道を貫いてきました。②について説明します。私の謙虚な姿勢を 良い意味で敷居が低く『麟太郎には何でも相談できるし、ありのままでいることができる』とよく言われます。つまり、共感されやすいです。③について説明します。自分の意見をまっすぐ伝えようと思うあまり、人と意見が衝突することがあります。しかし、意思の強さには自信があり、どんな困難を経験しても諦めずに乗り越えてきました。今後は、視野を広げながら、柔軟さを取り入れていきたいです。
最後はどのようにして会社を決めますか?
現在、私の中で、3つの就職活動の軸があります。1つ目は、リーディングカンパニーとして高い技術力を持っているメーカーであること。2つ目は、暮らしを根底から支えるメーカーであること。3つ目は、共に働く人の仕事に対するビジョンです。この3つが就職活動における私の軸です。御社は、私の就職活動の軸に合っていると考えるため志望しています。この3つの軸に従い考えると、受けている企業の中での志望度の順位はあります。選考中でその企業の社員の方にたくさんお会いするので、最終的に縁のあった企業の中で尚且つ、選考中にお会いする社員の方の雰囲気を感じながら自分が「ここで働きたい」と思う企業を決めていければと思っています。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
内定を頂いた後も、私の進路に関して相談に乗ってくれ、アドバイスをくれました。考える時間をくれましたが、翌日辞退しました。
内定に必要なことは何だと思うか
就職活動の軸をしっかり持つことです。その軸と小松製作所がしっかりマッチしていることをアピールするためにも、小松製作所の業界研究は必要です。ネットや先輩から情報を得ることは大切ですが、私はインターンシップに参加することを勧めます。小松製作所のインターンシップは体験型であるため、社内の雰囲気を肌で感じることができ、実際に働かれている方でどういう方がおられるのかということを知ることができます。志望動機にも深みが増し、なおよいと感じました。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
違いは2つあります。まず1つ目は、業界研究を早期の段階からしておくことです。志望度を高めることにもつながりますが、仕事のイメージをしっかり持てることはとても大事です。2つ目は、面接で多くを語りすぎないことです。簡潔に答えましょう。
内定したからこそ分かる選考の注意点
最終面接前に自己分析をしっかりしておきましょう。かなり鋭い質問をされるので対策が必要です。落ち着いて答えることを心がけましょう。早期に業界研究をしておくことは大切です。深くその企業のことを知る上でも役に立つので早期の研究を心がけましょう。
内定後、社員や人事からのフォロー
しっかり相談に乗ってくれます。アドバイスもしてくださいます。
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小松製作所の 会社情報
会社名 | 株式会社小松製作所 |
---|---|
フリガナ | コマツセイサクショ |
設立日 | 1921年5月 |
資本金 | 721億1800万円 |
従業員数 | 65,738人 |
売上高 | 3兆8651億2200万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 小川啓之 |
本社所在地 | 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2番20号 |
平均年齢 | 41.2歳 |
平均給与 | 830万円 |
電話番号 | 03-6849-9703 |
URL | https://www.komatsu.jp/ja |