- Q. 志望動機
- A.
ソニーグループ株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。
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2021卒ソニーグループ株式会社のレポート
公開日:2020年10月20日
選考概要
- 年度
-
- 2021年度
- 結果
-
- 内定入社
- 職種
-
- 技術職
投稿者
選考フロー
企業研究
ソニー株式会社は、電化製品からエンターテインメントまで幅広い分野で事業を展開している企業です。もともとやりたい業種や職種が決まっている場合は問題ありませんが、ブランド力に惹かれ、ある程度どの分野でも良いのでソニーグループの一員になりたいと考えている方は少なくないと思います。そのためそういった方はまず、自分が携わりたい分野を絞ること、次に職種(セールス・マーケティングなのか、研究開発なのか等)を絞ることをお勧めします。また、グループ全体の企業理念である「自由闊達」も非常に大事になってきます。どこが自由闊達なのか、なぜそれを理念としているのかということを知っている必要があります。様々な就活サイトにもたくさんの有益な情報がありますが、まずはご自身で「一次ソース」である会社のホームページを熟読することをお勧めします。そして可能であれば会社説明会やインターンで社員の方のお話を直接聞いて、どういう環境で業務をなさっているのかを把握し、それとホームページ等で得た情報とを組み合わせて自分の言葉で企業の特徴を話せるようになれば良いと思います。企業側は「なぜこの業種」ではなく、「なぜうちの企業」なのかを聞きます。なので競合他社の特徴を知っていれば、よりその違いを話せるかと思います。またソニーは非常に大きな会社なのでニュースでもよく取り上げられます。なのでSNSやweb検索でも良いので企業名を検索したりして、最近の動向について知っているほうが良いです。
志望動機
私は、物理の視点から半導体物性を研究していますが、その知識を活かしながらユーザーに近いところで製品に直接関わって働くことで、社会の中での物理の価値を実感したいと考えています。特に私は、自動運転に強い関心があり、貴社の強みであるイメージセンサーの技術開発に携わって、車載センサーの性能向上に努めたいです。野望としては貴社のセンサーを搭載した自動運転車が溢れる未来を造り、自分を含めたユーザーのライフスタイルを変えたいです。研究では物性だけでなく、手段として放射光施設でX線を用いているため、偏光等の光学の知識も活かして、貴社のセンサーを含めたグローバルに展開している半導体デバイス事業に貢献したいです。
WEBテスト 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 3日以内
WEBテスト対策で行ったこと
SPIの参考書でどのような問題が出題されるか確認した。
WEBテストの内容・科目
言語、非言語、性格診断
エントリーシート 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 通知方法
- メール
- 通知期間
- 1週間以内
ESの内容・テーマ
志望コースで取り組みたいこと/関心のあるカテゴリーで注目しているプロダクト/研究内容の概要/今までに成し遂げたこと
ES対策で行ったこと
自分の強みや、これまでの学生生活で力を入れたことが、志望動機と繋げられるように整理した。また理系だからといって研究ができれば良いだけではないと考えているので、普段から経済や時事問題(当然その根本にある歴史等も)に関心を持つことによって、一つ一つの意見や考え方に論理的裏付けと重みを付けることを心掛けた。
1次面接 通過
- 実施時期
- 2020年03月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
研究内容を10分で分かり易くまとめて伝える力、学生時代の経験から行動力を評価されたと感じました。またTOEICのスコア(700点台)も結構高いねと言っていただきました。(理系の中ではということだと思います)
面接の雰囲気
すこし年配の方がお二人で、やや硬い雰囲気でした。話の内容だけでなく、どのような人間かをみているようでした。
1次面接で聞かれた質問と回答
なぜ留学に行こうと思ったのか。また、大変だったことや成果。
私は昨年3ヶ月間ドイツに研究留学に行きました。動機として、研究によって培った知識や技術を活かすには、世界を知る必要があり、理系学問は社会の中で常に文化や歴史、経済と結びついているという考えがありました。海外に関する知識は持っていても、日本の事と異なり、肌で感じることが難しいです。そこで、海外で研究をすることで、「研究の新たな知見を得る」、「海外での思想や文化を直接感じる」、「手段として用いる英語力の向上」を目標としました。またこの留学プログラムは、行き先の決定から全て自分で準備する必要がありました。0から研究室を探すために、日本での研究内容に近い研究室を様々な大学のホームページや論文から探し、メールを送り続けました。文面や添付する履歴書の内容を調整しながら、少しでも目に留まるように工夫し、最終的にベルリン工科大学からの受け入れが決まりました。結果として、画期的な研究で得た知識を、帰国後に研究室内でシェアできたので満足でした。また、現地の若者の政治や経済への関心度の高さには刺激を受け、歴史観の違い等貴重な気付きがありましたし、英語力の面では、TOEICという目に見える形で成果が出ました。
研究で力を入れているテーマの概要
