22卒 本選考ES
総合職
22卒 | 東京外国語大学 | 男性
- Q. 学生時代に最も情熱を注いで取り組んだ内容について入力してください。(200文字以内)
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A.
ある企業での学生7名程度で行う共同翻訳業務の改善を行った事だ。当時誤訳の原因であった訳者間の日本語表現のばらつきに対して、翻訳者間で訳出に差が出ないよう、各訳者から聞き取りを行い、日本語の書き方の統一を行った。次に、時間やツアー名の入力といった機械的な作業を、独学のプログラミングの知識を使い、周囲に援助をもらいながら、自動化した。結果、誤訳・タイプミスと作業時間を3割程度削ることができた。 続きを読む
- Q. 取り組みの過程で直面した困難なことは何ですか?(300文字以内)
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A.
当時2つの困難に直面していた。まず1つ目に、翻訳作業のマニュアルが最低限のものであったために、各翻訳者で日本語の表現に差があり、分担した翻訳物を繋げるとぎくしゃくした日本語になってしまっていたことである。次に、翻訳を全て手入力で行っていたために、ツアーの催行時間やツアーコードといった機械的な翻訳箇所においてタイプミスが起きていたことだ。以上の問題が原因となり、納品前の翻訳物の確認作業に時間がかかり、納品後も納品先から誤訳の訂正を頻繁に指摘されることで、再納品による時間のロスも発生していた。結果として、他業務に割くことができる時間が少なくなってしまっていた。 続きを読む
- Q. 困難を乗り越えるために「どうしたか」を、自身の想いなども踏まえて入力してください。(500文字以内)
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A.
「翻訳業務にかける時間を少しでも短くして、会社として新規事業(○○事業)に使うことができる時間を増やしたい」という想いから、業務改善を提案し、旗振り役を担うことになった。上記の課題を解決するべく、まず日本語の表現が訳者間でばらばらになってしまっていたことに対して、日本語の表現方法の統一を目指した。私よりも業務経験が長い翻訳者の経験を活かすべく、それぞれの方に対してヒアリングを行い、意見をまとめることで日本語表現のマニュアルを作成した。次に、ツアー時間などの機械的な翻訳箇所も手入力になっていた点を、自動入力できる形にした。独学のプログラミングの知識を使いながらも、初学者としての限界もあり、至らぬ点は普段他業務でお世話になっていた社外のプログラマーの方を、上司に経由して繋いでもらうことでサポートして頂いたり、情報工学専攻の友人に助言を求めることで、最終的にエラーなしで動くコードを完成させることができた。結果として、日本語の表現違いや誤入力からくるミスと、確認作業時間を3割程度削減することができ、顧客からも「納品物の確認時間が減った」とのお言葉をいただくことができた。 続きを読む
- Q. その経験から何を学びましたか。それをどのように仕事に活かしていきたいですか。(500文字以内)
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A.
私がこの経験から学んだことは2つある。まず、チームで働く際の、「お互い不足している部分を補いながら進める肝要さ」だ。業務改善の旗振り役であったとはいえ、実際の翻訳の業務経験は最も浅く、プログラミング初心者でもあった中で、数年間翻訳経験のあった翻訳者の先輩方や、コーディングに関してプロであるプログラマーの方々との協働の中で初めて物事が前に進んだ。様々な得意分野を持つ人が集まることで協働作業が上手く回ることを再確認するとともに、仕事でも至らぬ点は部署内外の適任の人を信頼して巻き込んでいくことで解決していきたいと考えている。次に、「誰もがフラットに意見を言える場を醸成する重要さ」だ。翻訳者の方に意見を求める中で、偶然私が最も経験が浅かったことも手伝い、誰もが臆せず日本語の表現方法に対するアイデアを自由に発言できたことで多彩な意見が生まれ、日本語表現の統一案をまとめる際に非常に役立った。仕事においても、立場や役職を問わず、誰の意見も等しく扱われるような雰囲気を作り出すことを日頃から心掛けることで、個々人の中に眠る有用な見識がなるべく皆に共有される仕組みを構築していきたい。 続きを読む
- Q. あなたが仕事を通じて成し遂げたいことは何ですか。その根底にある想いや理由をあわせて入力してください。(500文字以内)
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A.
「日本の豊かさを守りつつ、諸外国の生活の下支えする」という私の働く目標を達成したい。理由は大学在学中の○○への交換留学や海外旅行・OJTにある。留学先の○○では一軒家を立てるのに億は下らず、比較的経済的に豊かな移民が世界各地から集まって安全・快適な暮らしを享受し、学生は高額な教育費を支払うことで高等教育を受けている一方で、旅行先の○○では砂塵・排気ガスにまみれながら笑顔でお金を求める、恐らく教育も十分に受けてはいないであろう小さな子供に囲まれ、OJTで訪れた○○では十数キロ先へ移動するために何時間も消費してしまう都市部の渋滞に悩まされた。それらの活動を通じて、各国間での経済格差・環境格差・教育格差を目の当たりにし衝撃を受けるとともに、生まれ育った自国の日本がいかに恵まれているのかを肌で感じることとなった。この経験から、自身が働く限り、自国の豊かさを維持しつつも、諸外国で暮らす人々の暮らしの質向上を縁の下で支え続けたいという目標を持つようになり、その実現に向けての手段のひとつとして移動を支えるモビリティ業界での仕事があると考えている。 続きを読む
- Q. 実現の場としてHondaを志望する理由を入力してください。(500文字以内)
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A.
まず、モビリティ企業としての特性が私の目標実現に適っているからだ。旅行等を通じて多くの土地を訪れる中で、鉄道のような公共交通機関が発達している地域はごく一部の都市部に限られており、ほとんどの地域では4輪車ないし2輪車が生活の足となっていることを感じた。またその一方で、特に途上国では交通事故は日常茶飯事であり、怪我を負うリスクは普段からあるとの話を友人から聞いた。そういった課題解決への努力を続けながらも、あらゆる人の移動を支えられるという点で、「自国の豊かさを維持しつつも、諸外国で暮らす人々の暮らしを縁の下で支え続ける」という私の目標に直結すると感じ、志望した。次に、貴社独自の魅力に惹かれているからだ。(1)先の述べた2輪・4輪に止まらず、航空機やライフクリエーションといった、業界の中でも類をみない事業の幅を持ち、多彩な商品群でモビリティ社会への貢献を果たしている点(2)ワイガヤに代表されるような立場に関係なく思い思いに自由に意見を出し合うことと、熱意の裏側に客観的事実の裏付けを通して仕事を進めることのバランス感覚が優れた社員の方々といった、同業他社にはない魅力に惹かれて志望した。 続きを読む
- Q. これまでの入力内容に加えて、伝えたいことがあれば自由に入力してください。(300文字以内 )
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A.
私がモビリティ社会の将来として思い描いているのは、移動時間を全て安全で生産性のある時間へ転換することだ。例えば家から会社・学校まで、或いはレジャー施設まで、それぞれがパーソナルモビリティを持ち、渋滞・事故もなく安全に自動で移動を担ってくれる社会が到来したとすれば、現在の移動手段と比べてどれだけ自由に使える余剰の時間が増えるかは想像に難くない。事故のリスクから解放され、仕事・課題を進めたり、或いは趣味に興じたり、或いは同乗者との会話をより深く楽しむことで、生活の質は間違いなく向上する。今すぐの実現は難しいかもしれないが、CASEの技術革新で必ず到達できると信じ、またその実現を貴社の一員として成し遂げたい。 続きを読む