18卒 インターンES
総合職
18卒 | 東京大学大学院 | 男性
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Q.
「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉があります。 あなたならどんな苦労を買いますか?その理由と共にお答えください。(400文字以内)
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A.
私は異なる価値観を持つ人々に触れる経験を積むための苦労を買いたいと考えています。私は、自分が中心となって組織を動かし、目標を達成することができた際に大きな喜びを感じる人間であり、将来的により大きな組織を能動的に動かし、その結果として社会に大きな影響を与えたいと考えています。私はこれまで高校の運動会におけるリーダーや、大学における50人を超える体育会の副将の経験など、リーダーシップをとる経験については積んできたという自負がありますが、様々な価値観を持った集団に対してもリーダーシップをとれるようになりたいと考えており、日本人とは異なる価値観を持った人々と共に何かを行う経験を積みたいと考えています。これまで留学生のチューター、国際交流プログラムへの参加、○○(海外)でのインターン経験など行ってきましたが、今後はこういった機会をより増やしていきたいと考えています。 続きを読む
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Q.
創業100年の老舗和菓子屋が徐々に客足が途絶え売上がじり貧になっていたところ、起死回生し、売上がうなぎのぼりとなりました。再生の過程を順を追って説明してください。(800文字以内)
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A.
対象とする老舗和菓子屋は、営業時間が11時から21時、立地が日本橋付近、店内は一般的なカフェ程度の広さ、提供する商品は羊羹を中心とした和菓子であるものとします。20年前には1時間当たり平均15人が羊羹一つ分である平均2000円を消費し、一日当たり30万円程度の売り上げがありましたが、5年前には客数がおよそ半分となり、売上は半分の15万円程度まで落ち込んでいました。この状況に危機感を覚えた店主は5年間で売上を3倍にすることを決意しました。まず始めに、客数が減った原因の特定を目的として、店主は顧客がその和菓子屋で羊羹を買うまでの流れを考えたところ、1.そのお店について知る、2.興味を持つ、3.入店する、4.購入する、でした。1と2に関して、常連の顧客を除くとこの店について知るためには店の前を通過するしかありませんでしたが、お店の前を通ってふらっと入店する客は以前から非常に少ない状況でした。また、3に関して時間の経過によって常連の顧客の高齢化が進み、来店する面倒を嫌って常連客が減少していました。以上の分析から店主は、取り組むべき課題は、店前を通過する顧客の入店率の向上と常連顧客に対する販売経路の変更の二つだと考えました。前者に関して、店前を通過する人々の属性の調査の結果、平日は高齢者が多く、休日は若者が多いという情報を基に、それぞれの客層の方に興味を持ってもらうために、平日は休憩スペースの設置と試食の提供、休日は和と洋が融合した若者向け新商品の開発し、積極的にアピールすること、小分けにして500円程度から購入が可能にすることを実施しました。また、後者に関して、ネット販売を開始し、常連客の下へチラシを送付し、来店する必要性をなくしました。結果として、後者の策は短期的に、前者の策は緩やかに売上増加に寄与し、最終的に当時から5年後には売上は3倍に増加しました。 続きを読む