【成長支援の喜びを共有】【16卒】 野村総合研究所 経営コンサルの通過ES(エントリーシート) No.656（東京大学/男性）（2015/12/21公開）

私がこのキャリアフィールドで実現したいことは、コンサルティングを通じて、日本企業のさらなる成長を支援し、事業が上手くいった時の喜びを顧客と共に分かち合うことである。少子高齢化や人口減少により、あらゆる業界において市場の縮小が問題視されており、日本企業は今後も様々な困難に直面することが予想される。その際、私はコンサルタントとして顧客となる企業と共に困難に立ち向かい、改善策の提案・実行支援を行いたいと考えている。このようなことを実現する場として私が貴社を志望する理由は、貴社が常に「顧客ファースト」という意識をもって仕事に取り組んでいることをインターンを通じて実感できたからである。インターンの際に、私たちのグループは、ある会社の改善策として、工場の閉鎖を提案した。その際に社員の方から、その提案は工場で働いている社員やその家族のことまで考えているのか、という指摘を受け、私はこの指摘に胸を打たれた。私はコンサルタントとして顧客のことを第一に考えて仕事をすることの重要性を再認識するとともに、貴社に入社して顧客から信頼されるコンサルタントになりたいという思いが強まった。（485字） 続きを読む

私が乗り越えた困難は、大学１年の頃から続けている経営コンサルティング会社での書類作成アルバイトである。アルバイト先の事業の概要は、国の法律に基づき、中小企業が新たな事業活動に取り組む経営革新計画の承認申請を代行することである。審査は、各都道府県によって書類審査と面接で行われる。社員は営業に専念しているため、私は単なるアルバイトではなく、公的申請書類の作成にかかわるプロとして扱われている。顧客の所属業界が多様であるのに加え、会社の商品となる書類に求められる質は予想以上であり、初めは上司に書類の質を納得してもらえず、何度も書き直しを命じられた。そこで、先輩の書類を読み、文章の添削をお願いすることや多様な業界に対応すべくこまめなリサーチを続けることにより書類の質をあげた。これを通して、恥かしがらず積極的に助言を求め、吸収することの重要性や粘り強く責任感を持って仕事をすることの大切さを学んだ。（398字） 続きを読む

私のアルバイト先である中小企業向けの経営コンサルティングを行う企業の課題と解決策について述べる。この企業は、今年で設立７年目を迎える新鋭の中小企業である。これまで、毎年順調に売上を伸ばしてきており、主たる経費が人件費で、その他に大きなコストがかからないため、財務体質は健全である。この企業の課題は、顧客数の増加に伴う業務の非効率化である。年々、顧客数が増加し、処理すべき案件が増えてきているが、その処理スピードが顧客数の増加スピードに劣っているため、近頃、顧客からの苦情を受けることが多くなった。この原因は、会社の商品である書類の作成のほとんどを毎日出社することのできない学生アルバイトに一任しており、そのアルバイトの管理も十分ではないということである。私が考える解決策は、学生アルバイトでなく、書類作成を担当する正社員の新規雇用である。この新規雇用は、現在行っている営業担当の採用とは異なるものである。現在、顧客の獲得は滞りなくできていることと、財務面に問題が無いことを考慮に入れると、常時出勤できる書類作成担当の新規正社員雇用により、書類作成スピードがあがり、業務が効率的になると考える。（496字） 続きを読む