22卒 インターンES
知的財産(パテント)
22卒 | 東京理科大学大学院 | 男性
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Q.
志望動機をご記入ください。(500文字以内)
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A.
私は、知的財産の分野で貴社の製品開発に携わりたいと考えております。現在は大学院で知的財産に関する講義を受講しており、どのように特許・意匠出願が行われ、請求の範囲はどう記述すべきかなどに関することを学んでおります。またその中で、理系の技術者が特許の知識を有していることが今後より一層必要とされることを知り、技術職の中でも知的財産に関する業務に興味を持ち始めました。また、私は現在研究活動として論文の執筆作業に携わっており、同じ内容や似た内容の研究論文が無いかをリサーチし、どのように執筆していくべきかを考えて活動しているため、知的財産の分野でこの経験は活きると考えております。貴社はCMOSイメージセンサーやオーディオ機器、メディカル関連機器などの幅広い製品を手掛けて世界をリードしており、同業他社や新規参入企業に対し圧倒的な競争力を有しています。しかし、その競争力を維持するには消費者の需要を満たす商品開発をし続ける必要があり、更には商品開発における特許出願をより効果的に行う必要があると考えております。そのため、知的財産という観点から貴社の製品に触れる機会を頂きたいと考えております。 続きを読む
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Q.
現時点であなたが興味/関心のあるプロダクト・サービスの領域・カテゴリーを選択してください。 *最大3つまで選択することが可能です。
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A.
1番目:ディスプレイ・発光デバイス 2番目:オーディオ・ビデオ 3番目:イメージセンサー・撮像デバイス 続きを読む
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Q.
選択した領域・カテゴリーで最近注目しているプロダクト・サービスとその理由を記述してください。(200文字以内)
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A.
私は、空間再現ディスプレイELF-SR1に注目しています。空間再現ディスプレイの技術は建築デザインや美術館での利用などが考えられていますが、ICT教育での活用など、多くの利用可能性を秘めていると考えております。 また、スマートウォッチwena 3 metalにも注目しています。交通系ICカードや電子マネー機能に加え、様々なセンサーを搭載しており、新たな消費者層を取り込めると考えているからです。 続きを読む
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Q.
卒業/修士論文や、学科/専攻の授業の中で、最も力を入れて学んでいるテーマの概要を記述してください。(500文字以内)
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A.
私は現在、モット絶縁体と呼ばれる物質で実現する電子状態及び物性について学んでおります。そもそも物質の性質、即ち物性というのは物質中の電子によって担われるのですが、その際に「自由に動ける電子が物質中にどれくらい存在するのか」や「電子同士がどれだけ影響し合っているか」によって対象物質が金属となるか、半導体・絶縁体となるかがおおよそ決まります。この「電子同士がどれだけ影響し合っているか」の度合いが大きいと、同じ電荷同士は反発し合うという性質から対象物質は絶縁体になることが知られています。 この電子同士の影響が強いことによって絶縁体になった物質を特にモット絶縁体と呼び、現在ではこのモット絶縁体において様々な物性が発現することが明らかになっております。モット絶縁体における現象の理解には、量子力学や統計力学をはじめとした知識が必須であり、物事を根本から理解できていないと研究のレベルに到達することはできません。そのため、日頃から論文やその他文献を読んでいる時に、「なぜそうなるのか」を人に説明できるレベルに落とし込む練習をして研究の場で活かせる知識を育めるよう努力しております。 続きを読む
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Q.
ゼミ・研究室で取り組まれている内容をご記入ください。 *理系の方で研究室に所属している場合は、必ず研究内容をご記入ください。(500文字以内)
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A.
私は現在、有機物で実現する超伝導状態の研究をしています。有機物は圧力をかけると容易に絶縁体から金属へと変化させられることが知られており、モット絶縁体である物質も金属状態へと変化させることができるのです。研究対象としている物質はEtMe3P[Pd(dmit)2]2という物質で、通常はモット絶縁体状態、圧力をかけると金属状態、その状態から物質の温度を下げると超伝導状態となることが分かっており、圧力や温度の違いによって様々な性質を示します。ここで、超伝導状態とは物質の電気抵抗がゼロになったり磁場に対して特異な振る舞いを示す状態のことであり、応用面でも非常に期待されている性質なのですが、超伝導の発現機構は明らかになっておらず現在も盛んに研究が行われています。 私はこの物質の超伝導状態を探るために核磁気共鳴法という実験手法を用い、超伝導状態の解明を目的とした研究をしています。今までの研究結果から、よく知られている従来の超伝導とは全く異なる特異な超伝導状態が実現している可能性が高いことが分かってきており、現在は先行研究と比較しながら、なぜそうなっているのかを考えて論文の執筆作業をしております。 続きを読む
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Q.
これまでの学生生活であなたが力を入れて取り組んだこと、もしくは、現在力を入れて取り組んでいることについてご記入ください。(500文字以内) *ご記入いただく内容は、学業でも学業以外でもどちらでも構いません。
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A.
私が学生生活で力を入れて取り組んだことは、「学業」及び「様々な方々との関わり合い」の二つです。「学業」に関しては、将来研究で結果を残すために基礎学力の定着が必須と考え、大学入学時から学業を怠りませんでした。ただし、ただ闇雲に勉強するのではなく、どうすれば学習効率が最も高くなるかを考えて実行し、結果的に予習をした直後に講義を受講すると効率が良いということが分かりました。そういった試行錯誤を経て、現在学業成績の指標であるGPAでは4点満点中3.5以上を獲得しております。また、「様々な方々との関わり合い」に関してですが、私は学習塾でのアルバイトや介護体験、高等学校での教育実習に加え、興味のある他大学の研究室に訪問するなど、様々な方々とコミュニケーションをとってきました。そういった経験の中で、人に物事を伝えることの難しさを実感し、どうすれば相手に自分の言いたいことが伝わるかを常に考える癖をつけるようにしました。その甲斐もあり、大学4年次に行われた卒業研究ポスター発表会では優秀発表賞を受賞することができました。これは「学業」及び「様々な方々との関わり合い」に注力した結果であると考えております。 続きを読む