【挑戦と経営課題解決】【21卒】ジェイエイシーリクルートメントの夏インターン体験記（文系/コンサルタント）No.9433（お茶の水女子大学/女性）（2020/7/15公開）

逆求人サイトで良い評価をいただき、スカウトされたので参加することになった。
また、大学で労働経済学について学んでおり、人のキャリアについて関心があった。
他の人材会社のインターンシップに参加したことがあり、どのような違いがあるのか興味があったことも参加の動機である。

逆求人サイトに登録していたところ、スカウトの連絡が来たので、エントリーシート などは提出していない。

某メーカーの海外進出のカギを握る人材を紹介せよ

1日目にやったこと

約30分で自己紹介と業界・会社理解、残り150分で人材コンサルティングの体感型ワークを行った。
業界・会社理解では両面型/分業型ビジネスモデルの説明がされ、両面型ビジネスモデルをとっているJACの強みが強調されていた。

2日目にやったこと

1日目の作業の続きで、人選・推薦・面談・発表を行った。
求職者や会社の採用担当者に扮したJACの社員の方と数回、各5分程度面談を行い、誰を推薦するかチームで話し合い、最後は全員の前で発表した。

若手社員

なし

求職者が以前働いていた業界やそれまでの経験に縛られず、その人がどのようなことに挑戦していきたいと考えているのかについて深掘りした方が良いと言われた。
また、「誰を推薦するか」ということよりも、それによってどのような「経営課題」を解決したいのか考えることが重要と言われたことが印象的だった。

模擬面談の時間や全体的な準備時間が短く、インプットとアウトプットをほぼ同時にやらなければならなかった。面談の回数は何回かあったが、必要な情報を整理し、聞きたい情報を適切に聞き出す作業は意外と難しく感じた。
また、模擬面接の相手はハイクラスの求職者という設定であるため、振る舞いや言葉遣いに気をつけながら面談をするのが大変だった。

インターンシップに参加して人材会社の仕事は単に人を推薦するのではなく、それによって会社の経営課題を解決することだという事を学んだ。また、人材会社のビジネスモデルにも2種類あり、そのうち両面型を採用している会社は数少ないという事を知ることができた。

人材会社のビジネスモデルや会社ごとの違いについて事前に調べておけば、グループワークや質問がしやすかったと思う。

社員の方は良い人ばかりで、このような雰囲気の職場で働きたいと思った。
しかし、夜遅くに仕事をしなければならないことや離職率が高いことが気になり、ワークライフバランスや安定を求める自分には合わないのではないかと思った。
また、中途で入る人が多く、新卒で入る自分が活躍している姿が想像できなかったこと、ハイクラスの人を相手に仕事ができるのか不安に感じたことも理由である。

面接が4回あると聞き、さらに社員の方は普段から面接にも慣れている事を考えると、相当の志望動機の強さが必要ではないかと感じたため。
人材業界が自分にぴったりの業界とは感じなかったため、選考を重ねるごとに面接官は違和感を感じるのではないかと想像した。

社員の方の人柄が良く、職場の雰囲気も良いのではないかと想像した。
ハイクラスの求職者が主なお客様と知り、今後労働市場が流動化しシニアの転職が増加する中、将来性のある企業だと感じた。
インターンシップに参加する前は、会社の名前も知らなかったが、歴史のある人材会社だと知り、志望度が上がった。

個人的に顔と名前を覚えてもらったので、イベントに参加すればするほど、面接が楽になるのではないかと思う。また、内定者ランチ会もインターンシップに参加した人限定であったため、有利になるのではないか。

公務員が第一志望であったが、民間企業は社会貢献性・公益性が高いと思った企業は調べていた。
業界は特に絞っていなかったが、「人」と関わることのできる企業が良いと思っていた。
通っている大学の先輩が受けたことのある企業は積極的にインターンシップに参加するようにした。また、逆求人サイトに登録し、声がかかった企業も視野に入れていた。

2日間のインターンシップを通して、「人」という経営資源を用いて課題を解決する人材業界も面白そうだと感じた。また、企業に対する高感度。志望度が確実に上がった。
ただ、夜に求職者との打ち合わせが多いことや離職率が高いことが気になり、ワークライフバランスや安定を求める自分には合わないのではないかと思った。
若いうちからバリバリ仕事をしたい人にはぴったりの会社だと思う。