【革新的な未来を拓く】【20卒】三菱電機の技術職の本選考体験記 No.7451（東京大学大学院/男性）（2019/6/26公開）

宇宙産業を希望するものとして、三菱電機を希望する場合通常は鎌倉製作所を希望するものではあるが、私は衛星開発を希望していたので、尼崎にある先端総研を希望したという背景から、先端総研でどのような研究開発が行われていて、その中で自分が興味のあるものは何なのか調べる必要があると思った。しかし、ネット検索などをおこなっても、研究の中身に関する内容についてはほとんど書かれておらず、調べるにも限界があると感じたため、インターンで実際にその職場を拝見し、また工場見学でその点を重点的に社員に質問することで具体的な業務内容や研究内容を把握できたことで面接でより内容濃く、話すことができた。加えて、三菱電機内の各事業所同士の関係性や仕事の分担なども把握すべき内容として調べておいたことが面接では功を奏した。

私が御社を志望する理由は、簡潔に話しますと三つあります。
一つ目は、人工衛星の打ち上げを子供のころに拝見し、革新的内容に挑戦していることに感銘を受け、将来はこういう仕事がしたいと考えていたこと、
二つ目は、実際にインターンで職場を拝見し、人工衛星は国民から非常に注目度の高い製品であるがゆえに失敗が許されず、実際の業務でもミス一つ許されない過酷な条件で忠実に要求通りの設計を行う社員の姿を見て、自分の正確に適性があると感じつつ、自分が働く姿が明確にイメージできたこと、
三つめは、インターン中、社員様が親切で丁寧に指導していただき、若手教育という点でも名実ともに力を入れていることが確認できた点、
の三つです。
(志望動機を話す際、覚えてきた文章をただ話す形にすると薄っぺらく聞こえてしまうのでその時自分が考えた内容を素直に話すことが面接官の印象を上げることになる)

内定を受諾したら就活をやめて確実に三菱電機に入ることを約束することを求められ、回答を少し待ってほしいと話したところ、あまり待てない雰囲気を出された。

宇宙産業は非常に人気な分野であり、それだけ意欲のある学生が死亡してくることになるので、そのような学生との差別化が必要不可欠である。そのためには、だれもが考えもしない意見やアイデアを手札として持って置き、面接の内容に応じて人事官に陰状強く与えられるよう話すことが重要だと思う。優秀な学歴を学生ばかりであるがために自分にしかない持ち味や特徴をアピールポイントとして全面に主張するべき。(周りの学生と同じようのことを言っていても絶対に通らない。)

自分の中に明確な軸を持っていることが分かれ目だと思う。具体的には、志望動機もただ宇宙系が好きというよりはむしろ、いくつか明確な理由を添えて論理だてて説明することで印象を上げることができると思う。面談中に人事官に自分自身への興味を持ってもらうよう話し方に工夫点を入れておくと多額性と差別化がはかれる。

専攻が全体的に緊張感ある雰囲気で行われる。また質問の節々でネガティブな一面に着目してその点に対してどのように対処するのかということを聞かれたため、マイナス面の対処法を考えておく必要がある。(これは実際の仕事におけるトラブルが起こった時の対応力が要求されるためと考えられる)
加えて、これまでの学歴や背景は面談が始まってしまえばあまり重要視されるものではなく、むしろ面談中の発言や対応を最大限重視して選考可否を判断しているように感じた。

特に特別なフォローはなかったが、やたらと求めていただけていた分、早めに内定受諾の判断をしてほしいといわれ、人事からの熱意が強く伝わってきた。