【技術深化×技術統合】【21卒】川崎重工業の夏インターン体験記（理系/技術系総合職）No.7526（早稲田大学大学院/男性）（2019/10/10公開）

つくる物のスケールの大きさや幅の広さから重工メーカーに興味があり、その中で大手の川崎重工のインターンに参加しようと思ったため。製品は身近とは言えないものもあるので実情を知りたかった。また大手三社の違いや今後の取り組みについて理解を深めたいと思った。

抽選で選ばれるタイプのインターンなので選考に対して特に対策や準備は行わなかった。ネットで大まかな事業内容や社内のカンパニーについて予習した。

技術系インターンシップ　F：Tech

1日目にやったこと

グループワークで火力発電のタービンにおける燃焼系の最適化のようなことをやった。特に事前知識は必要なく、簡単な計算をチームで進めていくというものであった。その結果が評価されている様子もなかった。

なし

フィードバックというか川崎重工が意識していることとして、各カンパニーでの”技術深化”とカンパニーを横断した”技術統合”に力をいれていきたいと何度も強調していたのが印象的。

限られた制限時間の中で資料を読み込み、ルールをを理解し、グループ内で手分けして計算するのが大変だった。グループ内にはいまいち課題内容を理解できていないひともおり、そういった人をうまくフォローしながら指示を出し、作業を円滑に進める必要がある。

川崎重工に限らず大手重工メーカーに言えることだが、事業が多角化していることと、それぞれが独立して高い技術力をもっていることに強みがあることを知った。これからの時代はそれぞれの技術力を高めるだけでなく、垣根を超え融合させていくことでこれまで世界になかったものを打ち出せるのだと感じた。

ガスタービンやLNGの性質について事前に知識があればグループワークは楽に進められたとは思う。ただなくても一切問題はない。

時間も半日と短く業界説明、企業説明、簡単なグループワークという内容だったので入社後の自分が働いている姿までは正直イメージできなかった。また質問の機会などもなく、社員さんも人事の方のみだったので、あくまで会社について理解を深めるにとどまった。

本インターンでの業界説明や会社説明などを聞き、やはり自分の専攻分野としては重工メーカーからの需要は高いと感じた。だからといって内定が出るという自信はないがチャンスは十分にあると思う。正直コミュニケーション能力は低そうな学生が多かったので、面接では差をつけることができるかもしれない。

このインターンでは良くも悪くも期待を裏切られることがなかったので特に志望度に変化はない。想像どおりスケールの大きなものづくり、豊富な事業分野、世界を舞台にできるところに魅力を感じた。一方でやはり勤務地や作業着姿にはやや抵抗があるなと自分の中で再認識した。

このインターンシップ事態は選考もなく当日も評価されていないため特に有利に働くことはないと考えられる。ただこれに参加するとその後、特別な座談会の案内がくるので参加して損はないと思う。

メーカーとインフラ業界を中心にみている。メーカーの中では消費財など比較的小さく身近のものから重工のようなスケールの大きなものまで幅広く検討している。今回は後者である川崎重工のインターンでその魅力を感じたいと思い参加した。またつくる側のメーカーと使う側のインフラ両方へ参加し、自分にどちらが向いているのか比較したかった。

このインターン自体は本当に会社の表面的なところしか知ることができなかったので、今後の座談会や別のインターンでより実際の業務内容などに理解を深めていきたい。ただ大きなものをつくれるというスケールの大きさは魅力的であると自分のなかで再確認したので、本選考でも重工メーカーを視野にいれて活動したいと思った。