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富士通株式会社 報酬UP

【未来を拓くAIの魔法使い】【18卒】富士通のソフトウェア開発の本選考体験記 No.2527(東京大学大学院/男性)(2017/12/6公開)

富士通株式会社の本選考における、説明会の参加からWebテスト、エントリーシート、面接、内定までの選考内容や注意すべき点などを公開しています。面接の実施時期や評価されたと感じたポイントなど先輩のアドバイスを見て、選考対策に役立ててください。

※ 本ページに表示されるタイトルおよびHTML上のメタ情報には、生成AIが作成した文章が含まれます。

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2018卒富士通株式会社のレポート

公開日:2017年12月6日

選考概要

年度
  • 2018年度
結果
  • 内定入社
職種
  • ソフトウェア開発

投稿者

選考フロー

企業研究

企業の個別説明会に参加し、そこで配布されている事業紹介冊子が役に立った。各事業本部ごと、各業種ごとの仕事の種類や役割や実例が詳しく記載されているため、ESを書く際に強調すべき部分が明確になった。その冊子を参考にしながら特に気になる部分のサービスや製品についてネットでさらに調べて深堀していった。特にAIや機械学習に興味があるので富士通独自のAIを競合他社のものと比較しながら長所、短所を明確に自分が大学院に身につけたスキルがどう活かせるのかを分かりやすく説明できるようにした。特に富士通のプレスリリースが詳細なので、それを読み気になるワードなどを調べた。富士通研究所には落とされたが、反省点として提出するスライドの作り込みをもう少し真剣にすべきだったと思った。

志望動機

実物のないネットと実物のあるモノを繋げられるシステムを開発し最適なサービスを提供する点にソフト開発の魅力を感じました。システムの原理を理解して1つ1つの要素を組み立てる工程は物理学を学ぶ中で培った一般原理から個々の事象に定理を適用させていく演繹的な考えが発揮できるのではないかと思っています。ICTの核となる通信技術に携わることができ、常にネットを通じて最新の技術が更新されるのでハードに比べ新技術のキャッチアップや導入が容易に行えるため好奇心さえあれば常に最前線で活躍できると思い可能性を感じました。
研究職からは富士通独自の最先端技術を学べ、それをお客様のニーズを捉えたSE目線でシステムに還元するといった研究職とSEの仲介者的存在であり両者から刺激を受けられる点にも魅力を感じました。特にIoTや人工知能を用いた解決策を提示するSEの近くでシステムの開発に携わり貴社のビジネスに貢献したいです。

説明会・セミナー

時間
- -
実施時期
2017年04月

エントリーシート 通過

実施時期
2017年05月
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

ESの内容・テーマ

学生時代の取り組みの中であなたが自信を持ってやり遂げたと言えるエピソード/富士通で挑戦したいこと/当該職を志望する理由

ES対策で行ったこと

就活会議のエントリーシートを参考に自分とバックグランドや志望職種が似ている人のものを参考にした。公式サイトのプレスリリースを読み、自分の専門性が活かせそうなことを書いた。

1次面接 通過

実施時期
2017年05月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
ベテランのソフトウェアエンジニア
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

AIを専門に研究しているわけではないが物理で学んだ事をどう違う分野に活かせるのかを説明できた点。幅広い事業の中からその能力が活かせるものを抽出して具体的に説明した点

面接の雰囲気

面接官は基本的に情報が書かれたノートPCを見ながら話すスタイルだった。第一印象は穏やかに話しやすい人だと思った。こちらが応答で詰まっても特に嫌な顔をせず丁寧に待ってくれた。担当している業務について質問をすることで次の面接の話題作りにつながった。

1次面接で聞かれた質問と回答

なぜこの会社に応募したのか/従事したい業務について/専門性をどのように活かすか

御社を志望した理由は御社が抱える事業分野の規模や種類の豊富さに魅力を感じた点です。私は特にAIや深層学習を用いるビジネスに強い関心があり、御社はその領域においては生産物流、需要予測、金融、介護など幅広いビジネスを手がけているので入社してから活躍する選択肢が広がっていると思いました。私は大学院では物性物理学を研究しており、現象から本質的な要素を抽出したモデルを構築し解析計算やコンピューターを用いた数値計算を利用することで物質中の電子の振る舞いを定量的に分析しています。このモデルを用いてプログラミングによる定量評価を下す能力を時系列評価や需要予測など数理能力が必要とされるAIサービス事業において活かしていきたいと思っています。

