【未知への挑戦、ICTの可能性】【19卒】富士通の冬インターン体験記（理系/FEEL　ICT）No.2154（上智大学/男性）（2018/4/4公開）

富士通の企業研究にもなるだろうという思いから参加した。富士通という名前は知っているが、パソコンとかスマホのような「B to C」向けの製品のイメージしかなかったので「B to B」の一面を知りたかった。

ESには応募理由とこれまでに身の回りの課題解決の経験についてだったので、正直に内容を書いただけ。課題解決経験については、他のESに書いた内容を使っただけ。

ICTを用いて富士通が何をしている会社なのかを知る

1日目にやったこと

前半にICTとは何か、という内容から富士通が何をしている会社なのかについての説明。業界での立ち位置や海外での売り上げについて。後半はICTを用いて新たな企画の提案をするプレゼン。

人事、SEの社員

なし

問題を洗い出して企画を作り上げていくときに、本当にその問題の洗い出しで良いのか、それを解決することで本当に問題が解消されるのか、ということを注意して洗い出しを行わなければならない。様々な切り口で問題点を探すことが大事。

グループワークでは、ある架空の町のデータや概要についての資料が渡され、ここから何か町が抱えている問題を洗い出し、ICTを用いた新しい企画の提案をするというものであった。思った以上に問題の洗い出しが難しく、なかなかICTを用いたアイデアを出すのが難しかった。

顧客が抱えている本当の問題点であったり、それを解決するためにどうすればよいのかを考えるための切り口を見つけるというのは想像以上に難しかった。また、グループワークの課題であった自治体に売り込むためにICTで何が出来るのかを考えるのが想像以上に難しいことを実感した。

ICTが何に使われているかとか、研究されているかというのは知っておくとグループワークで提案するときにいい案が出せるようになると思う。

シミュレーションではあるが、人口減少や観光客減少などの問題を抱えている町に対して知っているICTの知識だけで提案するというのは実際の業務にも近いことだと思うし、働いたらもっと深く考えて、実用性のあるものを提案しなければいけないという認識にはなった。

まだ企業研究程度のことしかやっていないし、営業志望の人達もいたため今回のインターンシップからは様々な人がいる程度にしか感じず、もっと優秀そうな人は他の班にいたかもしれないのでまだ分からないという感じだった。ITについて勉強している自分が特別有利とまでは思わなかった。

富士通という会社がB to Bの事業で大きな業績を上げており、規模の大きさを感じた。医療系などの強みの分野を持っているという点も魅力的に感じた。ICTの可能性もまだまだあることを再認識できたし、富士通の志望度もそうだが、業界全体に対しても志望度は上がったといえる。

特別な選考はなかったが、インターン参加者向けの別の企業研究の場を与えてもらえるので、インターンに参加していない人たちよりは有利なるのではないかと思う。あくまでも自分でその機会を生かすことが出来ればという話ではあるが。

インターン参加前からシステムインテグレーター業界を見ていたが、富士通のようなメーカー系は全く見ていなかった。お客様第一の目線でいられる独立系やマルチベンダーの会社を中心に見ており、メーカー系は自社の製品を売らなければならないと考えていたので敬遠していた。また、社会にインパクトを与える仕事をしたいと思っていた。

今までは偏見でメーカー系システムインテグレーターを避けていたが、今回のインターンで志望度は高まったといえる。メーカーにはメーカーなりの強みがあり、会社の規模も大きいところが多いので良いと思えるようにはなった。しかし、マルチベンダーなどではないので、とても志望度が高いとは言えない。グローバル展開も積極的に行っており、そういう仕事も面白そうだと感じた。