【テクノロジーで新規事業創出】【22卒】伊藤忠テクノソリューションズの夏インターン体験記（理系/総合職）No.12437（東京大学/男性）（2021/1/25公開）

システムインテグレーターがどういう業務を担当しているのか、ITコンサルティングファームとはどのように異なっているのか、理解したいと考えていたため、システムインテグレーターのリーディングカンパニーである当社に応募した。

システムインテグレーターに関する知識を、軽くインターネットで調べてからインターンシップの動画提出を行った。

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クライアントに対して、テクノロジーを用いた新規事業創出

1日目にやったこと

会社説明とチームビルディング。２時間程度であったため、それほど内容があるわけではなかった。また、２日目までにやや時間があったため、課題を出されていた。その課題についての説明があった。

2日目にやったこと

考えるべきテーマである、「クライアントに対して、テクノロジーを用いた新規事業創出」を6人でグループを結成して話し合って考えていた。この日はひたすら議論を重ね、案をブラッシュアップしていた。

3日目にやったこと

考えるべきテーマである、「クライアントに対して、テクノロジーを用いた新規事業創出」について、Powerpointを用いて資料を作成し、発表を行った。人事からのフィードバックもあった。

人事

なし

システムインテグレーターは、単にシステムを作るだけの存在ではなく、クライアント企業の課題を解決する存在であり、新規事業を一緒に作り上げるような存在である、という言葉が非常に印象的であった。

インターンシップに慣れている学生ばかりではなかったため、議論をしっかりとまとめあげていくことや、話していない学生に対して話を振ることなど、様々な方面に気を使わなければならなかったこと。私の他にもう一人でほとんど全ての議論をしていたように記憶している。

システムインテグレーターが、なぜ新規事業を提案することができるのか、ということについて詳しく理解することができたことが、このインターンシップに参加したからこそ学べたことであると考えている。新規事業の提案を身をもって体感でき、鋭いフィードバックを受けることができた。

インターンシップ参加前に、伊藤忠テクノソリューションズがシステムインテグレーターのなかで、どういう立ち位置の企業なのか、理解しておくべきであった。

システムインテグレーターは、企業の課題を解決し、新規事業を提案していると言っているが、そういう事業がやりたいのであれば、専門家集団であるITコンサルタントになる方が得策なのではないかと考えるようになったからだ。この会社自体に特段問題があったわけではなく、業界自体に興味が湧かなかった。

システムインテグレーターに心からなりたいとは思えなかったからだ。
事業内容や、伊藤忠テクノソリューションズがシステムインテグレーターのなかで、どういう立ち位置の企業なのかについては理解することができたものの、主要事業に社会的意義をそれほど見いだすことができなかった。

総合商社の下請け会社である、という点はやはり拭うことができないという点に気づいたからである。実際に担当しているクライアントの中でも一定の割合がグループ会社であると言っていた。独立系と呼ばれる競合他社の方が、多くの業界に携わることができると感じた。

秋・冬とインターンシップに継続的に参加したメンバーの中の一部は、いわゆる優遇ルートに乗ることができると、内定者からの情報があったからである。実際にインターンの中で発表の評価を行なっているようだった。

この後も、別のインターンシップが企画されており、そのインターンには選考なしで応募することができるようだった。

漠然とSIerに憧れを持っていた。企業に無形のサービスを提供できる会社に行きたいと考えていたため、有料候補の業界だった。
非常にインターンの時期が早かったため、この時点では特定の業界に行きたいとは考えていなかった。有名な商社の子会社ということで安定していそうであったため、エントリーしたが、特に志望しているわけではなかった。

コンサルタントに対する志望度が大きく上がったということができると思う。ITコンサルタントと担当している業務にかぶりが生じていたため、もし同じような業務に携わるのであれば、ITコンサルタントになろうと決心をすることができる大きなきっかけになったからだ。実際に、この企業ともう１社以外にシステムインテグレーターにはapplyしていない。