研究以外で学生時代に力を入れたこと

学部生の間、軽音系のサークルで副部長と音響を担当していました。副部長としてはライブや合宿の手配、機材の修理など雑務をこなしてサークルの運営をサポートしました。音響としては、大学に特別ライブハウスなどがないため、体育館を借りてライブ会場の設営を行いました。アンプやスピーカーの設置・配線、ライブ本番中の音量の調節など音響のメンバーに仕事を割り当ててライブを実行していました。この経験を通じて得た副部長として組織全体を俯瞰する能力と実際に音響として手足を動かしプロジェクトを成功へと導く能力を、社会に出た後も活かして専門的なスキルだけではなく人とのコミュニケーションを大切にして異業種の人であっても交流を深めていきたいと感じています。

2次面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
ベテランのソフトウェアエンジニア
通知方法
メール
通知期間
1週間以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究で得たスキルをどう実際の業務に活かせるのかを具体的に説明できた点。お客様と近い立場か遠い立場の質問に対して両方の長所を明確にし短所を補うようにして自分の意見を伝えられた点。

面接の雰囲気

面接官は第一面接と同様に情報の書かれたPCを眺めながら話すスタイルだった。前回の面接よりも少し喋りにくい雰囲気だったが圧迫という程ではなかった。

2次面接で聞かれた質問と回答

研究の内容について/従事したい業務について/仕事をする上ではお客様に近い方が良いか、遠い方が良いか

内容は前回の面接と似たようなことを話した。まず大学院では物性物理学の理論を専攻しており、電子が不純物ポテンシャルを通過するときの通りやすさを示す電気伝導度を解析的手法やコンピューターを用いて数値計算によるアプローチを取り分析している。自然現象から本質的な要素を抽出して数理モデルを構築する能力や乱数を用いてるアルゴリズムを実装するプログラミング能力を活かしてAIや深層学習を用いた需要予測、生産物流などの定量的評価が必要となる最適化問題の分野で役に立ちたい。初めの間は基礎的知識が身についていないと思うためお客様とは遠いフェーズでシステムの深い部分に携わりたい。ある程度知識やスキルを身につけてからお客様の元に出向いて本質を理解した上での営業やコンサルを行っていきたい。

具体的に研究で用いているアルゴリズムについて

電子相関と呼ばれる電子間のクーロン相互作用力に注目し相互作用する電子系における大きさのある不純物問題について考えています。相互作用が絡む多体問題では考えるべき状態数が指数関数的に増大し解析的計算が困難になるので、量子モンテカルロ法(QMC)と呼ばれる数値計算によるアプローチを行っています。QMCとは量子力学にモンテカルロ法を応用した手法で、ボルツマンウェイトと呼ばれる各状態の実現のしやすさを表す量に重要な寄与をする状態のみを乱数を用いてうまくピックアップすることで統計的に物理量を計算することが可能です。現在はQMCを行うプログラムを実装し計算の定式化を行い研究を進めています。この分野では実際の実験の設定から重要な寄与をする効果を抽出しモデル化する能力とモデル化したものを数値計算により解析する能力が必要となります。

最終面接 通過

実施時期
2017年06月
形式
学生1 面接官1
面接時間
30分
面接官の肩書
人事
通知方法
電話
通知期間
3日以内

評価されたと感じたポイントや、注意したこと

研究だけでなくサークル活動について説明し、そのサークルで得た経験や能力を社会に出てもどのように生かすのかを説明できた点。

面接の雰囲気

最終面接ということもあり比較的穏やかだった。今までは現場のエンジニアが面接官で技術的な話題が中心だったが今回は性格など人となりや経験についての質問が多かった。

最終面接で聞かれた質問と回答

研究について/学生時代力を入れたこと/なぜ富士通か

研究は物性物理学の理論を専攻しており、物質中の電子の振る舞いを解析的手法やコンピューターを用いた数値計算を利用し分析しています。富士通においてもプログラミングを用いて定量的に評価する業務であるAIや深層学習を用いた需要予測、最適化などの分野で力を活かしていきたいです。富士通を選んだ理由はスパコン京に代表される世界的にも有数な技術力の高さとそれを適用する事業分野が豊富である点です。いくら高くて貴重な技術を持っていたとしてもそれを試すことのできる会社でないと意味がないと思います。学生時代は軽音系サークルに所属し副部長を担当して、サークル活動の運営をサポートしていました。他大学との合同ライブを企画し異なるコミュニティとの交流の機会を増やしました。この経験を活かして分野の垣根に囚われず社会に出ても様々なアイデンティを持つ方と交流し知見を増やしていきたいと思います。