私は有機半導体薄膜の物性解析を行っています。有機半導体は安価で作製できることや、折り曲げ可能なことから、様々なデバイスへの応用が期待されており、物性研究も盛んに行われています。半導体の性能には電子の動きやすさであるキャリア移動度が大きく関わっており、それを決めているのが分子の並び方である分子配向です。そこで私は、放射光施設のビームラインでX線を用いることで、有機薄膜の分子配向を解析しました。分子配向は試料の成膜方法に影響を受けるため、配向を揃えることが期待できる新手法で作製された有機薄膜を試料として用いました。特定のエネルギーを持った光を、物質に照射させると、物質内の電子が光を吸収して、放出されます。シンクロトロンから放射される直線偏光の電場ベクトルの向きと、試料の原子軌道の向きが一致すると、この吸収が最大になるため、X線の入射角度を変えて測定し、強度をモニターすることで分子の向きが分かります。その結果、分子は基板に対して立ち上がった配向をしており、異方性を持つことが分かりました。また現在は、薄膜の最表面のみの配向を分析するために、既存のビームラインの中に、新たな装置を作製しています。
最終面接 通過
- 実施時期
- 2020年04月
- 形式
- 学生1 面接官2
- 面接時間
- 40分
- 面接官の肩書
- 不明
- 通知方法
- 電話
- 通知期間
- 3日以内
評価されたと感じたポイントや、注意したこと
フィードバックでは質問に対して的確に論理的に説明できており、コミュニケーション能力が高いと評価して頂きました。
面接の雰囲気
1次面接よりも少し和やかな雰囲気でした。一次面接同様にしっかりと話を聞いてくださったのでとてもリラックスして話しやすかった記憶があります。
最終面接で聞かれた質問と回答
学生時代に力を入れたこと(留学以外で)
私は学部生時代にカンボジアへの教育支援団体に所属していました。この団体は、10年前にカンボジアに学校を設立しており、それ以降は学校への継続的な教育支援が目的でした。主に物資調達や環境の改善等を行っていて、それらのための資金調達にも力を入れていました。70人ほど所属していた為、グループ分けをして、毎週交代で募金活動を行っていました。また、複数の部署があり、私は定期飲み会やイベントの企画を行う企画部署のリーダーを務めていました。大人数の団体では、より仲を深め一致団結することで、一つの目標に全員で取り組むことができると考えていた為、部署のメンバーとイベント等を企画して取り組むことで親睦を深めることができました。
研究内容と、入社したらどのような仕事をしたいか(研究寄りか、デバイス開発寄りかなど)。理由も含めて。
私は大学院で有機半導体の物性研究を行っています。あくまでも物理の研究なので、基礎研究として、デバイスへの応用の可能性を調べています。基礎研究では非常にミクロな世界の物理現象を分析するので、物事の基礎を突き詰めるのが好きな私にとっては、非常に面白いです。しかし、こういった材料科学の研究を行っていく中で、商品設計の仕事に興味を持つようになったためデバイス開発に関わりたいと考えています。そこには、よりユーザーに近いところで働くことで、社会の中での物理の価値を実感したいという思いがあります。それに加え、基礎研究を行っていたからこその知識もあるので、商品への応用という過程で、物理的視点からの専門知識を活かすことができるということが強みだと思い、挑戦してみたいと考えています。特に私は自動運転に興味があり、貴社の強みであるイメージセンサーに強い関心があります。野望としては、貴社の車載センサーの性能向上に貢献し、将来的に御社のセンサーを搭載した自動運転車が溢れる世界を造り、自分を含めたユーザーのライフスタイルを変えたいです。
内定者のアドバイス
内定後の企業のスタンス
返答を一日待っていただきたいと申し出たところ、まずは家族にも伝えた方が良いので当然後日でも大丈夫ですという返答を頂いた。
内定に必要なことは何だと思うか
電機メーカーの枠組みを超えて様々な分野で事業を行っている分、特徴や強みも多いと思うので、そういったところで競合他社との違いを認識することが大切。理系院生であれば研究は勿論のこと、英語力やコミュニケーション能力も求められると感じた。特に他の内定者の方を見ても積極的にチャレンジすることが好きだったり、しっかり趣味を持ち、自分の時間を充実させることが出来る人が多いと感じたので、専門の勉強以外にも興味のあることはチャレンジすることが大事だと思う。そうすることで必然的にESに書いたり面接で話すのに十分な内容になる。
内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか
理系院生であれば、まず研究内容を分かり易く伝えることができるかなどのコミュニケーション能力を見られていると感じた。また、研究であれ学生時代に頑張ったことであれ、なぜそれに興味を持ったのかなどの理由を論理的に説明できるかが重要。自分も意見に根拠を持ち、それをアウトプットすることができたところを評価してもらえたと思う。
内定したからこそ分かる選考の注意点
webテスト・エントリーシートの段階でかなりの人数が落とされると聞いたので、まずはESを大学の就職支援センターなどで何回も添削してもらうことと、webテスト対策として短時間でできるだけ多くの問題を正確に解く練習が必要。
内定後、社員や人事からのフォロー
コロナの影響で直接コミュニケーションをとる機会がなかなか取れないので、オンラインでの交流会やイベントをいくつも用意してもらえた。
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ソニーグループの 会社情報
会社名 | ソニーグループ株式会社 |
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フリガナ | ソニーグループ |
設立日 | 1946年5月 |
資本金 | 8742億9100万円 |
従業員数 | 113,000人 |
売上高 | 13兆207億6800万円 |
決算月 | 3月 |
代表者 | 吉田憲一郎 |
本社所在地 | 〒108-0075 東京都港区港南1丁目7番1号 |
平均年齢 | 42.4歳 |
平均給与 | 1113万円 |
電話番号 | 03-6748-2111 |
URL | https://www.sony.com/ja/ |
採用URL | https://www.sony.co.jp/recruit/ |