【成長戦略の真価】【22卒】みずほフィナンシャルグループの夏インターン体験記（文系/Real Banker's）No.11562（立教大学/女性）（2020/11/12公開）

サマーインターンだったため、まずは幅広い業界に応募しようと考えた。金融に興味を持っていて、一つくらいメガバンクのインターンを経験したかったから。また、リクルーターが付く可能性が高く、早期選考に乗れると聞いたから。

ESや動画選考はそこまで対策しなくても通る印象だった。ガクチカと志望理由は変なことを書かないようにワンキャリアなどを見て対策。志望理由は真似て自分の言葉に変えて書いた。
特に大切だと思ったことは、面接対策。オープンチャットで面接内容を洗い出し、それに関して簡潔に応えられるようにした。また、サマーだったため志望理由よりかは自分のガクチカや自己PRに関してが大切だと思ったため、大学時代の主要な行事は言語化できるようにした。

ある企業の成長戦略を考え提案する

1日目にやったこと

少し金融業界、みずほについて説明があった後、すぐにグループで成長戦略を考える始めた。相手の企業さんにアポイントを取りながら、永遠とグループワークを行い、自分たちのチーム戦略を考え抜く。

2日目にやったこと

1日目と同じグループワーク。事前資料に加え、1日目に配られた資料や相手企業さんからの要望とインプット量が膨大なため、チームでの分担が最重要。また、アポイントの時間が複数回あり、時間に余裕がない印象。

3日目にやったこと

最終発表に向けて、戦略を再度ブラッシュアップ、またパワーポイント作成。午後から１グループずつ計6グループ発表。コロナ対策で発表でない班はリモート中継？状態だった。終了後に優勝チームが発表され、フィードバックを相手の役員さんやみずほの人事部の様々な方から頂いた。

成長戦略を考えた企業の役員さん

なし

成長戦略提案は必ず「顧客理解」を最重要視すること。時には、顧客の意志に背いた提案も顧客のメリットに繋がるのであれば必要。分析したデータなども信頼性の高い情報源を使用すること、また顧客の業界理解のみならず、M＆Aした際の双方に生まれるシナジーを徹底的に考えることが重要。

1日目からまっさらな状態に加え、事前資料+1日目に配られる結構な量の資料があるため、何から考えるべきか思考の整理が追い付かない。また、成長戦略など考えたことのある人は極稀なため、グループワークの進捗が遅い時が多い。コロナ対策で時間の制約もあり、家に帰ってからZOOMでメンバーと戦略を詰めたが、3日間考え抜いたことは体力的にしんどかったが、精神面ではとてもやりがいを感じた。

銀行が行うコンサルティングというものを肌で体感できた。調べる量は膨大であるし、業界知識も全く足りなかったが、調べ抜いてチームの工夫を入れた戦略提案を協力して作り上げる楽しさ、やりがいを学んだ。また、人事部の社員さん同士とても仲が良いことに加え、本当に多種多様な方々がいたため、想像していた銀行のイメージががらりと変わった。

M＆Aと業務提携の違い。単純に言葉で説明できるとかではなく、どういった効果が生まれるのか、どういったニーズがあればM＆Aがいいのか調べておけば少しはスムーズに進んだ気がする。実例も含めて。

辛かったが、フルコミットできたから。今回のインターンで数人ほど離脱者がいたと聞いたが、私は離脱など頭の片隅にも浮かばず、インターン終了後に銀行業務が楽しいと実感できたから。人によっては向き不向きがあると感じたが、考え抜く人・チームで成し遂げることが好きな人は比較的向いていると感じた。

サマーインターンに参加したことで多少は有利にはたらくのではないかと感じた。また、今後何故金融の中で銀行か、なぜメガバンクか、なぜみずほFGかをより一層言語化する必要があると感じた。この志望理由を自分の実体験と絡め言語化することができれば内定に近づくと感じている。

銀行業務が単純に面白いと感じたため、更に自身で調べてみたいと思わされたから。また、社員さんの方が本当に良い方ばかり+頭の回転が速い方が多かったので、社員という点でも志望度が上がった。一つ今後確かめる必要があると感じていることは、インターンではかなり残業したため、実際の新卒時代の業務に関して研修制度や上司のフォローなど重点的に調べていきたい。

リクルーターが付き、面談を複数回行ってくれるから。また、成長していれば更に年代が上の方にも繋げてくださるためコネクションを作れる可能性が高いのではないかと感じた。

あまり決めておらず、大手企業という志望のみあった。このサマーインターンを通して、金融への志望度が上がったと共に、メガバンクの３つを比較し、言語化できるようにならなければいけないと感じた。加えて、金融志望と決めた場合、生命保険・損害保険と比べて銀行にしかない提供価値を自分の言葉で言語化する必要があると思う。

金融業界のインターンシップにも応募するようになった。他にメガバンクはもちろんだが、損害保険・生命保険にも参加し、金融の中でどれが一番に自分に合っているか、興味を抱くかを探るようにしている。加えて、金融業界以外にも参加することで、新たに興味を持つ業界も探している。これからのオータムである程度業界知識を身に付け、ウィンターでは更に企業ごとという細かい点まで注目する余裕を持ちたい。