他社と迷った場合に当社に入社する決め手は何か

他社との比較材料は技術力の高さとそれを吸収できる環境だと思います。AIや深層学習では日々ものすごいスピード発展しており若手の私たちが吸収し逆にベテランの方々に説明するぐらいにまで理解が必要となってきます。御社ではヒューマンセントリックAIであるZinraiや長年世界トップラクスの計算能力を誇るスーパーコンピューター京など各時代で代表となる技術や製品を世に繰り出しているためソフトウェア開発職としてキャリアを積んでいくには恵まれた環境だと思っています。また開発職であっても研究所との連携、出向などが頻繁に行われているため最先端技術の研究やそのトレンドについても敏感にアンテナを張り巡らせることのできる刺激的な環境が整っていると感じました。

内定者のアドバイス

内定後の企業のスタンス

他社と迷っているという事を伝えたが関係なくとりあえず1週間以内に内定の意思がない場合は取り消すと言われた。

内定に必要なことは何だと思うか

あまり変わった質問は出てこないので率直に自分の研究内容や従事したい業務について説明出来る様になっておいた方が良い。事業分野が広いので自分の興味のあるものをある程度絞って面接に臨んだ方が良い。ソフトウェア開発なら当然プログラミングの経験や使用言語について問われる。SEの子会社が合併したせいでSE採用の人数が多い気がした。不安な人はSEも併願して受けておいた方が内定率は高くなると思います。文系出身のSEもある程度います。

内定が出る人と出ない人の違いは何だと思うか

自分の研究や専門分野で得たスキル(プログラミング能力、定量的評価)をどうのように実際の業務に活かせるのかを具体的に説明出来る点。後は研究以外に1つ、サークル活動やバイトなど人との交流をアピールできるエピソードを持っている点。

内定したからこそ分かる選考の注意点

最終面接では圧迫とゆるい面接を行う2種類の面接官がいるようです。過去の体験記や掲示板を読んでもゆるい方が内定が出ている印象がある。インターンに特別参加しなくても内定が出た。内定後は他社の選考を待ってくれないので嘘でも内定を受諾するといった方が良い。

内定後、社員や人事からのフォロー

内定通知後に内定者の交流会があった。人事から研修や配属の仕組みについて聞くことができた。

内定後入社を決めた理由

入社を決めたポイント

  • 会社のブランド・知名度
  • 会社の規模
  • 会社の事業内容・サービス・やりたいことが実現できる

入社を迷った企業

大和証券株式会社

迷った会社と比較して富士通株式会社に入社を決めた理由

大和証券は給料も高くて魅力的だったが経済という専門性に囚われるために自分のキャリアが狭くなるような気がした。また社員は自分でFXなどの投資を行ってはいけない規則がある点にも引っかかった。富士通ではAIや深層学習を用いた最適化問題を通じて生産物流、需要予測、化学の組成、金融のポートフォリオなど様々な分野に携わることができ、間接的に金融分野にも貢献できると感じた。面接をしていく中で経済自体には興味がなくやはり自分はAIなどの技術よりな点に興味があると感じたため。

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富士通の 会社情報

基本データ
会社名 富士通株式会社
フリガナ フジツウ
設立日 1935年6月
資本金 3246億円
従業員数 140,365人
※連結 ※2018年5月31日現在
売上高 4兆963億円
※2017年度
決算月 3月
代表者 田中 達也
本社所在地 〒211-0053 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番1号
平均年齢 43.6歳
平均給与 965万円
電話番号 044-777-1111
URL https://global.fujitsu/ja-jp
採用URL https://fujitsu.recruiting.jp.fujitsu.com/recruit/
NOKIZAL ID: 1130260

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