【課題解決の魔法使い】【22卒】オービックの夏インターン体験記（理系/総合職）No.12435（東京大学/男性）（2021/1/25公開）

システムインテグレーターがどういう業務を担当しているのか、ITコンサルティングファームとはどのように異なっているのか、理解したいと考えていたため、システムインテグレーターのリーディングカンパニーである当社に応募した。

システムインテグレーターがどういう業務を担当しているのか、インターネットで簡単にリサーチしてから臨んだ。

応募 → エントリーシート → WEBテスト

架空のクライアントにシステム導入をすることで課題解決をする

1日目にやったこと

初日の午前から、システムインテグレーターとはどういう業務を担当しているのかに関するグループワークがあった。午後からは、メインのグループワークである『架空のクライアントにシステム導入をすることで課題解決をする』に取り組んだ。

2日目にやったこと

メインのグループワークである『架空のクライアントにシステム導入をすることで課題解決をする』に対するプレゼンを個人単位で行った。その後、人事の方からフェードバックを受けた。

人事社員

景品（優秀者に向けて）

システムインテグレーターは、単にシステムを作るだけの存在ではなく、クライアント企業の課題を解決する存在である、という言葉が非常に印象的であった。ITコンサルとの住み分けも理解できた。

インターンシップに慣れている学生ばかりではなかったため、議論をしっかりとまとめあげていくことや、話していない学生に対して話を振ることなど、様々な方面に気を使わなければならなかったこと。その割に、２日目の発表は個人だったので、ややインターンシップの意図が見えなかった。

システムインテグレーターの業務を深く理解することができた点が、このインターンシップに参加したからこそ学べたことであると思う。実際に企業の課題を解決するとはどういうことなのか、クライアントの設定をしプレゼンを行うことで、初めて理解することができた。

システムインテグレーターの中でもオービックがどのような点に強みを持っているのかを把握しておくべきだったように思う。

システムインテグレーターは、企業の課題を解決していると言っているが、そういう事業がやりたいのであれば、専門家集団であるITコンサルタントになる方が得策なのではないかと考えるようになったからだ。この会社自体に特段問題があったわけではなく、業界自体に興味が湧かなかった。

システムインテグレーターの仕事のやりがいや意義を深く理解することができていないし、あまり理解することが自分にはできないと感じていたからだ。
自分を偽って内定を取ろうとしても、どこかで嘘が暴かれてしまうのではないかと考え、自分は内定が出ないと思った。

システムインテグレーター業界の中でも、特段優れているポイントを見つけることができなかったからである。業界に関する表層的な理解はできたものの、オービックという会社がどこに強みを持っているのかを理解することはできなかった。結果的に、同業他社の中で特段志望度が上がったわけではなかった。

あまりに多くの学生が参加できるインターンシップであるから。そういった学生の一人一人を詳細に評価しているとは考えにくく、インターンシップは完全に選考の対象外であると予想される。

参加者全員に対して、いわゆるフォローアップイベントが開催されているようで、それの告知の連絡は頻繁に来ていた。

SIerにある程度興味を持っていた。基本的に無形のサービスを企業に提供できる業界に行きたいと考えていたため、この軸にあっている業界であると感じていた。
ただ、ITコンサルとSIerの違いをあまり理解できていなかったため、漠然とこの辺りの仕事につけたらいいなと思っていた。オービックに特段行きたいとは思っていなかった。

むしろ、コンサルタントに対する志望度が大きく上がったということができると思う。ITコンサルタントと担当している業務にかぶりが生じていたため、もし同じような業務に携わるのであれば、ITコンサルタントになろうと決心をすることができる大きなきっかけになったからだ。実際に、この企業を最後にシステムインテグレーターにはapplyしていない。